シネマンドレイク(@cinemandrake)さんの人気ツイート(いいね順)

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6月29日からDisney+で配信された『Baymax!』では初めての生理で困惑する女の子のためにベイマックスが生理用品を買いに行くエピソードがあり、そこで生理用品のオススメを提案してくれるトランスジェンダー男性と思われるキャラも登場する。とても良い物語でした。 fanbyte.com/news/shoutout-…
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映画などにマイノリティが登場するのは、多様性への配慮でも、泣けるコンテンツでも、面白くする小道具でも、批評家をうならせる演出でもない。ただ現実に存在するからです。登場する理由づけも要りません。マジョリティ側に認めてもらう必要もありません。こんなことを説明する必要も本来はないはず。
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デッドプールが多様性やポリコレに屈しないキャラだと思っている人、映画の何を見ていたの?って思う。1作目の時点で南米系の女性とのロマンスを描き、レズビアンのキャラを登場させて、2作目では性暴力に苦しむ子どもを救う物語を描いてみせているし、そもそもデッドプールもパンセクシュアルなのに。
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「同性愛だけどラブストーリーだと思ってやった。そうすれば同性愛をバカにしていると言われる筋合いはない」 こういう発言をしてしまう時点で当事者への無自覚な蔑視が染み出しているのだけど… tokyo-sports.co.jp/entame/news/27…
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Disney+でオリジナル作品が大量に削除されている一件について、なぜそんなことが起きるのかを業界関係者が解説している海外記事。あまり知られていない動画配信サービスのおカネの裏事情が説明されていて、とても興味深い。-> whatsondisneyplus.com/industry-insid…
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日本ではあまり話題になっていないけど、Disney+で配信中のドラマ『ウィロー』はレズビアン作品としてかなり良いです。王女と女騎士が恋し合いながら旅をして、さらわれた王子を助けにいく話ですよ。設定自体が最高じゃないですか。1話からキスするし、もったいぶりません。
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なぜエターナルズが1521年に解散したのか。この年は中米の文明国家であるアステカが白人によって滅ぼされた時期であり、つまり白人による植民地主義が世界的に優勢となった転換点でもある。そんな時期に、多様な人種で構成されるエターナルズが解散することはとても示唆的だったと思う。
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エイプリルフールでLGBTQネタを愚かにも企画した人は『The Jenny Jones Show』の事件について知ってほしい。これは1991年から放送されたアメリカのバラエティートーク番組。1995年3月6日の番組内容が事件の発端となります。->
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アニメ『ポケットモンスター』の最終回でサトシとピカチュウの長年の旅が終わることを寂しく思いつつ、あらためてこんな振り返りを…。作中で人気のムサシとコジロウというキャラが、実は海外のLGBTQコミュニティの一部界隈で熱烈に人気を集めていた…という話です。 cinemandrake.com/pokemon-musash…
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また他のエピソードでは、男性が別の男性をデートに誘う展開があり、それをベイマックスがアシストする。「あなたは健康です」というベイマックスの言葉が優しく響く。日本では「同性愛は治療できる」との主張が政治や宗教の世界で蔓延っているけど、ベイマックスから指導を受けるべきですね。
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【感想記事 書きました】アセクシュアル・アロマンティック当事者として私がこのドラマをどう見たか。遠慮なく本作の構造的な問題点だと思ったことを挙げて説明しています。良くも悪くも今の日本っぽいドラマでした。長文なので注意です。 ドラマ『#恋せぬふたり』感想 cinemandrake.com/koisenuhutari
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「トランスジェンダリズム(性自認至上主義)」とは何なのか、そして日本を含めて社会に蔓延している #トランスジェンダー にまつわる偏見や陰謀論についてそれぞれまとめました。かなりのボリュームになったので「PART1」と「PART2」の二部構成です。#LGBT cinemandrake.com/transgenderism…
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また新しいレズビアン映画の誕生に喜びたい…ところだけど。やっぱりここは立場上しっかり言及しないといけないなと思って書きました。同性愛が無性愛を消去する問題について。「Asexual erasure」に関して多くの人に知ってほしい。 『アンモナイトの目覚め』感想 → cinemandrake.com/ammonite
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映画を社会問題の論点だけで評価するべきではないのはそうなのだけど、社会問題を気にせずに映画を観れるというのはそれだけでマジョリティの特権なんですよね。マイノリティであればあるほど気にしたくないのに気にしないといけない状況に追い込まれる。この見えない格差が映画趣味の中にはある。
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実写版『リトルマーメイド』の日本人にとっての最大の難点は、魚がリアルになったことで「これ刺身にしたら美味しそうだな」という食欲と向き合わないといけなくなったことですよ。これは『ライオンキング』にはなかった大問題…
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私が海外映画やドラマを観ていて字幕翻訳にイラっとする事例は、1)「女性差別」を「男女差別」と訳す、2)「ジェンダーバイナリーに即さない」を「ジェンダーレス」と訳す、3)全くミスマッチな女言葉、4)LGBTQ関連用語の雑な語彙力…。とにかくジェンダーやLGBTQまわりの知識が訳者には乏しいのか。
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嫌な話だけど、米大統領選が待ち受ける2023年~2024年は陰謀論がこれまで以上に苛烈になるのは不可避。覚悟しないといけない。今のところ「トランスジェンダー」と「昆虫食」がターゲットになるのは確実。手軽に煽りやすいので。日本にもドっと陰謀論が流れてくるでしょう。
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【感想 描きました🍖】実は日本では定番のジャンルである「異世界転生モノ」は「植民地主義」の視点で批評されることが英語圏ではあります。今回はこの作品を題材に、どういうことなのか軽く説明しています。 アニメ『とんでもスキルで異世界放浪メシ』感想⬇️ cinemandrake.com/tondemoskill-m…
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実写版『リトルマーメイド』の論争の件でも浮き彫りになったけど、「どっちも感情的に言い合うのはよくない」みたいな中立仕草をする人は典型的な論点のすり替えです。これは作品愛のぶつかり合いの話ではないのです。人権であり、そしてトキシック・ファンダムの問題です。
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「アメリカは政治的な正しさ(ポリコレ)のせいで創作の自由が制限されて窮屈で…」なんて言う人を見かけるたびに、アメリカの破廉恥で荒唐無稽で過激な作品を私ももっと紹介していきたいなと思うけど、そんなことを言う人はそもそも見ないんですよね。自分に都合がいい結論を語りたいだけだから。
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英語圏の映画ファンのやりとりを見ていたら「日本ではゴジラvsコングはまだ公開してないらしい」「しかもさらに延期だとか」「日本はゴジラよりもオリンピックを優先するようになったのか、私の知っている日本じゃない!」とか言われてた。全く同意しかない。
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2020年は邦画でもゲイやトランスジェンダーを題材にした作品がいくつか公開されましたが、監督や俳優、配給会社、メディアの無自覚な蔑視が浮き彫りになり、当事者としては全然エンパワーメントも欠片もなく、ただ傷ついた1年でした。かなり心底ガッカリしました。改善する未来を願うしかないですが…
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レズビアンなど女性同士の親密な関係性を描くドラマを続々とキャンセルしているNetflixだけど、Netflixは初期の頃は『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』という最高の女女ドラマに支えられていたことをNetflix本社は忘れているのか…。今のNetflixがあるのは女女ドラマのおかげです。
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なぜ日本のマジョリティな俳優は、LGBTQの友人に話を聞いたり、パーティに参加したり、役を演じたからと言って、そのマイノリティ性を理解したと思いあがってしまうのか。例えば「被爆者」を演じるときにそんな「理解しました」なんて軽々しく言いますか。どうもファッション感覚な気がしてならない…
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そう言えば日本だと「ノンバイナリー」を「NB」と略する表記をよく見かけるけど、英語圏では「NB」は「non-black(黒人ではない人)」の略語なので、ノンバイナリーの略語としては推奨されていないんですよね。日本でも使用する際は少し注意がいると思う(人種問題に無頓着だと思われかねないから)