medtoolz(@medtoolz)さんの人気ツイート(リツイート順)

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結果として今までなら当たり前に処方できた各種内服薬が、新規処方が困難になりつつあり、そうした薬剤はむしろ増えつつある。改善を望むなら、不祥事をやらかした企業に国のお金を注入、薬価を上積みしてそうした企業を潤さないといけないのだろうけれど、世論がそれを許すんだろうか?
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猛暑の節電ポイント、ああいう制度がテレビでアナウンスされると、独居の高齢者にはすごく刺さりそうで困る。みんなまっさきにクーラーを消して窓をあけるだろうし。ついさっきも熱風の中で診察してきたばかりだし。
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増加トレンドからの規制緩和は、「この車のブレーキは壊れました。怖いだけなので速度計も破壊しましょう」みたいな提案で、正直いい印象が全く無い。 せめて治療薬へのアクセスをもう少し簡素化するとか、緩和に伴う感染者増加に対応できるだけの裁量がほしい。
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医療従事者がベストを尽くし、得られた結果が患者さん側の満足につながらないケースは多々あって、そこから病院が恨まれても、昔は「それが患者さん側の満足につながるのなら」と争わなかった。 SNSの昨今、その状況になったら相手を徹底的に叩き潰す覚悟で反論しないとえらいことになる。
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「多様性の科学」という本に書かれていた、「摂取した食品と血糖値の上昇幅は、個人ごとの差が想像以上に激しい」みたいな知見は、Apple Watch が予告している血糖測定機能が実現すると、栄養指導の業務が根こそぎ揺らぐようなインパクトが生じうる。
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今日も某基幹病院のホームページを見ていて思ったのだけれど、おしゃれ写真を全画面に、ふわっとしたスローガンを数秒間、閲覧する人に強制するのは本当にやめてほしい。あのページ見る人は症状を抱えていたり、心筋梗塞疑いの患者さんを紹介したかったり、あの数秒が本当に長いから。
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皮下輸液で粘るのにも限界があり、かといってこの段階からの胃瘻造設などはご家族も望まれず、結果として施設内でお看取り、診断書の病名は「老衰」になる。コロナウイルス感染症は「死因には直接関係しない病名」欄に記載することになる。横浜の施設で老衰が10人、というのはこれなんだと思う。
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何年ぶりかに昔研修医だった基幹病院に直接出向く機会があり。救急外来は深夜、若い人の発熱で救急搬送される人が増えているのだと。ひどい咽頭痛と、40度に達する発熱があれば、一人暮らしの若い人なら、たしかに救急車を呼ぶだろうよなとは思う。
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もちろんコロナウイルス感染症の動向は十分すぎるほどに怖いのだけれど、今はとにかく「かかりつけ患者さんにいつもの内服薬が処方できない」事態がそろそろ本当に来そうなのがおっかない。 初診の患者さんに「これ」という任意の薬が出せないことは、すでに日常になっていて、収まる気配がない。
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今度の波は、今までとは速度感が全く異なるだろうから、菅総理の前のめり感が棒立ちに見えるぐらいにワクチン接種を加速しないと行けないのだけれど、今の政府を見ていると、そういう空気はなさそう。 話聞いているんだろうか?
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でも実際問題として、東京/神奈川では発熱した患者さんはもちろんのこと、今までなら救急搬送になっていた別の症状を訴える方でも、搬送に時間がかかるのが当たり前になってきた。最前線で勤務する医療従事者の書き込みはほぼ悲鳴だし。
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次の波に備えるコロナ対策、今度こそ大手医薬品卸の人たちを、対策チームの中核に加えてほしい。一つの波を超え、どの薬剤をどれだけ使い、どれが不足し、代替品として手配できるのはどれなのか、あの人達はだいたい把握している。
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医師免許証はあくまでも単なる資格で、賭けるものとは違う。警察官が「怪しいからあいつを射殺すべきです。警察手帳を賭けてもいい」とか言い出したら恐ろしい。
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でもこれからたぶん、トラブルリスクの高そうなご家族と被介護者が、地域の医療インフラからまるごとパージされる事例があちこちで発生すると思う。 それがたとえ自業自得とはいえ、じゃあそうなった被介護者を誰が診察するのか。
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「日本の怪異は能力を持った人以外には見えず、一般人はひたすら恐れる。西洋のモンスターは見える驚異として集落を蹂躙、能力を持った人が脅威に対処する」的な文化の違いが、感染者が減少トレンドに入った状況での、マスクを継続する/すぐ外すの違いに影響しているのかなと思う。
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山崎製パンのローズネットクッキーとか、デニッシュリング カスタードみたいなカロリー爆弾は、そろそろ真剣に「高齢者向け栄養補助食品」に向けて舵を切ってもらえないだろうか。。エンシュアリキッドとか、アイソカルゼリーと比較しても圧倒的なぐらい、重量あたりのカロリーは高いし。おいしいし。
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業務のデジタル化とか、デジタル田園都市構想とか、何よりもまず「入院には家族の同意が必要、同伴が必要」的な、家には必ず専業主婦がいて、そうした雑務を任意の時間に引き受けてくれる、みたいな古い前提、家族制度をゼロベースで見直すところから始めないと、なんの役にもたたない。
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「善意に基づいて提案された無駄な手続き」を、会議で排除するのは本当に難しい。「民間企業は利益に敏い」的なのは幻想で、現場がどれだけ「これは無意味だ」と上申したところで、上役の誰かが良かれと思って騙され、もとい提案した感染防御の手続きは、排除されることなく現場に降ってくる。
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甘利明が出てくると、「何だ、ただの利権だったのか」みたいな変な安心感がある。。 asahi.com/articles/ASQDH…
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プロジェクトX的な大逆転が、昔はどうしてできたのかといえば、「ピンチの現場にはたくさんの技術者がいて、今の感覚なら十分ある予算を、当時はピンチと言っていた」に尽きるんだと思う。 父親世代の大学は、子供心に遊んでいるようにしか見えなかったし。遊びがあるから発想もあったのだろうし。
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たとえば沖縄で「琉球王国独立派」みたいな勢力が武力蜂起、県庁に立てこもって日本からの独立を宣言、中国が即座に独立国家を追認、独立した沖縄国に平和維持目的で中国軍の派兵を決定したとして、自衛隊はともかく、在日米軍は動けるんだろうか?
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五輪、来賓確定であったはずのVIPが、ことごとく「行けたら行く」どころか「行くのやめた」を表明しているのが、沈む泥舟感を後押ししている。。
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そろそろさすがに、企業の努力ではなく、厚生労働省が今の状況改善にもう少し関わってほしい。ぎりぎり回っているけれど、「この薬が手に入らないと生命が危うい」というレベルの薬剤も、ポツポツ品切れの声を聞く。
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「高齢者に投じる医療資源は無駄だよね?」的な論には、実際にそれをやっている当事者として、正直「そのとおりです」としか返せない。 でも自分が高齢者に分類されるであろう近未来が、「あなた達に投じる無駄な医療資源はありません」と言われる社会だったら、それはそれでだいぶ寂しい。
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「その対立が、無関係な誰かから見て面白い」ことが、ものすごいリスクになる。腕が届く間合いの誰かに納得をもらっても、会話したこともない、顔も見えない誰かが状況を燃やす。当事者が納得しても、「面白いから燃やした。燃やすとお金になる」という人は、葛藤なく燃料を注ぎ、火をつける。