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中国人の友人が「日本のお笑いを観ていてとてもハマったピン芸人がいるけど名前が思い出せない」と言ったので、特徴を聞いたら「白塗りの〜」でほぼ2名に特定され、「和服?西洋服?」と聞いたら西洋の服と答えたので二問で特定できた。宇宙海賊だけあって、国境ぐらいは軽々越えられるようだ。
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ある人気キャバ嬢さんが「営業メールはもうChatGPTで文面作ってもらって一斉に送ってる」って言って指名客が不愉快になったところで「あなただけは違うの」って言って心を鷲掴みにしてるって話聞いて、これがAIを正しく使う方法だなって感心している。
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「アメトーーク!」でサンドウィッチマンの伊達さんが言った「人を傷つけないネタをやってますねってよく言われるけど、全員が傷つかない笑いなんてない。きっと誰かを傷つけてますよ」って一言はお笑いの真理だと思う。
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今日でMステt.A.T.uドタキャン騒動から20年。番組の枠を埋めるためミッシェルガンエレファントが急遽もう一曲演奏したのは有名だけど、後日ラジオ番組で騒動について「出たくないっていうならしょうがねえよ。俺たち出たくてしょうがねえんだから」とサラッと片付けたあの格好よさも語り継いでほしい。
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「山里亮太の不毛な議論」に出た錦鯉・渡辺隆さんの、売れなくてもなぜ芸人を辞めずに踏み止まれたのかに対する「特になにも考えなかったから」って答えは、自己啓発ブームに対する究極のアンチテーゼで清々しいな。
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ロシア情勢が気になって仕方ない方は、日本のニュース番組を観るよりCNNやBBCの方が迅速に情報が入ってきます。CNNはHuluで、BBCはAmazon Prime VideoかHuluで観られます。いずれも同時通訳版が観られます。ご参考まで。
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安田大サーカスのクロちゃんが「ザ・ラジオショー」で漏らした「団長はいいよね、家も建てて、家族がいて、ハワイにも行って。僕なんて何もないからね。家に帰ったら監視カメラがあるだけ」って、おとぎ話の劇中のセリフか特務機関の訓練を受けてる人間のセリフにしか聴こえない。芸人を超越してる。
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先週のMステの「若者にいま尾崎豊が人気」という情報を間に受けた同年代の友人が若手社員をカラオケに連れて行って尾崎を熱唱したところ「若者が好きなのはありし日の尾崎豊であって、それを熱唱するおじさんではないんです」って言われてへこんでるのを慰めてる。
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M-1大反省会でハライチ岩井さんが漏らした「決勝まで行って俺、35歳で青春してるなと思ったら、50の大人がもっと青春してた」が、今大会を締めくくる最高のコメントだと思う。
#M1グランプリ2021
#M1GP2021
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ナイツのラジオ・ショーでジェラードンのアタック西本さんが明かした「寿司屋に行ったら、ライバル店のやつが偵察で食べに来たと思われたのか、若い板前を引っ込めて大将が出てきて本気で握りはじめた」って話は、和食界で角刈りがいかに権威があるかを端的に教えてくれる良いエピソードだ。
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BUBKA最新号で杉作J太郎さんが鋭いこと言ってる。
「コロナで新しいものの創作が滞ってる結果、文化に新旧のボーダーがなくなった。だから今ラジオで古い曲をかけると、若者からいい反応が返ってくる。ついに人類が『最新』という時の呪縛から逃れられたんです」
今こそ古典にも親しむ時だと。納得。
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アンジャッシュ児嶋さん、ナイナイ矢部さん、それぞれ相方の危機に駆けつけ見捨てないことを即座に表明したけど、二人とも渡部さん岡村さんを「芸人になろう」って誘ったほう。この「誘ったほう」の責任感とか使命感は、芸人以外にはどれだけ推測しても理解できない深い世界なんだろうなと思ってる。
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『世界SF作家会議』の中でいとうせいこうさんが、コロナ禍でライブハウスやクラブの人たちが困っているのでどうすれば彼らを救えるか…という話を都議会でしたときに「上の世代の政治家にはクラブといえばナイトクラブのイメージしかないから話がかみ合わない」という問題に直面したと話していて、
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とろサーモンも素晴らしい漫才だったけど、ネタの一覧を並べてみると、三回戦から決勝2本目まで、すべて違うネタで勝負した和牛の芸人魂に惚れ惚れしてしまう。#M1グランプ2017
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案外映画館なんかも、一部の政治家はいまだに映画館=タバコの煙が漂うような換気の悪い昔の映画館を思い浮かべてるんじゃないかと想像してしまった。いずれにせよ、いとうさんの「実質が見えてない世代が支配層になってしまったことがコロナで浮き彫りになった」という指摘に、ハッとさせられる。
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多くの反響があったので友人になぜゴー☆ジャスにハマったのかと尋ねると「まず彼の声は大きくてゆっくりだから日本語の勉強になる。あと、ダジャレの笑いはわかりやすい」と。なるほど。「でも宇宙海賊が何かはわからない」とのことだったので、それは我々にもわからないので大丈夫ですと伝えました。
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人生の先輩に「年齢は一年のうちどれだけの日が調子悪いかをあらわす指標だ。50歳になったら一年のうちの50%、60になったら60%が調子の悪い日になる」と教えてもらった。たしかに実感を伴う説だ。できれば知りたくなかった。
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ベローチェで本読んでたら日本滞在何日目かであろう外国人観光客が店員さんに「なんでこの店だけこんなに安いんだ?他の店ならコーヒー1杯500円ぐらいするぞ?!」と称賛含みのお問い合わせをしてて、店員さんが少し困惑しながら「So…This is VELOCE」と言ってて格好良かった。
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アメトーーク!で狩野英孝さんが明かした「コンプラの関係で最近バラエティでリアクションを取るときも『痛い』『熱い』と言わないでほしいって指示が多くて、代わりに『ヤバい』って言うようになってる」って話がすごい。日本全体がトンチ化してて笑うに笑えない。
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パンサー尾形さんが「今出演してるNHKの数学の番組のギャラが向井に入ってた。マネージャーに確認したら『経理が、尾形さんがNHKの数学番組に出るはずないと思い向井さんに振り込んでた』とわかった。これはおかしい!」と憤ってる話、道徳の教科書とかに載ってほしい。
(「ザ・ラジオショー」より)
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マシンガンズ、ネタがないことも赤裸々に明かしてその日の出来事を取り入れてなんとかつないで、愚痴ばっかりなんだけど「最後の舞台に立つ喜び」を体全体で表現するドキュメンタリー漫才がすごい。芸歴15年目以下にはできないTHE SECOND最高峰の漫才だよこんなの。
#ザセカンド