編集者の阪上(@hanjouteiooba)さんの人気ツイート(古い順)

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日経新聞、平野啓一郎さんのコラム「カミナリおやじは誰?」面白い。突然子供達を怒鳴るカミナリ親父は戦争帰還兵で、戦地の記憶がフラッシュバックするPTSDだったのではとの説。ならばドラえもんの神成さんは、庭に飛んでくるボールを手榴弾だと思ったのだろうかと想像するとなんだか切ない。
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羽生三冠に勝ったことで藤井聡太四段の超人的才能が証明されたが、「将棋世界」3月号で藤井四段と対談した際、彼の思考を聞き出す貴重な機会にもかかわらず、カキフライ定食の話を延々続ける加藤一二三先生の超人ぶりが逆に際立ってしまう。
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月刊Hanada6月号。加藤一二三先生が、藤井聡太四段との対局で高度な盤外心理戦があったことを明かす。「私がおやつのカマンベールチーズを食べるのを確認してから、彼はチョコレートを食べ始めたのです。おやつを食べるのは自由だから先に食べても良かったのに。これには感心しました」
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文藝春秋8月号、羽生善治三冠インタビューがまたすごい。藤井聡太四段の強さを将棋界40年の歴史とともに語る羽生三冠。まずわかりやすい。そして潔い。「藤井さんより経験も知識もあるのに私たちが勝てないのは、過去の知識が役に立っていないということです」。人間として強いよこの人は…。
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とろサーモンも素晴らしい漫才だったけど、ネタの一覧を並べてみると、三回戦から決勝2本目まで、すべて違うネタで勝負した和牛の芸人魂に惚れ惚れしてしまう。#M1グランプ2017
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実は和牛は昨年も敗者復活戦まですべて違ったネタで戦いました。このすごさについては、明日以降で記事を書こうかな…。 twitter.com/hanjouteiooba/…
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奇書だったけど一気に読んだ。レスラーでラーメン屋店主の川田利明がラーメン屋経営の全てを語る本。全編言葉が熱い。 「メンマや味玉は業者から買えば安く済むが、俺は俺だけのメンマにこだわりたいんだ。もしこのメンマが店から消えた時、俺に限界が来たと思ってほしい」 メンマだけでこの熱量…!
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週刊文春阿川佐和子さん対談、ずん飯尾さんの話が素敵。 「さんまさんの助言に救われました。お前はボケる前にツッコミを見る癖があるから、今からボケるって客にバレてる。ボケる時はツッコミに背中を向けろ、と言われて。以来めちゃくちゃウケるんです」 フォームひとつで笑いが変わるんだなあ…。
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ラランドすごいな。3回戦から敗者復活まで全部ネタ替えてきたよ。アマチュアなのに、どんだけストックあるんだ…。 大学お笑いサークル出身者のレベルの高さを世間に知らしめた素晴らしい4分間。 #m1敗者復活戦
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そして和牛のまさかの敗退に涙を飲んだファンの方々のために、過去の和牛のM-1ネタ一覧を作りました。 毎回言っていることですが、これだけのネタを毎年作れる時点で、和牛はもう格別なんです。表を作りながら、そのことを改めて強く感じています。 #和牛 #M1グランプリ2019
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週刊文春「敗者たちのM-1グランプリ」、ミキ昴生さんの言葉も刺さる。 「僕らはM-1で勝てるタイプの漫才じゃない。古いと言われますから。でも、寄席でウケる漫才こそ正義だと思ってる。シュールがウケるのも、直球漫才があるから」 たった4分の漫才の中にそれぞれの生き様が詰まってるんだよな…。
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M-1後に和牛の水田さんに会って「あとは頼んだで」と言われたと明かすミキの亜生さん。 ラジオの話を総括すると、決勝に進出して当然というプレッシャーのなかで戦ってきた和牛は、次にその苦労を味わうのは彼らだと分かってるから、「ミキはそれに打ち勝って優勝してくれよ」と激励したんだろうな。
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Netflixの嵐のドキュメンタリー第二話、松本潤さんの演出家としての魅力とこだわりが凝縮されてる。一つのコンサートの中で何の曲が足りないか、一番楽しめる仕掛けはなにかを観客視点で考え抜く姿勢に脱帽。ファンの方なら周知の事実でしょうが、『松本潤の演出術』みたいな本、いつか読んでみたい。
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「ライヴハウス武道館へようこそ!ここは東京だぜ」の名言から34年、小池都知事から「ライブハウスへは行かないで。ここは東京です」のアンサーが繰り出されるなんて、氷室京介も思ってもいなかっただろうなぁ。
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週刊文春今週号、宮藤官九郎さんの連載「いまなんつった?」の中で明かされる、PCRでコロナ陽性が判明し、目の前が真っ暗になるなか、医師が「大丈夫。この病気に関しては我々も日々詳しくなってるしスキルも上がってる。一緒に治しましょう」って励ましてくれた話、素敵すぎるでしょ…。
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先週から放送終了後にドラマと原作本を照らし合わせる作業に夢中になってるけど、第二話で20分近く割かれた合宿のシーンは原作では全206ページ中わずか13行しか記述がなくて、ここに注目して貴重な時間ふんだんに使った鈴木おさむさんに恐怖を感じている。 #M愛すべき人がいて
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BUBKA最新号で杉作J太郎さんが鋭いこと言ってる。 「コロナで新しいものの創作が滞ってる結果、文化に新旧のボーダーがなくなった。だから今ラジオで古い曲をかけると、若者からいい反応が返ってくる。ついに人類が『最新』という時の呪縛から逃れられたんです」 今こそ古典にも親しむ時だと。納得。
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ちなみにドラマでは浜崎あゆみがマサの前で初めて歌った曲は「DEPARTURES」だけど、原作本を読むと、初めてマックス松浦の前で口ずさんだ曲はレッド・ツェッペリンの「移民の歌」だったことは、いちハードロックファンとして繰り返し繰り返しお伝えしていきたい。 #M愛すべき人がいて
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ゆきぽよがWiLLのことを「縦文字の雑誌」と言ったり、kemioが画数の多い漢字のことを「盛れてる漢字」って言ったりするのを見ると、自分の言語感覚のアップデートが平成で終わってるのを痛感する。
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石井妙子さんの『女帝 小池百合子』傑作。カイロ留学時代の同居女性の告発から始まる衝撃の連続に圧倒され続けた。「ノンフィクション作家は二つの罪を背負う。一つは書くことの罪。もう一つは書かぬことの罪。後者の罪をより重く考え本書を執筆した」というあとがきの一言がまた重い。
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石井妙子さんの『女帝 小池百合子』不意にカバーを取ってみてビックリ。別の「表紙」が現れた。まだ小池氏が何者でもなかった時代と、「綻び」を抱えながら都知事に上り詰めた今との対比。カバーと表紙をも駆使して本書のメッセージを発信しようとする石井さんの信念が伝わってきます。
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アンジャッシュ児嶋さん、ナイナイ矢部さん、それぞれ相方の危機に駆けつけ見捨てないことを即座に表明したけど、二人とも渡部さん岡村さんを「芸人になろう」って誘ったほう。この「誘ったほう」の責任感とか使命感は、芸人以外にはどれだけ推測しても理解できない深い世界なんだろうなと思ってる。
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「アジポップ」最新号で、ダンサーのARATA氏が嵐・大野智のダンス技術の高さを語ってて、熱量がスゴい。専門的な解説はともかく「大野さんのような筋肉と芸術を備えたアイドル系ダンサーはもう出てこないかも。幻のポケモン感が強い」の一言が強力すぎて素人にもその凄さが瞬時に理解できてしまった。
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「アジポップ」最新号、プロダンサーARATAが語る嵐・大野智の魅力②が掲載。「ソロ曲『TOP SECRET』は凄い!のひと言。グルーヴの見せ方が抜群に上手い。大野智さんには森羅万象を司る仙人のイメージがあります」と前回の「幻のポケモン」に続きスゴいワードで絶賛。その世界観が一瞬で伝わりました。
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ドラマでは感動的に別れたマサとあゆだけど、原作本ではマサが「君のことはまだ好きだ。でもあゆのいるべき場所は際限がない大空で、俺の部屋なんかじゃないんだよ」っていう、取り方によってはまあまあ都合いい言葉を言い放って終わりを迎えたことは、最後に残しておきたい。 #M愛すべき人がいて