早坂隆(@dig_nonfiction)さんの人気ツイート(いいね順)

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「立憲」と言えば「立憲政友会」や「立憲民政党」など戦前戦中によく使われた言葉だが、この両党こそ左派の嫌いな「大政翼賛会」へと流れていった政党なのだが。また「立憲」という言葉自体にも「憲法を一字一句変えない」という意味などない。枝野氏らはその辺りをどのように捉えているのだろうか。
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樋口季一郎は杉原千畝よりも前に「ユダヤ人救出劇」を実現させた陸軍軍人。北海道をソ連の分断から守った人物でもある。まだまだ「知る人ぞ知る」という存在だが、近年では関心を持つ人が次第に増えている。「戦争の反省」も大事だが、先人の功績から学ぶ姿勢も重要。より多くの日本人に知ってほしい。
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先日、市民運動家の女性と話す機会があったが、その人の思想の軸が結局は「愛国心は危険」「権力は暴走する」という2点しかないことに途中で気付き、脱力を覚えた。歴史から得られる教訓は無数にあるのに、この2点のみを抽出し、やたらと強調する姿勢は、とどのつまり「歴史の読み違え」でしかない。
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6機の中国爆撃機が沖縄本島と宮古島の間を通過し、紀伊半島沖まで飛来。航空自衛隊の戦闘機が緊急発進した。中国側は「実戦能力を高め、強軍事業を推進する」と主張。メディアは芸能人の不倫よりもこうした事実を丁寧に報道してほしい。野党も「政局ファースト」ではなく、現実的且つ建設的な対応を。
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メディアは赤字の時は大々的に報じるが、黒字の時はほとんど無視。 twitter.com/gpiftweets/sta…
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【取材余話】台湾・飛虎将軍廟の祭神は杉浦茂峰という日本兵。台南上空での航空戦の折、杉浦の乗った零戦は被弾。機体の降下先には集落があったが、彼は零戦を懸命に操作し、村への落下を回避。逃げ遅れた杉浦は米軍の機銃掃射により絶命した。この恩に報いようと集落の人々が建立したのが飛虎将軍廟。
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私の周囲にも「報道は権力の監視が使命」といったことをやたらと強調する書き手が少なからずいる。その一面は否定しないが、「反権力」に過剰に傾倒すれば活字が曇るのもまた事実。是々非々よりも反権力を優先する書き手は、この点に関し驚くほど無頓着だ。私はそういう物書きを信じることができない。
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終戦後、ソ連軍は南樺太に侵攻。追い詰められた大平炭坑病院の看護婦たち23名は、手首にメスを入れるなどして集団自決。生き残りの一人である鳴海寿美さんは、私の取材に対し「自決前に皆で歌を唄いました。皆、本当にいい人たちでした」と言ってうつむいた。彼女の手首には、深い傷跡が残っていた。
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茨城県水戸市の茨城県護国神社に建つ「ペリリュー島守備部隊鎮魂碑」。ペリリュー戦における日本側の戦死者は10022名。両陛下のパラオご訪問以降、ペリリュー戦に関心を持つ方は増えているが、この地を訪れる人はまだまだ少ない。まずはその存在を知ってほしい。合掌。
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東京五輪に向けて、こんな話があったことにも興味を持っていただけたらと思います。 馬術「金」バロン西のむち返還 32年五輪のLAから遺族へ - 産経ニュース sankei.com/article/202107…
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是々非々による政権批判は大いに結構。だが、過激な言葉の羅列による全面否定では、成熟した民主主義国家の根幹を成すはずの健全な論争は深まらない。ただのヤジでは筋が悪い。「罵倒」ではなく「冷静な精査」を。「相手の邪魔」よりも「相手を超える提案」を。
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近年、日本の人的な国際貢献は確実に存在感を増している。ソマリア沖に派遣された海上自衛隊の伊藤弘海将補は2015年、海賊の取り締まりを担う多国籍艦隊「第151合同任務部隊」の司令官に着任。その後も2名の海将補が同職を歴任し、高い評価を得ている。もっと広く知られるべき情報だと思います。
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ロシアは「日本は第二次世界大戦の結果を受け入れろ」とのスタンスだが、終戦時に中立条約を破って侵攻したのはソ連。第5方面軍の果敢な抗戦によって北海道占領は免れたものの、ソ連軍は択捉島、国後島、色丹島、歯舞諸島を次々と占領した。 北方領土「ロシア化」姿勢鮮明:yomiuri.co.jp/world/20200124…
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興亜観音の境内に建つ「七士之碑」。石碑の下には、東京裁判で所謂「A級戦犯」として処刑された七名の遺灰が眠る。この石碑は昭和46年、過激派学生らによって爆破されたが、現在の碑はそれを修復したもの(亀裂が残る)。平和を叫びながら暴力に訴えるのが彼らの特徴。その構図は今も同じか。
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真珠湾のアリゾナ記念館で「原爆展」が開催に向けて調整中との一部報道。オバマ前米大統領の広島訪問、安倍首相の真珠湾訪問という流れの中で、これが実現すれば素晴らしい一歩となる。憎悪の連鎖にまみれる国際社会において、日米が具現化しているこの歩みは重要な教訓。メディアはもっと報道を。
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セルビアのロマ族(ジプシー)の集落にて。「日本から初めて客が来た」と集落は大騒ぎに。彼らの伝統食である「ハリネズミ料理」で歓待してくれた。さらに、即興で「太陽の国」(日本のこと)という歌と踊りを作って披露してくれました。
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故・山本夏彦氏の書いたものを改めて読んでいたら、こんな一文が目に留まった。「私は断言する、新聞はこの次の一大事の時にも国をあやまるだろう」。今週は「新聞週間」です。
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終戦後の8月17日深夜、ソ連軍は日本領千島列島の占守島に不法侵攻。ソ連は北海道の占領を目論んでいました。しかし、これを阻止したのが第91師団の指揮下にあった占守島の将兵たち。爆薬を抱えて敵戦車に飛び込むといった彼らの決死の戦いにより、日本は分断国家とならずに済んだのです。
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平昌冬季五輪、競技環境や運営面での問題が多過ぎますね。世界のトップアスリートたちに対して最高の競技コンディションを整えるのは、主催者側の責務のはず。次に夏季五輪を控えている東京としては、しっかり原因を分析し、「他山の石」として学んでいくしかありません。素晴らしい東京五輪のために!
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今日は安重根に死刑が宣告された日。韓国側が「英雄」と崇める安重根だがその実像は①遺産を食い潰し②娼婦に暴力を振るい③博打の胴元となり④友人から金を巻き上げ⑤テロに走った人物。他国の政治家を暴力で排除する行為を肯定すれば、世界は深刻な混乱の連鎖に陥る。写真は判決が出た旅順の法廷跡。
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特攻隊員・渋谷健一には、幼子と身重の妻がいた。彼は遺書にこう書き記した。「父恋しと思わば空を視よ。大空に浮ぶ白雲に乗りて父は常に微笑て迎う」。昭和20年6月11日、渋谷は特攻死。奇しくも同日、妻・光は男児を出産。周囲の者たちは、「生まれ変わり」と驚嘆して号泣した。
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【ジョーク】  中国人が日本人に言った。 「自分の意見を絶対に正しいと思っている人間は愚かだ」  それを聞いた日本人が尋ねた。 「なるほど。だが、あなたのその意見は本当に正しいのだろうか?」  中国人は言った。 「もちろん、絶対に正しい」
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北朝鮮による拉致問題。その被害者の中には一人のルーマニア人女性も含まれています。彼女の名前はドイナ・ブンベアさん。画家だったブンベアさんは、1978年にイタリアで拉致され、1997年に平壌で病没したとされています。母親のペトラさんも怒りと哀しみを抱えたまま2014年に死去。合掌。
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特攻へ赴く少年飛行兵の教官役だった藤井一陸軍中尉は「お前たちだけを死なせない。自分も後から必ず行く」が口癖だった。しかし、妻子のあった藤井に特攻命令はなかなか下らない。その事実を知った妻・福子は、夫の願いを叶えるために入水自殺。藤井の特攻はこうして叶った。合掌。
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大東亜戦争に関する「失敗学」の研究はもちろん重要。しかし、米軍から「パーフェクトゲーム」と称されたキスカ島撤退作戦や、日本を分断から救った占守島の戦いなど、個々の「成功例」にも多くの教訓が含まれる。そういった成功があったからこそ、現在の我々が享受できている恩恵も少なくない。