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「ネットに慣れてない高齢の教授」と言うけどわれわれ世代の大学教員というのは学情網の始まりから目撃して天井裏に上がってイーサネットケーブル自分で敷いたり自前でWebサーバーやメールサーバー運用したりしてきたんですよ。
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ほんとに「自分の仲間にほめられること」だけをやるようになるのが「運動」の怖いところ。
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「ランドセルが重い」のが問題じゃなくて「学校が毎日大量の教科書やノートを家に持ち帰らせて翌日またもって来させる」ことが問題なのだと思う。
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30年の教員生活の中で2回「正当な理由で授業中帽子をかぶっている学生」に出会ったので「帽子を脱ぎなさい」的なことは言わないことにしている。
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「入学時にコンピュータ購入を義務づけ」でも「留学を義務化する」でもそうだけど,国立大学を普通に卒業するために「授業料以外の費用」がかかることを誰も問題にしなくなっちゃったよね。ほんの20年前には「それは絶対ダメ」と言う人のほうが多かった。
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大学を卒業できない人や成績が振るわない人のかなりの部分は生活習慣の問題を抱えていると思います。まず朝起きられない。
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しかし「金メダルを噛む」よりは「リコール請求署名の捏造に加担」のほうがはるかに重大だろうとは思うラジね。
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「高収入高学歴の親に資源を大注入されて育ったが親の思ったような人間にならなかった」みたいな人が人類の未来には大切なんだと思います。
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日本で暴力事件がいちばん多かったのは1960年頃でその頃の20歳がいまの80歳くらいですね。
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これはこの前も書いたけど「顔や外見について言及すること」がどんどんポリティカリーインコレクトになるいっぽうで実際の評価はますます顔や外見で決まるようになっている。むしろそうだからこそ言及できないのか。
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「高収入者が高い税金を払って貧乏人を支えるのはおかしい」という話、自分の収入はそもそも誰が払ったお金(あるいは誰の労働によって作られた富)から来てるのかを考えることは大事だと思うラジよ。
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じっさいベネッセとか教育産業が婚活から終活まで一生を牛耳るようになっていて、われわれは死ぬまで「テキストを買って勉強」しないといけなくなっている。
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容疑者が「誰でもよかった」と言ってるのではなく警察の取り調べで「じゃあ誰でもよかったんだな」「はい」みたいなやりとりがあって調書には「誰でもよかった」と書かれる感じ。
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大学の二部だって「定時に上がって夜は大学に行ける仕事」がたくさんあるのが前提だったのラジよね。二部がなくなったのはそういうこともあると思う。
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「普通の人の自然な感覚」に任せたら人権も自由も守られないから法律や制度で守るのラジよね。
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船が沈むときに日本人には「みなさんもう避難してますよ」というと避難を始める,みたいなジョークがあったけれども,じっさい「みなさんもう接種してますよ」「有名人の〇〇さんも接種を受けましたよ」というような情報には強い説得力があるだろうと思う。
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自分は「1年後にもコロナで人は死に続けるが学校は再開され人々は飲みに行き映画を見てコンサートにも行くようになる」と予想しますラジよ。
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そういう「教養のある政治家」がいなかったんじゃなくて、いたけど国民みんなで「そういう政治家じゃダメなんだ」と言って「変人」に任せてしまったんじゃないですか。すぐ忘れちゃうんだから。
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「いい夫いい妻にならないと許さない」「いい親にならないと許さない」「子どもをちゃんと育てないと許さない」と言われたら「じゃあ私はいいです」という人は増えるラジよね。
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東京はすべて電通が動かしていて大阪は全部よしもとが動かしている。ちなみに名古屋は寿がきや。
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昨日の尾崎豊の話、われわれ世代の多くは青年期に「いまなら間違いなく何かの罪で捕まるようなこと」をいくつもやって、もちろんバレたのだけど大人に怒られたり時には殴られたりする程度で済んだ経験をしている。「そういう時代」というのがそもそも若い人に理解できなくなっている。
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何度も書いているように自分が大学生,院生の頃には「大学構内は街頭と同じで,市民は自由に入って来てよいのだ」とまじめに言われていた。まず今の人にはその感覚が想像できないと思う。
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「この人一日中ツイッターにいる!」と思うとき、あなたも一日中ツイッターにいるのである。
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「日本の公務員の数は諸外国に比べるとかなり少ない」と言うと大抵の人はびっくりするラジよね。日本は公務員が多すぎると思い込んでいる。
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自分も中学生の時に教師に髪を切られた。自分は教育心理学の授業でよくこれを「教師は学校の外の世界では犯罪になることを生徒にしばしば行うことの例」として取り上げる。