ウクライナにロシアが侵攻し、多くの方が命の危険から逃れ、難民となる状況が報道されています。 日本でウクライナやロシアに帰国できないことを表明する庇護希望者に対しては、迅速な保護が必要です。⇒続 jp.reuters.com/article/ukrain…
昨日、日本政府はウクライナからの避難民を受け入れると表明しました。迅速な受け入れ表明と受け止めています。 一方、現在日本には、様々な国や地域から紛争や迫害を逃れ、難民として保護を求めている人々がいます。⇒
ウクライナの情勢から難民となった方々に対して、多くの関心が集まっています。 引き続き、ウクライナをはじめ、様々な国や地域から日本に逃れてきている難民の方々が適切に保護されるよう声をあげていきます。
UNHCR特使をつとめる俳優のアンジェリーナ・ジョリーが、「ウクライナ侵攻前から世界には8200万人の難民がいた」とすべての難民の「平等な権利」を訴えました。huffingtonpost.jp/entry/story_jp…
ウクライナからの「避難民」をめぐる議論を受けて: 難民条約上の難民に該当するのかという議論がありますが、今回ウクライナから避難した方々のように、「武力紛争および暴力の発生する状況から避難した者」も国際的には難民として定義しうるとされています。⇒
「武力紛争および暴力の発生する状況から避難した者」も、UNHCRのガイドラインなどで難民として定義しうるとされており、現在では各国で難民として認定されています。 その一方、日本政府は難民の定義を非常に狭く解釈し続けてきました。たとえば、シリアでの内戦から逃れてきた方々は⇒
日本をはじめ難民条約に加入する国は、条約上の難民の定義に基づき難民認定を行っています。条約採択時には想定していなかった状況で難民となる多くの方々のことも保護するため、国際的には難民の定義が広げられてきました。今回ウクライナから避難した方々のように⇒
他国では広く難民認定されていますが、各国と比較すると日本で難民認定された方は少数です。 日本政府は難民の定義に関する現状の厳しい解釈を修正し、ウクライナから逃れた方々をはじめ、他の国や地域から日本に逃れてきている方々も含めて、国際的な基準にそった難民認定を行うことが必要です。⇒
難民として認定されれば安定した在留資格を付与され、母国に送還されるおそれはなくなり、日本語の支援などが受けられます。 世界各地での紛争等により絶えず多くの難民が発生する中、ひとりでも多くの方を救うために、難民条約を基礎としつつ、難民の定義の広がりに柔軟であるよう求めます。
紛争からの避難者を「準難民」として保護する制度として、「補完的保護」を規定した入管法改正案の再提出が報じられています。 改正案の「補完的保護」は国際基準を踏まえない限定的なもので、紛争から逃れた人を含め保護を必要とする人が対象とならないことが懸念されます⇒ jiji.com/sp/article?k=2…
難民条約は紛争から逃れた人にも適用されます。難民の定義を限定的に解釈する現行の難民認定制度の見直しが今こそ行われるべきです。 昨年廃案となった改正案は、申請者の送還を可能にする規定を設けるなど、日本に逃れている難民保護の観点から重大な問題があり、再提出を強く懸念します⇒
昨年廃案となった入管法改正案の問題点をまとめたJARの意見書を再掲します。 日本に逃れてきた難民の方々が適切に保護され、安心して暮らしていけるための法制度の改善を求めます。 #難民の送還ではなく保護を refugee.or.jp/report/refugee…
「難民等の保護に関する法律案」が野党により今日参議院に提出されました。難民保護のよりどころとなる重要な法案だと考えます。 日本の難民認定制度には多くの課題があり、難民保護に特化した法律の必要性が国連などから指摘されています。 jiji.com/jc/article?k=2…
[速報]本日入管庁より、2021年の難民認定者数は74名だったと発表されました。 近年と比べ認定数は増えたものの、認定率は0.7%と諸外国と比べ非常に低いです。昨年のクーデター後の3月末に2,944人が手続中だったミャンマー出身者で、認定されたのは32人でした。 全体的な意見等を後日公表します。
トルコ国籍のクルド人男性が、難民不認定の取り消しを求めた裁判で、札幌高裁は昨日、不認定処分を取り消す判決を出しました。 高裁判決は男性がトルコで拷問され、トルコ国内で保護を受けられないと判断、男性を難民と認めたと報じられています。 digital.asahi.com/articles/ASQ5N…
本日より、世界難民の日キャンペーン「#難民に心を寄せて」を開始します! 日本で昨年難民認定されたのはわずか74人。日本に逃れた方の多くは、適切に保護されず不安定な生活を続けています。公平な支援が今こそ求められています。 6/17金まで、ハッシュタグをつけて難民について声をあげてください!
この度、『難民の報道に関するガイドブック』を発行しました。 難民に関する報道が増える中、当事者の方々に被害が生じてはならないという思いから、難民の報道にあたって留意いただきたいことを、その背景とともにまとめています。 以下から閲覧・ダウンロードできます👇 refugees.jp/guidebook01
#参院選2022 の立候補者に対しアムネスティ・インターナショナル日本が実施したアンケートより、難民・入管収容に関する質問への回答結果を、立候補者の政党別にまとめました。まず日本の難民認定状況と難民認定制度に関する質問です。以下スレッドで続けます。
#参院選2022 の立候補者アンケートより、収容に関する質問への回答結果です。 日本で暮らしている難民の方々が選挙で声を上げることはできません。大切な権利の行使である選挙、難民保護の観点からも考えてみませんか? くわしくはこちらから👇 refugee.or.jp/report/refugee…
#参院選2022 に向け各政党が公開したマニフェスト(政権公約)で、難民についてどのように書かれているのかまとめました。昨年政府が提出し成立見送りとなった入管法改正案や、その論点となった難民の収容や送還については、以下の政党が言及しています。 ※各政党マニフェストより、難民支援協会作成
明日の #参院選 に向けて、JARでは昨年政府が提出し成立見送りとなった入管法改正案や、その論点となった難民の収容・送還について、各政党がマニフェストでどのように記載しているかをまとめました。以下再掲します。 #選挙は人権で考える
ご紹介ありがとうございます!日本で暮らす難民の方々と作ったレシピ本です。15の国・地域から45のレシピを掲載しています。故郷の食材すべてが日本のスーパーで手に入るわけではないため、皆さんさまざまな工夫をしながら故郷の味を再現しています。試し読みもできます👇 amazon.co.jp/dp/4908406537/… twitter.com/yojizen/status…
吉田戦車さん(@yojizen)のご紹介で多くの方が関心を持ってくださり、Amazonのエスニック・アジア料理本カテゴリで1位になっていました!一時的に在庫切れとなっておりますが(定価は1600円+税です)、明日以降に入荷予定です。ほしいものリスト等に追加いただき、後日ご購入いただければ幸いです!
『ニッポン複雑紀行』で新しい記事を公開。東北地方にはいわゆる結婚難・嫁不足を背景に日本人男性と結婚し、移住した外国人女性が多くいます。不可視化していた女性たちの「私たちの話をしてほしい」という思いを聴き取ってきた、東北大学・李善姫さんのインタビューです。 refugee.or.jp/fukuzatsu/hiro…
クロアチア主将のモドリッチ選手は、幼少期を難民として過ごした一人です。ユーゴスラビア内戦によって故郷がセルビア軍の標的となり、祖父が殺害されたことを受け、6歳で60km離れた街へ避難。手榴弾が飛んでくることもある中、駐車場で夢中でサッカーをしたといいます⇒続 huffingtonpost.jp/entry/modric_j…