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もうねえ、ちょっと想像してほしいですよ。「復活の日」、「日本沈没」を書いた小松左京さんを、まる1日貸切にして博物館で展示物の解説をしてもらっている自分というのを。人生で、こんな日がくるとは思っていなかったですね。(^^;
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梓は長編作家として世間には受け止められていますが、わたしは、中編の達人だと思っていました。100枚前後の作品を書かせたら、とびぬけてうまいです。すぐに長くなってしまうので、めったに書かなかったけどね。50枚までなら、わたしも作家として勝負できましたが、100枚はだめでした。
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発売日で~す。 twitter.com/zigharii/statu…
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ムギの絵の著作権は安彦さん、もしくはサンライズが保有しているので、アイコンといえども、原作者が勝手に使用することはできません。本、DVDのカバーはプロモーションに限り、使用を許諾されています。 twitter.com/ayaayapan69/st…
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@koyamatakao194 当時、タツノコのSF設定を担当していたのが柴野拓美さんで、タイムマシンが出現すると、そこにある空気が瞬時に押しだされて大爆発が起きるはずと指摘し、じゃあ、本当に爆発させてしまえということでタイムボカンになったという話を柴野さんからうかがっています。
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えとですねー、ムギは、いまおとなの事情で「MU-G16」を誤読して「MUGI」と呼ばれるようになった人工生命体というということになっていますので(ダーティペア外伝「独裁者の遺産」参照)、そこんところよろしくお願いいたします。(^^;amazon.co.jp/%E3%83%80%E3%8…
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でも、がんばろう。
とりあえず「ガラスの仮面」と「ワンピース」と「ハンター×ハンター」が完結するまでは核ミサイルを発射しないでくれとプーチンに頼みたい。
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松本零士さんから教わったこと1.
締切はゴムのように伸びる。
↑実話。
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松本零士さんに教わったこと2.(わたしのペンネームを見て)
その名前はだめだ。画数が多いと、サインに時間がかかる。
↑んなこと言われても、もう高千穂遙にしてしまったしー。
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松本零士さんに教わったこと3.(わたしが免許をとり、ショットガンを買ったとき)
保管のことなど、警察がうるさいことを言ってくるが、無視しろ。もしも賊が家に押し入ってきたら、ためらわずに撃て。
↑いえ、それは無理です。
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御厨さと美さんが生まれてはじめて原稿を落としそうになったとき、大友克洋さんに「どうしよう?」と相談した。大友さんの答えは、
「大丈夫。じっとしていれば落ちる」
だった。
御厨さんが言われたとおりじっとしていたら、原稿は本当に落ちた。
教訓:とくにありません。
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ガンダムエピソードもちらとでてきますが、よく知られている「宇宙の戦士」紹介話です。ぬえでガンダムの仕事をしていたのは松崎くんだけで、わたしは無関係でしたから、当然ですね。でも、放送が終わったあとに、ちょっとだけ関わりができました。 twitter.com/CONTINUE_mag/s…
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これも、わたしは無関係です。出版されることも知らなくて、宮武くんがスタジオでアルミ板をトンカチでぶっ叩いているのを見て、何をしているんだと思っていたら本がでて、そこではじめてこの表紙をつくっていたんだと知ったくらいです。 twitter.com/CptBuchi/statu…
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青井邦夫さんから、叩いていたのは宮武くんではなく自分だという申告があったので、訂正します。通りすがりに見たら、体形が同じなので、よーわからん。(^^;
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で、ガンダムですね。
ある日、自宅に電話がかかってきました。SFマガジン編集長の今岡清さんからでした。
あのねーと、ちょっと言いにくそうに今岡さんは話をはじめます。
おたくの松崎くんから富野喜幸さんが書いた「機動戦士ガンダム」って小説の原稿を預かったんだよね。早川でだしてほしいと。
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でもさーと、今岡さんはつづけます。これは、うちの方針とは合わない作品なので、だせないんだよねー。だけど、断っちゃうと、松崎くんも困ってしまうじゃない。だから、高千穂さん、なんとかしてもらえないかなー。
うん、そりゃ言いにくそうになる話だ。
どうしたものかと考えました。
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ガンダムが打ち切りになるってことは、噂で耳にしていたので、そのときは、それで映像作家なのに、やむなく小説にしたのかなあと思いました。だとしたら、いろいろと思いはあるんじゃないのかなとも。
わたしは作品評ではあれこれ言いますが、基本的にどの映像作品もリスペクトしています。
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それは、ヤマトでもガンダムでも同じです。なので、プロモートしてくれと言われたら、します。関連本に寄稿してくれと言われたら、書きます。ヤマトは、ぜんぜんそういう話がきませんが。(^^; ←、ガンダムは書いたことあります。
監督が小説化してでも世にだしたいというのなら、当然、協力します。
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わかりましたと、わたしは答えました。
その原稿、松崎くんではなく、わたしのとこに送ってください。わたしが朝日ソノラマに持っていきます。松崎くんにはこちらから話しておきます。それで、なんとかしましょう。
うわあ、助かったと今岡さんは言いました。編集者も、いろいろたいへんです。(^^;
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今岡さんとのやりとりのあと、すぐに松崎くんに電話しました。
いきさつを話し、持ちこみを頼まれたのは松ちゃんだから、富野さんにはわたしの名前はださず、早川が無理だったので自分がソノラマに持っていくと言ってくれと伝えました。
それで、今度はソノラマの石井さんに電話です。
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石井さんには事情をすべて話しました。で、いいですよ、預かりますということになり、届いた原稿をそのまま朝日ソノラマに渡しました。持っていったのか、郵送にしたのかは記憶がありません。原稿は読んでないです。読んで、出版の可否を決めるのは編集者の仕事です。わたしの任じゃありません。
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数日後、石井さんから連絡がありました。うちでだすことにしましたと。それで、あとは松崎くんにまかせました。これでわたしの突発仕事は終わりです。
後に、石井さんからお礼を言われました。おかげさまでたくさん売れましたと。今岡さんも、松崎くんも、富野さんも、みな丸くおさまりましたね。
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というわけで、わたしがガンダムと唯一関わった話はここまでです。ヤマトのときと違って、まあハッピーエンドですね。売れて、よかったよ。(^^;