御茶ノ水を描いた北寿の作品。このあたりの渓谷は、神田山という台地を分断して掘り下げるという、仙台藩による大工事で生み出された地形でした。崖の中央に見えるのは、水道橋の由来となった掛樋(水道管)。太田記念美術館で10/10から開催する「江戸の土木」展で展示予定。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/dob…
歌舞伎舞台の一場面ですが、夜蕎麦売りの屋台の内側がしっかりと描かれた珍しい作品です。丼や盆、麺を茹でる鍋など、狭いスペースにさまざまな道具が収納されています。太田記念美術館監修『ニッポンの浮世絵』(小学館)では、江戸のグルメに関する浮世絵も収録しています。amazon.co.jp/%E3%83%8B%E3%8…
太田記念美術館公式twitterの謎のアイコン「虎子石」。グッズ化など、じわじわと人気が出つつあるこの謎のキャラクターについて、noteに連載していきます。よろしければご覧ください。note.com/ukiyoeota/n/n5…
日本刀の髭切と膝丸。ゲーム「刀剣乱舞」でも人気キャラクターとなっていますが、浮世絵にもしばしば登場しますので、#note で紹介してみました。otakinen-museum.note.jp/n/n5a0f345b1d83
本日10/1は #中秋の名月 。こちらは歌川広重の「月に兎」。ふつうの浮世絵でしたら、兎の体に輪郭線を描きますが、広重はあえてそれを省略することで、兎のふんわりとした毛並みを表現しました。現在展示していませんが、『ニッポンの浮世絵』(小学館)に掲載しています。amazon.co.jp/gp/product/409…
本日10/5(月)、TVアニメ『#ゴールデンカムイ』第3期の放送開始ということで、明治時代の北海道を描いた浮世絵を #note で紹介してみました。北海道を舞台にした浮世絵は多くありませんが、今回ご紹介するのは、アイヌの人々の暮らしを描いた珍しい作品群です。otakinen-museum.note.jp/n/nf2a7ce42fe62
猫のお蕎麦屋さんをレポートしてみました。これまでツイッターで人気を博してきた、店員猫「これはそそう」客猫「たいへんたいへん」ですが、他の猫たちも詳しくご紹介します。 otakinen-museum.note.jp/n/n12f7131f889d
江戸時代の雪だるまは文字通り達磨の形をしていることが多いですが、こちらはウサギの形。たすき掛けをした中央の女性は、鏝と朱色の盃を手に、気合いを入れて制作中。右端の若い女性は、雪が冷たくて嫌なのか、震える手で眺めるだけのようです。11/14より開催の「ニッポンの浮世絵」展で展示します。
ウサギの浮世絵、人気が高いようですので、今年7月の展覧会に展示した、歌川芳藤の「兎の相撲」を改めてご紹介。ウサギたちが土俵の上で相撲を取っている様子を描いた作品です。真剣勝負のようで、皆、ちょっと殺気立った目つきをしていますね。(※現在、展示しておりません)
原宿の太田記念美術館にて来年1月6日~1月28日、「和装男子―江戸の粋と色気」展を開催。浮世絵に描かれた江戸時代の男性たちのファッションに注目し、デザインや着こなしの魅力を探る展覧会です。まだ少し先ですが、お楽しみに。
歌舞伎の舞台の一場面ですが、夜蕎麦売りの屋台の内側がしっかり描かれた珍しい作品です。丼や盆、麺をゆでる鍋など、狭いスペースにさまざまな道具がコンパクトに収納されていることが分かります。歌川国貞の作品。原宿の太田記念美術館にて11/14から開催する「ニッポンの浮世絵」展で展示します。
手ぬぐいのアレンジ例を集めた「いろいろの手拭かぶり」。原宿の太田記念美術館にて、来年1月6日~1月28日開催「和装男子―江戸の粋と色気」展で展示予定です。
10月31日(土)はハロウィン。江戸時代にもこんなタコのコスプレ?をした人がいました。周りに三味線や鼓を持ったり、漁師のような腰蓑をつけたりした仲間たちがいるので、これからタコ踊りの出し物をするのでしょうか。来月11/14から原宿の太田記念美術館で開催の「ニッポンの浮世絵」展に展示します。
月見をしながら、天ぷらを食べようとする女性。楊枝1本で天ぷらを器用に刺しています。天ぷらのそばには天つゆの入ったそば猪口が。月岡芳年「風俗三十二相 むまそう」。「むまそう」とは「うまそう」のこと。見ているこちらも食べたくなります。11/14から開催する「ニッポンの浮世絵」展で展示。
本日10/31は #ハロウィン ということで、日本版ジャック・オー・ランタン、カボチャの妖怪である「砂村の怨霊」と、一つ目の豆腐小僧、「ウソヶ原の獨目(ひとつめ)」をご紹介。砂村は現在の東京都江東区。野菜の産地でした。歌川芳員「百種怪談妖物双六」より。(現在、展示されていません)
本日10/31は #ハロウィン ということで、カボチャが描かれた浮世絵をご紹介。カボチャを竹の先に結んで担いでいるキツネたち。実は人間を化かして大名行列ごっこの最中。カボチャは挟み箱に見立てています。詳しくはこちらのキツネについての記事を→otakinen-museum.note.jp/n/n8a881bfaab84(現在展示していません)
骸骨づくしの着物。描いたのは国芳です。原宿の太田記念美術館にて、来年1月6日~1月28日開催「和装男子―江戸の粋と色気」展で展示予定です。
月岡芳年「月百姿 忍岡月 玉渕斎」。男性の黒い着物には「正面摺」という、光の当たる角度によって模様が浮かび上がって見える技法が用いられています。11/14より太田記念美術館で開催の「ニッポンの浮世絵」展で展示しますが、展示室では全く見えないので、動画でご紹介します。
江戸時代の雪だるまは文字通り達磨の形をしていることが多いですが、こちらはウサギの形。たすき掛けをした中央の女性は、鏝と朱色の盃を手に、気合いを入れて制作中。右端の若い女性は、手がかじかんでしまっているようですね。太田記念美術館の「ニッポンの浮世絵」展にて12/13まで展示中。
髭切と膝丸という刀剣が登場する浮世絵のお話 源頼光も登場します。太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/n5a0f345b1d83
最近は子どもにも人気の「市松模様」ですが、その名が初代佐野川市松という人気歌舞伎役者に始まることをご存知でしょうか?浮世絵のなかの市松は、もちろん市松模様を取り入れます。1/6より太田記念美術館で開催「和装男子ー江戸の粋と色気」展にて紹介いたします。
日曜美術館のアートシーンで紹介された月岡芳年の「月百姿」より侠客の深見十左衛門。光を当てる角度を変えると、市松模様が浮かび上がります。正面摺という光沢を出す特殊な技法を用いていますが、実は展示室ですとほとんど判別できません…。太田記念美術館で1/28まで開催の「和装男子」展で展示中。
緊急事態宣言の中、全国の皆さまに「和装男子ー江戸の粋と色気」展を楽しんでいただくため、#note を活用した【オンライン展覧会】を実施することにしました。ぜひご覧下さい。#おうちで浮世絵 otakinen-museum.note.jp/n/n0aaa1ecfd4f2
髑髏づくしのお洒落なファッション。下半身の白い骸骨だけでなく、上半身も大小いくつもの髑髏が組み合わさったデザインになっています。髑髏姿の土蜘蛛の妖怪に合わせて、肩には蜘蛛の巣も。歌川国芳らしい奇抜さです。原宿の太田記念美術館で1/28まで開催の「和装男子」展で展示中。
手ぬぐいも、個性にあわせた色々な巻き方がありました。バラエティ豊かな手ぬぐいの模様にもご注目。1/28まで開催の「和装男子」展に出品中。