@sosotakei → ですので、インフルエンザはこれまで毎年のように流行していたことになります。 しかし、もっと流行しやすい感染症はたくさんあります。 →
青い顔をして陥没呼吸があってもコロナでは重症の分類にはならないという事実があり、前線で診療している医療者でなければ実感できないのですよね😢 twitter.com/Nom_nyan/statu…
@sosotakei 一方で、新型コロナそのもので心筋炎が起こることも想像できると思います。 実際に、新型コロナで起こった心筋炎は、はるかに頻度は高く、そして軽症ではない方も多く、その後の心臓の機能に関しても心配を残すケースが多くなります。 N Engl J Med 2021; 385:1078-90.
@sosotakei mRNAで作る部品とは、蛋白質です。 つまりmRNAをつかった新型コロナワクチンは、新型コロナウイルスの、ある一部の蛋白質の設計図を使ったものということです。 →
【NEW!】Yahoo!個人の記事を更新しました。 夏になると『子どもが蚊に刺されるととても腫れるのですが、なにかの病気なのでしょうか』と尋ねられることがあります。 子どもはもともと蚊に刺されると大人より腫れやすいのですが、その理由を簡単に解説します。 ご参考まで…😌 news.yahoo.co.jp/byline/horimuk…
@sosotakei 血栓症(肺塞栓といって、肺の血管が詰まるといえばよいでしょうか)のリスクは、ワクチンでは上がらず、新型コロナの感染で大きく上がることがわかっています。 JAMA Intern Med 2022; 182:1063-70.
@sosotakei mRNAワクチンのリスクのひとつが『心筋炎』です。心臓の筋肉の炎症、ですね。 ワクチンに関連した心筋炎は100万人あたり10人程度発症するのではないかと推測されています(研究により差あり)。 なお、ワクチンによる心筋炎は『軽症』で自然に改善したことがわかっています。 Jama 2021; 326:1210-2.
@sosotakei mRNAを利用したワクチンは、昔から研究されていました。 利点が考えられたからです。 1) 車全体の設計図(DNA)を全部つくるわけではなく、ハンドルのみの設計図(mRNA)なので設計変更が比較的簡単 2) コピーをとり使うので、設計図そのもの(DNA)を書き換えてしまう心配がない といった点です。 →
@sosotakei さて、ここまでわかってくると、『実際にかかる』のと、『mRNAワクチン』のリスクの差は推測することができるでしょう。 というのも、ウイルスが体の中に入ってきて増えるとき、多くのmRNAをだすからです。 ウイルスは自分自身だけで複製を作ることができない(雑に言うと子孫を残せない)のです。 →
@sosotakei では、そのうち車のハンドルだけを作ることにしましょう。ハンドルの設計図だけあればいいですよね。 そして設計図の原本が書き換わっては大変ですから、持ち出さないようにしたいですね。ですので、ハンドルの設計図のコピーを取り、コピーを使って、ハンドルという部品を作ることになるでしょう。 →
@sosotakei そこで、すぐに消えないようにする方法が模索され、それが『大きな分子量の化合物で覆う』という方法でした。 なお、この大きな分子に選ばれた物質のひとつが『ポリエチレングリコール』です。 →
@sosotakei しかし、なかなか実用化に至りませんでした。 その原因のひとつとして、この設計図のコピー(mRNA)は、すぐ消えてしまうという欠点があったことです。 コピーをとって、ハンドルを作ろうとしたときには情報が消えてしまっているという感じですね。 →
@sosotakei 実は、このポリエチレングリコールは、さまざまな日常のケア用品に含まれています。 例えば歯磨き粉やシャンプー、化粧水などにもよく入っています。 極稀に、この物質でアレルギーを起こすことがありますので注意は必要ですが、基本的に安全な物質です。 →
@sosotakei すなわち、mRNAワクチンで使用するmRNAは、スパイク蛋白(ブロッコリー)の一部を計算して使用します。 新型コロナにかかったときは、多種多様なmRNAを作り出すのですね。 →
@sosotakei コロナウイルスは、スパイク蛋白をもちいて、人間の細胞に融合し、細胞の膜を突破します。
@sosotakei そして、ウイルスの遺伝情報を細胞の中に入れ込んできます。 ウイルスは、自分自身で増えることができないので人間の細胞を利用して増えるのです。 →
→ ここまでまとめると、おくるみは睡眠や過剰な啼泣を改善させる可能性はあるものの、発育性股関節形成不全のほうが重要視されるようになっていると言えます。 →
@sosotakei 人間の細胞を利用するだけ利用して増殖し、次のターゲットをさがすわけです。 この際、スパイク蛋白だけでなく、多様な、そしてたくさんのmRNAを作ることは、簡単に想像できるかと思います。 →
【NEW!】Yahoo!個人の記事を更新しました。 『子どもに歳の数以上にぎんなんを食べさせてはいけない』と聞いたことがある方もいるでしょう。そして、2000年以降、ぎんなん中毒の患者が増加しており、特に子どもに多いことがわかっています。 ご参考まで…😌 news.yahoo.co.jp/byline/horimuk…
【NEW!】Yahoo!個人の記事を更新しました。 2008年から日本小児科学会は、重症度が高い傷害を繰り返さないために「Injury Alert」の項目を設けて情報を共有する努力を続けています。そして、2019年に小児救急委員会は、入浴中の浮き輪に関する調査結果を発表しました。 news.yahoo.co.jp/byline/horimuk…
さすがに医療者の理解のせいにするのは…あり得ないでしょう。 twitter.com/asahi_apital/s…
アレルギー疾患に対し、多様な科の連携で専門性を高めて乗り越えようとしてきたのに。 今後、内科医以外のアレルギー専門医が生まれずに、アレルギー疾患に立ち向かえるのか。 直接の抗議の意を示すようなことはSNSでは避けているが、日本専門医機構の考えは問題が大きい。 jsaweb.jp/modules/news_t…
【NEW!】Yahoo!個人の記事を更新しました。 麻疹(はしか)の大きな流行がはじまるリスクが高まっています。 ですが、『麻疹が改善した後も長く抱えるリスクがある』ことは思ったほど知られていないようです。 今回は、そのような長引く麻疹後のリスクを解説してみました😌 news.yahoo.co.jp/byline/horimuk…
→そして、おくるみを短時間使うことを強く否定するものでもないでしょう。 そのような体勢をとったあとは、『コアラ抱っこ』を積極的にすることもだいじなのかなと考えています。 以上です。 (リンクは日本小児整形外科学会のパンフ) jpoa.org/wp-content/upl…
【NEW!】重症になりやすかったデルタ株より、オミクロン株が軽症ではないかという研究結果は複数あります。 しかし、従来株などとの比較は十分ではありませんでした。 そこで最近、いくつかの因子を調整して比較した研究結果がCIDに報告されていましたので共有します。 pediatric-allergy.com/2022/12/30/sar…