Takumi Itabashi(@takumi_itabashi)さんの人気ツイート(新しい順)

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『ツァイト』紙の編集者は27日のショルツ演説により、ドイツの外交・安全保障政策の「青春時代ないし未成年期は終わった」と評する。「ついにこの国は、精神的にもボンのホーフガルテンを後にしたのだ」と。 Das Ende der Unmündigkeit zeit.de/politik/deutsc…
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連邦軍の強化に1000億ユーロ、そしてGDP2%以上の防衛費。2022年2月26/27日は間違いなくドイツの外交・安全保障政策の転換点となった。そして、これをもたらしたのは、やはり社会民主党の首相。 100 Milliarden Euro für die Bundeswehr tagesschau.de/eilmeldung/bun…
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1990年初頭、ポーランドの一部メディアは「オーデル川を越えてドイツ軍が来るぞ」と煽っていた。
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2011年にシコルスキ外相がベルリンで「わたしはドイツの力よりも、ドイツが何もしないことを懸念し始めている」と言ったときにも抱いた感慨
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しかしポーランドの首相がベルリンでドイツを叱咤してウクライナに武器を提供させるというのは、やはり隔世の感がある。
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これは大転換。ショルツ、対戦車兵器1000、スティンガーミサイル500をウクライナに供与と。ドイツへの非難が高まっていたことへの対応だろうが、ショルツ自身の怒りもあるか。 Bundesregierung liefert Waffen aus Bundeswehr-Beständen an Ukraine spiegel.de/politik/bundes… @derspiegelより
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メルケル、ベルリンのスーパーで財布をすられる Thief steals Angela Merkel’s wallet in Berlin supermarket politico.eu/article/angela…
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メルケル前首相、「このロシアの侵略戦争は、冷戦終焉後のヨーロッパ史に深い断絶を刻む」、「この明白な国際法違反はまったく正当化できないものであり、最大限に非難する」と。 Angela Merkel kritisiert "eklatanten Bruch des Völkerrechts" zeit.de/politik/auslan…
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「ドイツにとっては、安価なガス、中国向け自動車輸出、そしてプーチン氏を怒らせないことが、民主主義に支えられた同盟諸国の結束よりも重要なように見える」 【寄稿】ドイツは信頼できる米同盟国ではない(トム・ローガン) jp.wsj.com/articles/is-ge…
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シェーンバッハ発言で興味深いのは、「わたしは極めて急進的なローマ・カトリック」であり、ロシアは「キリスト教国」だから、「我々は中国に対抗するためにロシアを必要とする」という論理と思想。 伝統的なアーベントラント思想経由なのか、昨今のアイデンティタリアンにかぶれてしまったのか... twitter.com/mathieuvonrohr…
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外交文書公開についてコメントしております。西ドイツ側の議事録と付き合わせて読みましたが、ドイツ統一が「すべてうまくいったとして、今世紀末」というのは日本側にしかありませんでした。 東西ドイツ統一 外交文書で当時の国際情勢の激動ぶり 明らかに | NHKニュース www3.nhk.or.jp/news/html/2021…
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2021年は史学論が豊作だったと思いますが、その掉尾を飾る素晴らしい本を読んだ。これ以上ない入門書ではないでしょうか。 弓削尚子『はじめての西洋ジェンダー史-家族史からグローバル・ヒストリーまで』(山川出版社)。
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東野先生:「EUの機能不全という話になりがちですが、『他国から連れてきた移民・難民を組織的に送り込む』といった前代未聞の攻撃に対応できる国が、世界にどれだけあるでしょうか」 (交論)ベラルーシが送る越境者 東野篤子さん、宮下洋一さん:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/DA3S1…
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43歳というと、なかなかのトシだなとも思うのですが、アデナウアーの伝記を書いてから「アデナウアー換算」をするようになり、「まだ第一次世界大戦が終わったあたりだな...」と思うようになりました。中公新書でいうと、まだ最初の30ページくらい。
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さいきん彼女のことばかり考えていて、研究室で日をまたぎそう…
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今回のドイツ総選挙は世代の違いが鮮明。ここ最近のトレンドではありましたが、それがくっきりと。25歳以下(左)では、緑の党が第一党、FDPが第二党。他方、70歳以上(右)では、いまだに二大政党で7割以上の得票(1980年代西ドイツみたい)。
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「極右は失速」という見出しの記事も見たけど、旧東ドイツ地域では、AfDは第二党。ザクセンとテューリンゲンでは第一党とのこと。今回の選挙は、AfDの定着を改めて可視化した選挙でもある。
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宮本太郎先生へのインタビュー:「この1年で日本社会は、自助は難しく共助も瓦解しつつあり、さらに公助も成り立っていないという、いわば「無助社会」に近づいてしまったのではないでしょうか」 努力は報われる?「自助幻想」の勘違い 退陣する菅政権の1年 | 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20210…
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メルケルとは何者だったのか、その功罪は何か。毎日新聞のインタビューで論じました。聞き手は篠田航一記者です。少し長文ですが、ご笑覧ください! ウェブ先行で、紙面掲載は後日になります。 「労をいとわず」16年間 欧州をけん引したメルケル氏の功罪 | 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20210…
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ついに芝健介『ヒトラーー虚像の独裁者』(岩波新書)が刊行! 伝記面での充実はもちろんですが、何より目を引くのは、死後の「ヒトラー像の変遷」に70ページも割かれていること。「ヒトラー神話」を徹底的に解体しようという著者の強い意志、現状への危機意識が感じられます。必読!
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リーフェンシュタールが、ロマ系のエキストラを収容所で選んでいたこと、才能ある監督やカメラマンを利用し、その後病院送りにしていたことが指摘されている(石田勇治先生の解説) (サザエさんをさがして)五輪とプロパガンダ 記録映画は何を映すのか:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/DA3S1…
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近藤さんによる内政面でのメルケル評価。リーダーシップも独自色もなかったと厳しい。「彼女は民主主義世界の守護者とみなされることもあるが、ドイツ国内に目を向ければ、不安定化した民主主義を残して政界を去ることになる」と。 メルケル氏が残す課題=近藤正基 | 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20210…
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本書の訳者による優れた論考はPDFで読めます: 香月恵里 「アイヒマンの悪における「陳腐さ」について」『ドイツ文学論集』49号、2016年。 ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/ja/00041470
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本書については、野口雅弘さんの『忖度と官僚制の政治学』(青土社、2018年)の第7章「五〇年後の『エルサレムのアイヒマン』―ベッティーナ・シュタングネトとアイヒマン研究の現在」が参考になります。 seidosha.co.jp/book/index.php…
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ついに、シュタングネト『エルサレム〈以前〉のアイヒマン』の訳書が刊行!(msz.co.jp/book/detail/08…) 官僚的に命令に従っただけというアイヒマン像を覆し、むしろ彼が筋金入りの反ユダヤ主義者で、裁判では仮面を被っていたことを明らかにした重要著作。本書が議論の出発点になってほしい。