早坂隆(@dig_nonfiction)さんの人気ツイート(いいね順)

326
違うわ。
327
特攻隊員・渋谷健一には、幼い子供と身重の妻がいた。彼は遺書にこう書き記した。「父恋しと思わば空を視よ。大空に浮ぶ白雲に乗りて父は常に微笑みて迎う」。昭和20年6月11日、渋谷は特攻死。奇しくも同日、妻・光は男児を出産。周囲の者たちは「生まれ変わり」と驚嘆して号泣した。
328
台湾にある「飛虎将軍廟」の祭神は、杉浦茂峰という日本兵。台南上空での航空戦の際、杉浦の乗った零戦は被弾。機体の降下先には集落があったが、彼は零戦を懸命に操作し、村への落下を回避した。結局、杉浦は米軍機の攻撃により絶命。この恩に報いようと集落の人々が建立したのが飛虎将軍廟。
329
ペリリュー守備隊長の中川州男大佐は、米軍の上陸戦が始まる前に、島民と在留邦人に対して他の島への疎開指示を徹底。その結果、同島では熾烈な戦闘となったにもかかわらず、民間人への被害は極力抑えられた。その事に関して、今も感謝の言葉を述べるペリリューの人々は少なくない。
330
先週の記事で恐縮です。赤字の時は一面なのに、黒字の時は扱いが小さいので、なかなか気付けません。
331
終戦後、満洲在住の日本人たちは大変な惨苦を味わった。木下梅子さんはこう記す。「朝鮮人や満人(満洲人)が大勢ガラスを割って、大声を上げながら家の中に侵入してきた。そして彼らは有無を言わさず、運送屋のように荷物(家財道具)をどんどん運んで行く。抵抗すれば殺される」。
332
かつて「私は断言する、新聞はこの次の一大事の時にも国をあやまるだろう」と書いたのは随筆家の山本夏彦。昨今の活動家のような記者たちの言動を見るにつけ、この言葉の重みが改めて迫ってくる。あるいは、国をあやまるのはワイドショーかもしれないが。
333
北方領土問題。ロシアは日本に「大戦の結果を受け入れろ」と言うが、終戦時に中立条約を破って侵攻したのはソ連軍。スターリンは北海道占領の野望まで持っていた。日本の第5方面軍の抵抗により北海道占領を断念したスターリンは択捉島、国後島、色丹島、歯舞諸島を次々と占領。国際法違反は明らか。
334
今回のコロナ禍において、ワイドショーは多くの誤報を流した。専門家でもない人たちの不確かな意見や情報を垂れ流すのはもうやめてほしい。玉石混交ではあるが、上手に使えばネットのほうがずっとまともな情報を集めることができる。「新しい生活様式」にワイドショーは要らない。
335
「希望の党に行かずに信念を貫いて新党をつくった人たちは立派」という意見が広がっているようだが、それは違う。「希望の党に行くつもりだったが、先方から断られた結果、新党を立ち上げた」が正しい経緯のはず。筋など通っていない。彼らの並べる言葉が空虚に響くのは、そのためである。
336
「9.11」勃発時、私はルーマニアで暮らしていた。テレビでは評論家が「日本がヒロシマの復讐をした可能性がある」と真面目な顔をしてコメントしていた。周囲の出演者たちも頷いていた。ひどい番組だなと苦笑したものだが、最近の日本のワイドショーを観ていると、大して変わらないように思える。
337
大東亜戦争時におけるソ連軍の満洲国への侵攻と虐殺は国際法違反だが、そのような事態を招いた背景の一つには関東軍の縮小があった。太平洋戦線で苦戦の続いた日本は、満洲守備の関東軍の多くを南方へと転戦させていた。それによって生じた軍事力の不均衡が、ソ連軍による満洲での蛮行に繋がった。
338
「JAPAN」の文字が入ったサラエボのバス。これは日本のODAによって供与されたもの。日本は病院や小学校の復旧にも尽力した。「一番苦しい時に助けてくれたのが日本だった」とは多くの市民の声。そして、東日本大震災の時、自国の経済力を上回る支援をしてくれた国の一つがボスニアでした。
339
戦争に関する教育はもちろん重要だが、同時に共産主義に関する教育もしっかりと学校で行うべき。共産主義がいかに多くの国や社会を根こそぎ破壊し、どれだけの人命を奪ってきたか。義務教育の現場で丁寧に教えたほうが良い。他の多くの民主主義国家では普通に行われていることです。
340
何でもかんでも差別だ差別だと騒ぐ過激な人たちは昔から存在したが、SNSの発達によってその発言の異様さが可視化された。彼らのような存在は「差別を減らしていきたい」とごく自然に考えている大多数の人たちからも共感を得られない。なぜなら彼らこそ排他的であり攻撃的であり差別的だからである。
341
私は大東亜戦争で亡くなられた310万以上もの同胞の方々の御霊が少しでも喜ばれるような国を目指すことが大事だと思っています。後に続く者たちを思って逝った御霊が「私たちが望んだ将来の日本はこんな姿ではなかった」と嘆かれるようでは、あまりに申し訳が立ちません。今の日本は大丈夫でしょうか。
342
終戦後、ソ連軍は南樺太に侵攻。追い詰められた大平炭坑病院の看護婦たち23名は、手首にメスを入れるなどして集団自決。生き残りの一人である鳴海寿美さんは、私の取材に対し「自決前に皆で歌を唄いました。皆、本当にいい人たちでした」と言ってうつむいた。彼女の手首には、深い傷跡が残っていた。
343
大東亜戦争を泥沼化させた最大の要因は、新聞をはじめとする各種メディアだった。そして今回のコロナ禍においても、不正確な情報を垂れ流し、社会不安を実態以上に煽り、人々の生活を最も毀損したのは、テレビのワイドショーなどのメディアだったのではないか。歴史は繰り返されたのである。
344
アメリカの極左集団であるアンティファ(Antifa)がテロ組織に指定される見込み。アンティファのルーツは1930年代のヨーロッパにあるとされるが、多様性や反差別を訴える団体が過激化し、暴力性を帯びていくのは皮肉な現実。日本も暴力的な過激左派に対しては、毅然とした態度を示してほしい。
345
こんな時だから良いニュースを。2015年に現・上皇上皇后両陛下がパラオ・ペリリュー島をご訪問されたことを伝える記念碑が、このたび同島に完成しました! #ldnews news.livedoor.com/article/detail…
346
月刊「文藝春秋」(9月号)に「証言・ソ連を北海道から撃退せり」という記事を寄稿しました。実際に占守島で戦った元兵士の方の貴重な証言を元に、日本が分断国家になることを防いだ「占守島の戦い」の実像について書きました。是非ご一読ください。
347
今日もメディアは「日本は駄目」「日本は三流国」の雨あられ。そんな中、「少しでも前向きな本を」との思いで書いた『すばらしき国、ニッポン』が大重版となりました。過度の悲観主義は何も生み出しません。苦しい状況だからこそ、過去の教訓を大切にしながら、前を向いていきたいものです。
348
歴史教科書の左傾化が進んでいます。教科書に相応しくない表現が増えています。このまま放置してはいけません。 「従軍慰安婦」「南京事件」自虐記述は適切か 皇室表現に疑問も sankei.com/life/news/2003… @Sankei_newsより
349
多数のユダヤ難民を救出した「オトポール事件」を主導し、ソ連軍の北海道侵攻を阻止した「占守島の戦い」を指揮した陸軍中将・樋口季一郎は「善悪不二」という言葉を大切にしていました。樋口は遺稿の中でこう綴っています。「世の中には絶対の善もなく、絶対の悪もない。善悪は相関的なものである」。
350
日本を粗末にしてはいけない。日本人が日本的な美徳を喪失したら、この国の未来を切り拓いていくことは難しい。近年では美徳を忘れたとしか思えない人による犯罪も増えているように感じる。これまでの美徳の積み重ねに畏敬の念を寄せつつ、穏やかに受け継いでいきたい。日本を粗末にしてはいけない。