シネマンドレイク(@cinemandrake)さんの人気ツイート(古い順)

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「同性愛だけどラブストーリーだと思ってやった。そうすれば同性愛をバカにしていると言われる筋合いはない」 こういう発言をしてしまう時点で当事者への無自覚な蔑視が染み出しているのだけど… tokyo-sports.co.jp/entame/news/27…
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2020年は邦画でもゲイやトランスジェンダーを題材にした作品がいくつか公開されましたが、監督や俳優、配給会社、メディアの無自覚な蔑視が浮き彫りになり、当事者としては全然エンパワーメントも欠片もなく、ただ傷ついた1年でした。かなり心底ガッカリしました。改善する未来を願うしかないですが…
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マジョリティの俳優がLGBTQを演じても別にいいんです。今の日本はカミングアウトしている俳優も少ないですから。ただせめて加害者意識を持って、自惚れた発言をしないでほしい。俳優としてのプロフェッショナルな姿勢をいくらアピールしても、自身の加害の責任は塗りつぶすことはできません。
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なぜ日本のマジョリティな俳優は、LGBTQの友人に話を聞いたり、パーティに参加したり、役を演じたからと言って、そのマイノリティ性を理解したと思いあがってしまうのか。例えば「被爆者」を演じるときにそんな「理解しました」なんて軽々しく言いますか。どうもファッション感覚な気がしてならない…
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4月6日は「International Asexuality Day(国際アセクシュアルの日)」です。 #アセクシュアル であることを表明し、前向きに受け入れ、学び、そして団結するための日。 LGBTQの中でもとくに認知度の低いこのセクシュアリティをもっと知ってください。
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LGBTQ表象をモニタリングする組織「GLAAD」が毎年選定するメディア賞の受賞作が発表されました。順当な受賞結果という感じです。日本で鑑賞できる作品が多いのでぜひこれを機会に視聴してみてください。
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また新しいレズビアン映画の誕生に喜びたい…ところだけど。やっぱりここは立場上しっかり言及しないといけないなと思って書きました。同性愛が無性愛を消去する問題について。「Asexual erasure」に関して多くの人に知ってほしい。 『アンモナイトの目覚め』感想 → cinemandrake.com/ammonite
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英語圏の映画ファンのやりとりを見ていたら「日本ではゴジラvsコングはまだ公開してないらしい」「しかもさらに延期だとか」「日本はゴジラよりもオリンピックを優先するようになったのか、私の知っている日本じゃない!」とか言われてた。全く同意しかない。
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5月8日は「#AsexualVisibilityDay#アセクシュアル可視化の日 )」であるという情報が一部で出回っているみたいですが、2021年から4月6日が「International Asexuality Day」となりましたし、5月8日に関してはコミュニティ内で合意形成はもうないと思います(実際、海外のAce組織も無反応ですし)
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プライド月間(#Pride2021)企画 クリエイター向けの「 #アセクシュアル#アロマンティック を作品で描くときの注意点」を私なりに整理してまとめました。創作する際の参考にしていただけると嬉しいです。差別や偏見を助長しないために… cinemandrake.com/asexual-aroman…
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セックスをポジティブに捉える世間の風潮に異議を唱えるアセクシュアル・ライターによる鋭い海外記事。日本でもセックスレスは夫婦関係の警告のように扱われるがち。本当にそれは正しいのか、そもそも性的関係はそこまで必要なものなのか、もっと社会は見つめ直すべきです。 theatlantic.com/family/archive…
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#アセクシュアル#アセクシャル #ノンセクシャル#アロマンティック のための専門情報ウェブサイト「AセクAロマ部(AABU)」を始めました。いろいろな疑問や不安を解決する居場所になるように頑張りたいと思います。まだプレオープンなのでコンテンツは少なめです。 acearobu.com
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「AセクAロマ部」というウェブサイトを公開してから早くも1週間が経過。今後も継続的にコンテンツを増やしていくので、よろしくお願いします。今週中にはアセクシュアル&アロマンティックの歴史年表をまとめたものを公開する予定。最近登場した流行りとかではないのです! acearobu.com
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私が海外映画やドラマを観ていて字幕翻訳にイラっとする事例は、1)「女性差別」を「男女差別」と訳す、2)「ジェンダーバイナリーに即さない」を「ジェンダーレス」と訳す、3)全くミスマッチな女言葉、4)LGBTQ関連用語の雑な語彙力…。とにかくジェンダーやLGBTQまわりの知識が訳者には乏しいのか。
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10月11日は「#国際カミングアウトデー」。でも性的少数者(マイノリティ)だけがカミングアウトするのも不公平なので、マジョリティの人も自分がどんなマジョリティな側面を持つのかカミングアウトするのもいいと思います。
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発表されたNHKのアセクシュアル・アロマンティックを題材にするというドラマ。まだ放送前だし、内容の評価はしようがないけど、出演俳優や製作主要スタッフの人はちゃんとLGBTQ差別に対して毅然とした態度で反対の声をあげてほしい。私たちを題材にしてギャラを貰うだけでなく。
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あと、日本のドラマは誰と誰の俳優が今回はカップリングになるのかという「カップリング消費」で売っている面が大きいと思う。無性愛を題材にするならこの「カップリング消費」体質にこそメスを入れないといけない。それが何よりも当事者を苦しめているものなのだから。
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差別的な発言に対して「私は賛同しない。でも糾弾もしない。それ以外の多様な意見を増やすことに徹するだけ」というスタンスを示す人は結局は「脅かされない側」にいる人間なんですよね。そういう余裕でいられる特権をまず自覚すべきだと思う。その考え方自体が恐ろしく差別的なのだから。
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「連帯」の対義語は「個人主義」だと思われがちだけど私は違うと思っている。海外の活動なんかを見ていると、個人主義が寄り集まってこその連帯だから2つでセットなのだろう。逆に「連帯」の対義語は「同調」ではないだろうか。同調、つまり個人を認めず社会の調和のために波風を立てないようにする。
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そして日本はまさに「同調」を礎にする社会。だから連帯の概念は全く浸透しない。LGBTQのような連帯の概念も同調として解釈されてしまい、価値を見失う。「性的少数者とかいう人のために波風たてないほうがいいんでしょ?」みたいな感じで。連帯なき国でどうやって平等を獲得できるのだろうか…
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映画などにマイノリティが登場するのは、多様性への配慮でも、泣けるコンテンツでも、面白くする小道具でも、批評家をうならせる演出でもない。ただ現実に存在するからです。登場する理由づけも要りません。マジョリティ側に認めてもらう必要もありません。こんなことを説明する必要も本来はないはず。
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なぜエターナルズが1521年に解散したのか。この年は中米の文明国家であるアステカが白人によって滅ぼされた時期であり、つまり白人による植民地主義が世界的に優勢となった転換点でもある。そんな時期に、多様な人種で構成されるエターナルズが解散することはとても示唆的だったと思う。
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その視点を持って観れば、エターナルズ解散以降の人類史がエターナルズではなく白人によって先導されてきたわけで、結構露骨なくらいに「旧時代からの多様な人種の歴史vs植民地主義時代以降の白人の歴史」という構図が浮かび上がると言えます。
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『エターナルズ』は歴史SFのジャンルなのにあまりその視点で語る人がいないのがもったいない。別に多様な人種を登場させるのに理由付けはいらないけど、『エターナルズ』に関しては記号的な登場では全くなく、SFとしてかなりロジックが組み込まれている。人種と人類史の変移を描いているのですから。
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「新しいエンタメの仕組みを作りたい」「日本版マーベル」と豪語しているわりには関係者がオッサンばかりでいつもの日本の体質なんですけど…。今はマーベルも性別・人種ともに多様なクリエイターを参画させているのだから、そこを見習ってくださいよ… nikkansports.com/entertainment/…