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先日のなんでも鑑定団に登場した元神奈川県警の警察署長さん、「骨董に高級外車新車5台分位の金額を費やした」とか、「知人を介して知り合った元財閥の方」とか、神奈川県警をしっていると「ああ…」と納得してしまうキーワードがすごかった。
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ウクライナの状況を見ていると、「とにかく1ヶ月間は、自国のリソースだけで耐えないといけない。そこを耐えてようやく他国が動く」みたいな解答が見えてくる。
自衛隊の想定準備期間は2週間というけれど、そこから先をどうするのか、さすがにこれから考えてほしい。
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ワクチンの後遺症を自称する患者さんが来たら、(自分だったら)まずはとにかく否定を挟まず話を聞いて病歴を作成、その上で「似たような症状を受け持っている専門外来に相談しましょう。そこが疾患を否定したら、症状を緩和する治療を検討しましょう」的な話をして、まずは詳しい誰かに繋ぐと思う
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昨日もジェネリック医薬品の自主回収がアナウンスされたけれど、薬品原末の流通が原因なのではなく、やっぱり国内の工場が、国が要求するレベルの製品を作れていないんだと。薬価はまた下がるし。。
イトラコナゾールの眠剤混入から1年以上経って、改善の兆しが見えない。
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そろそろさすがに、企業の努力ではなく、厚生労働省が今の状況改善にもう少し関わってほしい。ぎりぎり回っているけれど、「この薬が手に入らないと生命が危うい」というレベルの薬剤も、ポツポツ品切れの声を聞く。
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今研修医をやっている人たちだと、抄読会の英語論文が配布されたらスマホ(Googleレンズ)でOCR、近くのPCにデータをクリップボードに飛ばして、DeepL翻訳で日本語化すると、たぶん数分単位で和訳の作業が終わる。こういうのは使えるようになっておいたほうがきっと役に立つ。
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「症状としては実に多彩で例えば50人いたら50人とも違う」患者さんを同じ病名の箱に放り込む時点で、その判断はもう、西洋医学の基本を逸脱してるんじゃないだろうか。。
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枕元にアレクサを置いている対麻痺の患者さんがいたけれど、あれは考えようによってはすごい高機能の福祉機器に思える。それこそリハビリテーションの一環として、作業療法の時間中にああいうデバイスの使い方に習熟しておくと、退院後にできることの範囲がだいぶ広がる。
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吉野家の不祥事は言葉が過激に過ぎたけれど、もう「内輪ノリ」みたいな場所は、基本的にどこにもないんだという前提で言葉を選ばないと危ないんだろう。
勉強会みたいな場所で、あえて不謹慎な冗談を用い、共犯者意識みたいなものの醸成を通じて場の団結をはかったりする手段はもう過去の遺物。
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知床遊覧船事故も、軽井沢スキーバス転落事故も、裏で起きている構図は業界問わず本当に同じだよなと思う。自分たちの業界にしたところで、トップがやたらと「患者さんのため」を口にするところは、勤務中のリスクはないことになっていたりするし。
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このインタビュー読んで、「よし、みずほは安心だ」と思える人って、いるんだろうか。。
tokyo-np.co.jp/article/173834
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世の中をどれだけ賢しげに、冷笑的に眺めてみせたところで、行動する人の説得力は万言を覆す。。 twitter.com/tencivic/statu…
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電子カルテって、やたら手間がかってそうに見える割には絶望的に使いにくい、「真心のこもったクソ」としか表現できない製品ばかりなのってどうしてなんだろう?
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認知症高齢者の、性的逸脱行為のようなものは薬でコントロールできるけれど、弄便(おむつ交換に介助者の手を借りたくない)や帰宅願望(そもそも認知として間違っていない)みたいな、その人が正しいと思っている何かを薬剤で曲げるのはすごく難しい。正義は根源的な感情で。
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ごく大雑把に、患者さん自身も罪悪感を感じうる問題行動は、抗精神病薬での対応ができるし、薬剤の投与量も(年齢なりに)少ない量で反応が期待できる。
患者さんが「良かれ」と思ってやっている何かが周囲の迷惑になっている状況は、薬剤でのコントロールは難しいし、やるのなら相当な覚悟がいる。
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ここに来て施設スタッフのコロナ陽性事例がけっこう増えてきているのが不気味。「調子が悪いので帰宅させたら陽性だった」施設と、「発熱をおして夜勤を完遂、陽性が発覚」した施設とで、明暗が分かれる。
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良心的な営業をしているように見えた施設が、スタッフが発熱しても頑張る側だったり、収益向上を最優先しているように見えた施設が、調子の悪い職員をうまいタイミングで出勤停止にできていたり、意外な側面を見ている気分になる。あるいは自分に見る目がなかったとも。
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財産の管理を任せていた身内の人が連絡を絶ち、有料老人ホームに家賃が振り込まれず、生活保護を申請しようにも当人には(名目上の)財産はあるからそれも無理で、かといって追い出すわけにもいかず、みたいな制度の狭間で身動きが取れなくなった患者さんがいるのだけれど、血縁は難しい。
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成年後見人制度を利用すれば、連絡を絶った身内に法的な責任が発生するからまだしも拘束力があるのだろうけれど。誰もが年令を重ねるし、そこにまとまった金額のお金があり、自分自身の収入が細ったら、「このお金は自分の機会だ」的に魔が差すこともあったりするのだろうし。
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「毎日かあさん」は外野の読者として本当に面白く読んでいたのだけれど、娘さんの側からは同じ風景がこう見えていたんだなと。
norokoro.hatenablog.com/entry/2021/07/…
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「夢日記を続けると気が狂う」みたいな都市伝説と、Vutuber の人たちが短期間で擦り切れて辞めてしまったりするのとは地続きなんだと思う。日常を物語として固定、それを発信する行為は、今度は発信した物語に日常が侵食される。物語が成功するほど、侵食度も高くなる。
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富士通のスパコン「富岳」は本当に画期的な製品だと聞くけれど、全世界的な競争で4年連続世界一を獲得したのに、富岳ブランドのPCとか、富岳Pad は販売されなかった。F1で4年連続優勝したチームが、そのブランド力をドブに捨てているみたいで、本当にもったいない。
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患者さんには「政府の節電要請は無視してください。今からクーラーを」と伝えている昨今だけれど、この湿気と気温とで、節電要請とか、本気なんだろうか。。
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猛暑の節電ポイント、ああいう制度がテレビでアナウンスされると、独居の高齢者にはすごく刺さりそうで困る。みんなまっさきにクーラーを消して窓をあけるだろうし。ついさっきも熱風の中で診察してきたばかりだし。
300
2000円でも、「ポイントが貯まる」みたいな蓄積要素は、高齢の方は真面目に挑んじゃうんじゃないかと思う。金額の損得ではなく、80歳ぐらいで何かを得る機会というのは貴重だろうから。効きそうな制度だからこそ、熱中症で亡くなる人が出る前に中止してほしい。