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寛永10年の地震発生は、細川忠利が熊本に入ったほんの数ヶ月後のことでした。忠利は、相次ぐ余震によほど恐怖を覚えたとみえ、「本丸には庭がなく危なくていられない!」と方々へ書き送っています。こうした書状は、現在熊本城展に出品中です。
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熊本城が大きく傷ついたのは、昨年が初めてではありません。江戸初期から幕末までで、熊本で発生した地震は26回。そのうち城が破損したという記録が残るのは、寛永2年、寛永10年、弘化4年の3回です。
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日本橋高島屋では、4月12日~24日の会期で「熊本復興祈念展 熊本城と加藤清正・細川家 ゆかりの品々」が開催されます。加藤清正所用の甲冑(本妙寺蔵)ほか、永青文庫所蔵の屏風、調度品などが展示されます。こちらもお見逃しなく!takashimaya.co.jp/tokyo/special_…
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前RT:取って食べたりしませんので、安心してご入館下さい。
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昭和43年の学習院同窓生スリーショット。右から武者小路実篤、細川護立(中央)、志賀直哉(左)です。熊本県教育委員会「細川護立」より。kyouiku.higo.ed.jp/page2022/002/0…
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そして「文アル」「めいこい」と護立公との関係について、先日永青文庫の学芸チームに解説しました…。 twitter.com/eiseibunko2017…
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春季展「熊本城-加藤清正と細川家-」にあわせ、熊本地震復興祈念講演会を開催します(熊本県主催・永青文庫共催)。講師は、城郭考古学者・千田嘉博氏(奈良大学文学部教授)です。
日時:平成29年3月19日(日)13時~14時30分
場所:ホテル椿山荘東京 アンフィシアター
参加費:無料
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3月18日から始まる春季展示「熊本城 -加藤清正と細川家-」では、明治時代の赤星閑意による『熊本城之図』、文久元年(1861)以降に描かれた『熊本総絵図』によって熊本城のかつての姿を、また地震による被災と普請の記録などもご紹介します。eiseibunko.com/exhibition.htm…
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「仙厓ワールド」は本日29日で終了です。おかげさまで1万人を超えるお客さまにご来館いただきました。ありがとうございました。この後、1カ月ほど館内改修のための休館期間をいただき、熊本地震から1年を迎えるタイミングで、「熊本城 加藤清正と細川家」(3月18日~6月4日)を開催します。
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九曜紋ぜんざい…(ゴクリ
twitter.com/eiseibunko2017…
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2017年も「歌仙兼定登場」ですね。 twitter.com/stage_touken/s…
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名古屋市美術館での「永青文庫 日本画の名品展」chunichi.co.jp/event/eiseibun… はいよいよ明日から。竹内栖鳳、横山大観、小林古径ら、細川護立が蒐集した近代日本絵画の名品、白隠や仙厓の禅画の名作も揃います。菱田春草《黒き猫》は後期(2/7〜26)の出品です。にゃーん。
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(刀剣蒐集のみならず、白樺派の文豪たちとも親交の深かった護立侯。ジャンルをまたいでの活躍に胸アツです…。)
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立ち寄り、持っていた小遣いから1人1幅ずつ購入したのが、自分で買った初めての絵画作品だったとか。結局この時の展覧会では護立以外の買い手がつかず、ただ1人買っていったあの若造は誰だと、4人の間でもずいぶん話題になったようです。以後、護立は彼らの活動を生涯見守り続けることになります。
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児島喜久雄らから、印象派をはじめとする新しい絵画や文学の情報を得て、日本の近代画家たちへの関心も深めていたようです。偶然水戸を訪ねた折、ちょうど天心に従って東京美術学校を辞め、茨城県の五浦で極貧の研究生活を送っていた頃の横山大観、菱田春草、下村観山、木村武山の展覧会に…(続