10年に1度の巨大太陽フレアに伴うコロナ質量放出の波が午前8時頃に地球に到達.惑星間空間磁場が南向きであるため,今後,磁気嵐が吹き荒れる予想.巨大・オーロラの出現も期待される.オーロラ予報図↓
X9.3太陽フレアに伴うCMEが地球に到達し,フィンランド・サンタクロースの街ロヴァニエミで強烈なオーロラが出現.まだ,地球は高速太陽風(~750km/s)の中にいて,一時期1100km/sにも達した.今晩,北海道で低緯度オーロラが見られる可能性あり.
2010年から土星の衛星タイタン・エンケラドスなどを探査して数々の発見をもたらしたカッシーニは,今春から土星の輪の隙間を何度もすり抜け,本日土星に突入して流星となって終焉を迎える.地球にアンテナを向け最後までデータを送り続けるライブ nasa.gov/nasalive
カッシーニーーー
カッシーニ,土星大気突入!
ありがとう「カッシーニ!」 お疲れ様「カッシーニ!」,そして,さようなら「カッシーニ」....いつか土星系の衛星に生命が見つかったとき,君の衛星衝突汚染を避けた捨て身のフィナーレを思い出すだろう.
土星探査機カッシーニの華麗なフィナーレの裏では、探査機ジュノーが木星を探査中。雲頂距離1-2万kmより missionjuno.swri.edu/junocam
カッシーニが撮影して地球へ送られた最後の画像集.タイタンの有機物の海やエンケラドスの間欠泉をライブで見ていた頃も懐かしいが,土星って改めて美しい惑星だと思う.子供の頃,小さな望遠鏡で初めて見た時の驚きがそこにはまだある.
初めての星間空間(太陽系外)彗星が発見された模様 first interstellar comet! minorplanetcenter.net/mpec/K17/K17UI…
太陽系外彗星PanSTARRS(C/2017 U1) ,推定直径160m「こと座」方向から飛来. 9/9に0.25AUを近日点通過, 10/14に地球まで0.16AUまで接近. 太陽を焦点としている事から太陽系起源では?詳細未だ不明 bit.ly/2gC3lE9
25光年先の「Vega系(織姫星)」から突如やってきたメッセンジャー C/2017 U1 (Pan-STARRS) は,再び太陽系を脱出する。
青い球形の光は,ロシアの複数の弾道ミサイル実験による人工オーロラらしい。青色は,やはり窒素分子バンドと思われる。
軌道情報がアップデートされたので、こちらのアニメーションがほぼ正しい軌道の様子。今回は、偶然地球付近を通過したので観測に掛かったが、数日早くても遅くても見つからなかった訳で、恐らく同様の天体は太陽系外から多数侵入していると思われる
太陽系外天体 1I/2017 U1 「Oumuamua」の形状は軸比6:1、230 m x 35 mの超楕円形状と判明。8.26時間でゆっくりと回転。まるで宇宙船のようだ
NASAの木星探査機Junoが雲頂距離1万kmから撮影した木星北半球の渦。暗い所は明るい雲より高度が低い。乱流とかソリトンとか化学流体の実験室
インターステラから太陽系にやってきた‘Oumuamua(1I/2017 U1)の更なる観測から、軸比がおよそ10:1の400mの恐らく金属質の天体であることがNASAから発表された。現在秒速40kmでペルセウス座方向へ向け地球から2億kmを飛翔。NASAの宇宙望遠鏡群が継続監視中
オウムアムアと同等の大きさのインターステラ天体は、理論的には地球より内側だけでも常に1つは存在しているので、更なる発見が期待される。太陽を使った高速フライバイは、オリオン-ペルセウス腕では、ありふれた片田舎の輸送手段なのであろう
ふたご座流星群、現在年間を通して最も数の多い流星群の直径5.1kmの親玉が12/13の流星群極大直後の12/16に地球に1千万kmまで近づく(今回より近づくのは2093年12/14で300万km)。1.4年毎に太陽に2千万kmまで近づき炙られて枯渇した岩石彗星が10等代まで明るくなり世界中の望遠鏡が狙う。
12/13夜22時頃〜12/14明け方に極大を迎える「ふたご座流星群」は、夜空が開けた暗い場所なら街中でも1時間に数10個は確認できる。ふたご座が見えなくてもどの方角の空でも飛ぶが、南天のオリオン座方向がお薦め。運が良ければ、こんな大火球にもお目にかかれる。12/14夜は流星数は減るが火球は増加する
今年の「ふたご座流星群」の極大期は、夜半過ぎから明け方の月面の夜側に流星体が衝突する様子が地球から観測可能。4-9等級の月面衝突閃光としてビデオ撮影できる。観測に成功された方はご報告をお待ちしてます。spaceguard.or.jp/RSGC/results/s…
今宵12/13と明晩は、ふたご座流星群が見頃。ふたご座が十分高く昇る22時頃から流星数が増える予想。流星群の中では最も遅い部類なので、願い事3回もいける。明け方には月齢25の細い月が昇り月面衝突閃光も観測可能。母天体のファエトンも地球に大接近中。これだけの観測条件が揃うのは大変珍しい
昨夜の「ふたご座流星群」は,火球も楽しめて,教科書的な素晴らしいスペクトルも取得できた.
ふたご座流星群の極大日,インターステラ天体「オウムアムア」にグリーン・バンクの口径100m電波望遠鏡が2時間向けられた.2時間で60TBものデータを取得して,ETからの信号が含まれていないか現在データ解析中らしい shar.es/1Mz9Ct
中国内モンゴル・太陽電波望遠鏡と「ふたご座流星群」 . 放射点(radiant point)から離れると長経路流星になる様子が明瞭 apod.nasa.gov/apod/ap171215.…
インターステラ天体「オウムアムア」の可視-近赤外分光観測が新たに発表された。有機物が宇宙線に炙られてコールタール状になった表層は太陽系外縁部天体に類似しており、星間空間の旅路で宇宙線で変成した氷天体と推測 go.nature.com/2oENWtG