Takumi Itabashi(@takumi_itabashi)さんの人気ツイート(新しい順)

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ミラン・クンデラの訃報。享年94歳。『存在の耐えられない軽さ』が代表作だと思うけど、自分にとっては「誘拐された西欧ーあるいは中央ヨーロッパの悲劇」のひと。いま改めて読まれるべきエッセイだと思います。合掌。 Schriftsteller Milan Kundera gestorben sz.de/1.6022037
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記事では「ヘルメット5000個」があがってますが、他にも私用で政府専用ヘリに息子を乗せたり、そもそも軍隊の階級や組織名を覚えてなかったりで、スキャンダルだらけ。ただでさえ難しいポストなのにこれでは、さすがに限界かと。 独国防相、ウクライナ侵攻めぐり無神経発言 afpbb.com/articles/-/344…
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年初ということで少し風呂敷大きめの話をしました。24時間全文無料ですので、ご笑覧ください。 2度目の大戦を招いた「戦間期」と今の類似点 何に再び失敗したのか:朝日新聞デジタル digital.asahi.com/articles/ASQDN…
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拙著『分断の克服1989-1990』(中公選書)が、第22回大佛次郎論壇賞を受賞しました。とても嬉しいです。関係者の方々、これまでお世話になったみなさまに感謝申し上げます。 第22回大佛次郎論壇賞 『分断の克服 1989―1990』 板橋拓己さん:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/DA3S1…
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帰りがけに新刊の百瀬宏『小国 歴史にみる理念と現実』を購入。もともと1988年刊行の著作で、2011年に岩波人文書セレクションで復刊、そして岩波現代文庫入り。今回はロシア・ウクライナ戦争にひきつけて読むことができる。いろいろな角度から読むことができるのが古典。
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小野寺拓也『野戦郵便から読み解く「ふつうのドイツ兵」』の山川セレクション版を落手! 10年前に刊行された研究書を一般向けに改稿し、さらに「歴史総合」の学習支援として各章に「問い」を設定したもの。お値段も1400円でお得。 改稿はたいへんだったでしょうけど、こういう形で甦るのは素晴らしい
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まともな集団ではないので真面目に考える必要あるか問題はありますが、Reichsbürgerは「ライヒの国民(あるいは市民)」が正確だと思います。便宜上「帝国市民」としてますが。1937年以前のReich(国)が存続し、その市民権をもつと主張する人たち。彼らは独自のパスポートや運転免許証をもっている twitter.com/takumi_itabash…
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BBCニュース -ドイツ、クーデター未遂容疑で25人逮捕 議事堂襲撃を計画と bbc.com/japanese/63884…
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クーデター容疑で「帝国市民(Reichsbürger)」関係者に一斉ガサ入れ、25人逮捕と。50人以上の容疑者のなかには元AfD連邦議会議員も。「帝国市民」は戦後の連邦共和国を認めず、1937年以前のドイツ帝国の継続を信じている集団。 Razzia wegen geplanten Staatsstreichs tagesschau.de/investigativ/r…
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「歴史家たちは、これまで歴史修正主義に対して声をあげてこなかったわけではありませんが、十分に届いてはこなかったのだと思います。辛抱強く普通の言葉で語る研究者が、もっと増えないといけないのでしょう」 「歴史修正主義」は何を狙っているのか:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASQD5…
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待望の翻訳、トラクテンバーグ『国際関係史の技法』を購入! 院生や院進希望者は必読。卒論やリサーチペーパーを執筆する学部生にも。ウェブ附録も充実していて、とても助かります。 もともとはアメリカで政治科学を学ぶ学部生・院生をターゲットに執筆されたもので、隣接分野の方にも有益なはず。
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下記の記事でインタビューに答えております。(ヨーロッパの)政治学でいう「極右」と「急進右翼」の違いを一般向けに説明した記事は珍しいのではないでしょうか。 二つの「極右」 民主主義壊す「極端な右」、米で警戒感 穏健化した「急進的な右」、欧州で伸長:朝日新聞 asahi.com/articles/DA3S1…
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イェール大学でのスナイダーのウクライナ史講義がウェブで順次公開されていることを知る(再生回数すごい)。彼の議論が問題含みなことも再三指摘されているが、これが無料で聴けるのはすごい Timothy Snyder: The Making of Modern Ukraine. Class 1: Ukrainian Questio... youtu.be/bJczLlwp-d8
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本日10月3日はドイツ統一の日! この2冊がおすすめです(宣伝)
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武井彩佳さんのご論考:「現在、国際政治は「歴史修正主義3.0」の段階に来ているようだ。歴史修正主義が自尊心の問題であった時代がもはや牧歌的に思えるほど、今やこれは政治・経済・軍事と密接に絡み合っている」 加速する「歴史の書き換え」――「歴史修正主義3.0」の現状 fsight.jp/articles/-/491…
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「...ドイツが欧州のウクライナ支援に関する一種のリトマス試験紙と目されているからだ。だからこれほどの大ごとになる」(ドイツ駐在の某外交官) [FT]ドイツ与党、政府に「ウクライナへ戦車供与」求める: 日本経済新聞 nikkei.com/article/DGXZQO…
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近刊の拙著『分断の克服 1989-1990 ―統一をめぐる西ドイツ外交の挑戦』(中公選書)、書影がでました。帯は1989年11月10日のベルリンです。 刊行は9月8日。すでに各種サイトで予約できます。よろしくお願いします! 版元→chuko.co.jp/zenshu/2022/09… Amazon→amazon.co.jp/dp/4121101294/
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学生としても教員としてもゼミで何度も講読したこのテキストが、岩波文庫で、しかも権左先生の厳密な編訳と解説で読めるのはとても嬉しい。
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7月16日に細谷雄一(編)『世界史としての「大東亜戦争」』(PHP新書)が刊行されますが、僕は「ヨーロッパにおけるファシズムの浸透と競合」を寄稿しております。 15人の研究者がグローバルに、さまざまな角度から論じておりますので、お楽しみに! 目次などは↓ amazon.co.jp/dp/4569852513/
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2001年に刊行され長くスタンダードな通史だった木村靖二(編)『新版世界各国史 ドイツ史』が『山川セレクション ドイツ史』として生まれ変わって登場! 新書より少し大きいくらいでソフトカバーの上下巻。ちゃんとショルツ政権成立まで言及があります(現代パートは平島健司先生ご担当)。
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ドイツ語の「メルケる(merkeln)」は「決断しない」「自分の意見を言わない」という意味だったが、ウクライナ語に「マクロンする」が登場したらしい。 「マクロンする」=「何もしない」? ウクライナの流行語に本人は:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASQ6K…
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講義はようやく第一次世界大戦の起源へ。新しい研究を反映しているのはマリガンだけど、やはりジョルの本は色褪せない、読んでめちゃくちゃ面白いのはクラークの『夢遊病者たち』、という話をしました。
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ちくま学芸文庫になったエヴァンズ『歴史学の擁護』を約20年ぶりに読み始める。当時はエヴァンズがどういう人かもよく知らなかったのですが、必死に読んだ記憶。いま読んでも(いまだから?)やはり面白いですね。文庫化にあたって100ページ近い増補版あとがき(批判への応答)が訳出されています。
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コール首相もゲンシャー外相も、ゴルバチョフの失脚とソ連崩壊を恐れ、NATO東方拡大やバルト諸国の独立に反対し続けていた。 Rücksicht auf Gorbatschow: Kohl war gegen Unabhängigkeit der Balten-Staaten n-tv.de/23299240
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ドイツ外務省の史料公開、1991年分。コール政権がNATOの東方拡大やウクライナの独立に反対していたことが(あらためて)明らかに。 (S+) Neue Dokumente zur Nato-Osterweiterung: Warum Deutschland jahrelang Rücksicht auf Russland genommen hat spiegel.de/panorama/nato-…