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常温常圧アンモニア合成。これはブレイクスルー来たか? twitter.com/XianbiaoFu/sta…
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テトロドトキシン、パリトキシン、ハリコンドリンBなど、天然物全合成の巨人であった岸義人・ハーバード大学名誉教授が亡くなられたとのこと。ご冥福をお祈りいたします。 twitter.com/SchreiberStuar…
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Sharpless教授は不斉触媒の研究で2001年に受賞していますが、その後にこの分野の研究を捨て、全く新しい「分子同士を効率よく結びつける技術」というコンセプトを提唱しました。この手法はカチッと部品同士をくっつけるのに例えて、「クリックケミストリー」と命名されました。
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自転の仕方もいろいろ。木星かわええ。 twitter.com/foxhandybread/…
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「結合男子」には貴ガスの登場の余地がないかと心配しているみんな、キセノンやクリプトンにはフッ化物が知られているし、何ならこんな頭のおかしい化合物も作られてるくらいだから全然大丈夫だ!
twitter.com/KentaroSato/st…
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やはり内部告発があったのか……。ノーベル賞を出した島津のブランドが、深い傷を負った感。
newsdig.tbs.co.jp/articles/rkk/1…
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「優勝旗が白河の関越え」とみんな言ってるけど、仙台育英の野球部って常磐道沿いにあるから、勿来の関を越えてくる可能性もけっこうあるぞ。
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話題の研究。立方体型炭化水素キュバンの水素を全てフッ素に置き換えた化合物を合成。フッ素の電子求引性により、キューブ内に電子を受け入れることが明らかになった。美しい研究の一言に尽きます。science.org/doi/10.1126/sc…
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「アケルナ」と表に書かれ、厳重に封印された金属の箱が研究室に代々受け継がれていた。何か毒性の廃棄物という噂だったが、准教授に聞いてみると静かに微笑みながら「うーん、まあ開けない方がいいと思うよぉ」……。
#毎日暑い日が続くから背筋が冷たくなるアカデミック怪談を披露しあおうぜ
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@konamih あれ以来、女性に声をかけられると頭の中の司馬仲達がアラートを発してくれるようになりました。
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免疫のない某工大生などは、実によいカモであったのだろうな。
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研究室でその話をしたら、「俺も同じ子から声をかけられた」というやつがいた。危なかったな、今にして思うと。
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大学院生の頃、眠い目をこすりながら電車の中で論文を眺めてたら、隣の席から「難しそうなもの読んでらっしゃるんですね」と声をかけられた。振り向くと、目も覚めるくらいのハーフ美女。あわあわしていると「お疲れの時はこちらにいらして下さいね」と、某教団の名刺を渡された。お、おぅ……。
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化学構造をにおいの一覧表。面白い。なんじゃこれというのがぽつぽつと混じっている。 twitter.com/erin_rod_phd/s…
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シクロアワオドリンの衝撃の登場から31年、鳥取大よりシクロカサオドリンが爆誕したとの情報。今後はシクロギオンマツリンやシクロダンジリンなどの登場が待たれる。
pubs.rsc.org/en/content/art…
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archive.orgで80年代のパソコン雑誌が見られるということで、Oh!Xが懐かしすぎて鼻血が出そうになっている。
archive.org/details/ohxmag…
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#今日の構造式 502
先日、バイケイソウという野草を食べた人が食中毒を起こしたというニュースがありました。バイケイソウは、ギョウジャニンニクやオオバギボウシなどの山菜に似ていますが、全体に強い毒があり、食中毒事故がよく起きます。嘔吐や下痢などを引き起こし、重度の場合は死に至ります。
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苦労の末に合成した化合物が結晶化したので、喜び勇んでX線結晶解析をしに行ったが、なかなか帰ってこないので心配した仲間が見に行ってみたら、こんな構造が映し出されたモニターの前で気を失っていた某教授の若き日のエピソードって以前書きましたっけ twitter.com/DHQD2_PHAL/sta…
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「××教授最終講義」という文字がタイプミスで「最終奥義」になっていて、炎の呼吸・玖ノ型を繰り出す教授を想像してつい笑ってしまった。
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#今日の構造式 430
有機化学の世界で出てくるのは、単結合・二重結合・三重結合の3種類です。では四重結合というのはないのか?サイズの大きな金属元素では、かなり古くから知られています。たとえばレニウム同士が四重結合を作ったイオンがあり、σ結合1本とπ結合2本に加え、δ結合を1本持っています。
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余談ながら、m1Ψの原料でもあるシュードウリジンをワクチンメーカーに供給しているのは、何と日本のヤマサ醤油なのだそうです。核酸の中にはうま味を持つものがあり、ヤマサはこれらを生産してきました。シュードウリジンも研究試薬として製造しており、ワクチンにもこれが用いられているそうです。
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mRNAを体内に投与し、望みのタンパク質を作らせるアイディアは古くからありました。ただし実際にこれを行なうと、免疫系が反応して重い炎症を起こしてしまいます。しかしカリコ博士らは、mRNAのウリジンをシュードウリジンにすると、炎症を引き起こさず体内にmRNAを送り込めることを発見したのです。
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#今日の構造式 414
今年も一年、ご覧いただきありがとうございました。大晦日ということで「今年の分子」的なものを考えてみたのですが、やはり2021年はこちら1-メチルシュードウリジン(m1Ψ)がふさわしいのではという気がします。今年世界中で接種された、mRNAワクチンの鍵となった化合物です。