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オール巨人師匠の「週刊プレイボーイ」連載の過去回で、ぺこぱの今年のM-1参戦について、
「よく出ると決断した。決勝に進めなくてもいい。彼らの才能は漫才だけじゃないことも十分わかってるから」
と、今回の結果を見越していたかのように先にやさしく包み込む師匠の芸人愛に感動している。
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フースーヤ、リズムの心地良さが売りのネタなのにそれが歪められてしまったこと、および杏仁豆腐のもこもこパジャマの連覇が3で止められてしまったことに強い無念を表明するとともに「もこパの中華コレクション四連覇」の偉業を語り継いでいかねばという使命感に駆られた。
#ENGEIグランドスラム
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「明日の代役が誰になるのか」さえエンターテイメント化して危機を乗り越える「ラヴィット!」、完全にコロナに打ち克ってるな。
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M-1で優勝候補と言われながら負けた悔しさを「思ってたんと違〜う!」の一言で全て表現した、笑い飯西田さんの卓越した言語力に今さらハッとしている。究極、負けた悔しさはこの一言に集約されるんだから、スポーツの世界でもなんでももっと多用されてもいいと思う。
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コロナ明けの見取り図盛山さんが「川島明のねごと」で明かした「二週間ぶりに漫才したら間が狂って。NSC生みたいに、お客さんじゃなくて相方のほうを向いてしまう」という話に、漫才の難しさを覗き見た気分。同時に、毎日舞台に立つ芸人が賞レースで強い理由を実にシンプルに教えてくれる話だ。
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はなしょーの解散、なにが衝撃って、THE W準優勝はもちろんのこととして、ワタナベお笑いNo. 1決定戦で優勝したコンビが解散するってのが衝撃。賞レースで一定の結果を出したことに加えて、事務所の太鼓判を得たコンビが解散しなきゃならないってのは本当につらい話だなっていう。
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58歳にしてランジャタイにハマった志らく師匠も素晴らしいが、当時53歳にしてラブライブにハマり「精神世界を全部持っていかれるかと思った」と公言した将棋の高橋道雄九段も素晴らしい。50を超えても何かにハマれる人生を目指したい。
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藤井ペイジさんのユーチューブで「大劇場に慣れてない非吉本芸人は準決勝のニューピアホールで萎縮してしまう。どうすればニューピアで笑いが取れるかを考えてネタを作った」と明かすモグライダーの芝さん。すごい話。ステージ毎に勝ち方を考えなきゃいけないなんて、M-1、SASUKEみたいになってる。
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「OWARAI AND READ」最新号でランジャタイの二人が人生を振り返ってるけど、国崎さんの「小3の時に道徳の先生に通知表に『こいつはどうしようもない。世の理を知らない』と書かれた」という話が絶望的に面白くて、もうこの「世の理を知らない」の一言がランジャタイの全てを表してる気がしてきた。
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「マユリカのANNを提案します!」
「ダメーーっ!」
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いま東京03の飯塚さんが、キングオブコント決勝進出者と営業先で一緒になった時、彼らがネタをやるときは目と耳に一切情報が入らないように会場のトイレの個室にこもっているという話を聞いて、がぜん決勝が近づいてきた実感と楽しみが湧き上がってきた。
(ナイツ「ザ・ラジオショー」より)
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ネタを飛ばしてもなお驚異のリカバリーで準々決勝に進出した真空ジェシカ、
・ボケがネタを飛ばした時のツッコミの理想的なフォローの仕方を示した
・たとえ一時的にネタが飛んでも全体で面白ければ合格できることを示した
の二点はM-1の教科書に載せるべきレベルの偉業だと思う。
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麒麟川島さんが芸人になる前、「オールザッツ漫才」を観て「こんなに面白い人がいるんだ!」と衝撃を受けたのがG★MENS時代のハリウッドザコシショウ。そのレジェンドが、自分がMCの番組に、不在の際に登場して番組をめちゃくちゃにする。「ラヴィット!」を観ながら芸人の大河ドラマを感じている。
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「水曜日のダウンタウン」とコラボした「ラヴィット!」の中で、あのちゃんのボケが強するので答えを当ててクイズを終了させた柴田さん、漫画とかで主人公たちがまだこのボスに勝てるレベルじゃないからと命を賭けて主人公たちを逃がそうとするレジェンドキャラみたいで格好良かった。
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こたけ正義感→香川大学
カベポスター→大阪市立大学&三重大学
令和ロマン→慶應義塾大学
高学歴賞レース。
#ABCお笑いグランプリ
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マヂカルラブリーが二本目に用意してたシャドウのネタ、またしても決勝で観れない本当の影のネタになってしまった。#キングオブコント2021
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M-1後に和牛の水田さんに会って「あとは頼んだで」と言われたと明かすミキの亜生さん。
ラジオの話を総括すると、決勝に進出して当然というプレッシャーのなかで戦ってきた和牛は、次にその苦労を味わうのは彼らだと分かってるから、「ミキはそれに打ち勝って優勝してくれよ」と激励したんだろうな。
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「川島明のねごと」に出た東京ホテイソンのショーゴさんの「なんのキャラもないうえにあまり喋らないボケは『大喜利が強いやつ』と思われてしまう。それがイヤで、イジられやすくなるために体を鍛えはじめた」って告白は、芸人が体を鍛える最も消極的な理由として語り継がれるべきだと思う。
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ノンスタイル石田さんが『てれびのミカタ ラジオのラララ』で
「マヂカルラブリーは過去のネタでは毎回ボケの後にフリに戻るのでボケ数が少なかった。それを電車の設定にしたことで、一度電車が動けば後はフリなしでずっとボケ続けることができるようにした」
と勝因を分析。プロの見方にうなる。
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ご存じない方もいるようなので。8月17日にオールザッツ漫才がゴールデンで放送されるとのことで、それに合わせて2011年と昨年分がTVerで公開されています。オールザッツが何かを一言で説明するなら、関西のお笑いファンにとっては「盆と正月、オールザッツ」です。 tver.jp/lp/episodes/ep…
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「ワイドナショー」がなくて残念なので、粗品さんがラジオで明かした「R-1放送直前までめちゃくちゃ空気が重かったのが、野田クリスタルさんの上沼恵美子CDボケで空気が変わって助かった」という秘話をお伝えします。二冠王者同士の間にあった美談として語り継がれてほしいです。
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M-1アナザーストーリー、野田クリスタルさんと家族の物語が感動的だったけど、マヂカルラブリー初期の頃に来ていたランニングは、野田さんの親父のランニングだったというアナザーエピソードも語り継いでいきたい。
#M1アナザーストーリー
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「アンタウォッチマン」モグライダー特集での「ともしげができることとできないことを並べたら、できないことの方が圧倒的に多かった。だったら、できないことを見せる方がいいと思った」っていう芝さんの発想は、芸人というより教育者のそれだと思う。