@sosotakei → 武井さんの仰る通り、現状で、ワクチンの接種率は2回接種で80%、3回接種で70%弱です。 しかし、これでは流行自体は十分抑えることはこんなんですよね。 → vdata.nikkei.com/newsgraphics/c…
@sosotakei → もちろん、重症化を予防する効果は、3回接種の方が良いです。 なお、最近はじまったオミクロン株対応ワクチンの発症予防効果は3回接種後14日~3ヶ月で80%、3~6ヶ月で48%とされています。従来のワクチンよりは少し良いようです。 mhlw.go.jp/content/109000…
@sosotakei → ただし、とても重要な点があります。 重症化予防効果はデルタ株のときよりも下がるものの、ある程度長期間残ることがわかっているのです。 2回接種でもある程度期待できるといえます。 →
@sosotakei → なお、3回接種すると、もう少し効果が上がりますが、それでも感染を予防する効果はかなり見劣りします。 オミクロン株は、予防接種や罹ることで得た免疫から逃げる能力が強いということですね。 →
@sosotakei → たとえば、2回接種による『症状のある感染を予防する効果』は、デルタ株に対して大きく下がります。 半年も経過するとほとんど感染予防効果はなくなってしまいます(それでも意味がないというわけではないことは後でお話します)。 →
@sosotakei → すなわち、オミクロン株の問題は… 潜伏期間が短く、 感染力が高く、 そして、大きな問題は、『予防接種や新型コロナに罹ることで得た免疫から逃げる能力』が強いということです。 →
@sosotakei → そして、現在問題となっているオミクロン株です。 オミクロン株は、潜伏期間がさらに2日に短縮され、感染しやすい人への感染の広がりやすさが8人となりました。 インフルエンザなどと比べても、感染の広がりやすさが大きく異なりますね。 →
@sosotakei → 記憶に新しいと思いますが、まずデルタ株です。 デルタ株は、潜伏期間が3日に短縮され、感染しやすい人への感染の広がりやすさが5人に増えました(例によって報告により数字に差はあります)。 →
@sosotakei → そして、効果が高いワクチンが登場し、感染の収束に有効ではないかと考えられたのです。 しかし、麻疹のようにはいきませんでした(N Engl J Med 2020; 383:2603-15.)。 それは、麻疹と異なり、新型コロナウイルスの変異がはじまったからです。 →
@sosotakei → さて、新型コロナの従来株、すなわち最初に流行した株は、潜伏期間が6日ほどで、感染しやすい方への感染は1.4-3人程度と見積もられていました(例によって研究により差がありますが)。 →
@sosotakei → なお麻疹は、95%の予防接種率を下回ると、感染が広がることがわかっており、現在、95%を割り込んできた日本で、再度流行する可能性があります。 ただ、ここではコロナの話に繋げさせていただきます。 →
@sosotakei → しかし、我々は麻疹に対して、そこまで心配はしていませんよね。 それは、麻疹ワクチンがあるからです。 麻疹ワクチンは有効性が高く、2回接種で感染をほぼ予防できるのです。 →
@sosotakei → たとえば、『麻疹(はしか)』です。 麻疹は10日の潜伏期間で10人以上(の免疫のない方)に感染を成立させます。 インフルエンザよりも、とても感染しやすいといえます。 →
@sosotakei → ですので、インフルエンザはこれまで毎年のように流行していたことになります。 しかし、もっと流行しやすい感染症はたくさんあります。 →
@sosotakei → 卑近な例で恐縮ですが、100万円を借りて1.4日ごとに1.3倍に膨れ上がり、2週間で1400万円になるような…そんな感じです。 →
@sosotakei → これが繰り返されると、すごい勢いで流行が広まるということです。 →
@sosotakei → すなわち、簡単に図にすると、1.4日ごとに1.3倍になっていくわけです。 →
@sosotakei → まず、インフルエンザを体に挙げさせていただきます。 インフルエンザは流行しやすい感染症であることはご存知と思います。 インフルエンザは1.4日の潜伏期間で感染しやすい方1.3人程度に感染を成立させることがわかっています(研究により数字に差はあります)。
@sosotakei 前線で仕事をしている小児科医です。 武井さんの疑問はとても重要でもっともだと思います。 いつも理性的な発信の武井さんの疑問なので、私は、武井さんがすでにご承知おきいただきながら、あえて投げかけておられるのだと感じました。 ですので、段階をおって説明させていただきたく存じます😌 →
【定期】小児に投与される第1選択薬のアセトアミノフェンの在庫が厳しくなっています。 解熱鎮痛薬は、アセトアミノフェン、イブプロフェン、ロキソプロフェンなどがあり、商品名も様々です。年齢や妊娠中かなどで使い分けることができます。 7月の記事を再掲いたします。news.yahoo.co.jp/byline/horimuk…
【NEW!】Yahoo!個人の記事を更新しました。 『鼻をかむ』ことは意外に難しく、強くかむことで、耳を痛めてしまったり、副鼻腔や眼窩を骨折した…なんていう報告もあります。 そこで今回は、適切に鼻をかむ方法を考えてみたいと思います。 news.yahoo.co.jp/byline/horimuk…
倉原先生の記事。 『全国的にインフルエンザが流行する可能性が一気に高まったと言えます』 『今後、救急要請があった時点で断らざるを得ない医療機関が増えてくると思います。この構造は、残念ながら「5類感染症」にしても解決できる問題ではありません』 news.yahoo.co.jp/byline/kurahar…
【定期】『飲んだり、注射をしたりするステロイド』は、全身的な副作用が起こりやすいという問題を常にはらみます。 花粉症へ『ステロイドを筋肉注射する』という医療機関が稀にあり、専門医のなかで副作用が心配されている治療です。 news.yahoo.co.jp/byline/horimuk…
倉原先生の記事。 ☑12月12日~18日の1週間の救急搬送困難事案が、新型コロナ第7波以来の6,000件超えに到達 ☑東京消防庁から、救急車の出動率が95%を超えていると報告 ☑「社会全体で救急医療を守るべき段階」に来ている きびしくなっています。 news.yahoo.co.jp/byline/kurahar…
倉原先生の記事。 【救急車を呼ぶか迷ったとき】 救急受診ガイド かかりつけ医 自治体の所定の相談窓口 救急安心センター(#7119) 子ども医療電話相談(#8000) の活用を 【入院は重症者にしぼられる】 入院適応はしぼられています 現状をつかむに重要な記事。 news.yahoo.co.jp/byline/kurahar…