社会全体にフェミニズムへの憎悪が形成され、小さな課題でも大紛糾し何も解決できなくなるのはなぜか?どうすればいいのか?というnote(リベラルの”ムスカ化”問題について)の告知をしますが、テーマ的に今話題のcolabo問題を避けて通れないので関連付けた連ツイします。(続note.com/keizokuramoto/…
colabo問題に関連した相互憎悪を問題解決に振り向ける方法について以下の記事紹介twitter.com/keizokuramoto/…を書きましたが、そこで触れられなかったいわゆる「萌え絵問題」について、萌え絵批判が「バーミヤン石仏を爆破するイスラム原理主義」のようになってる問題について追加で連ツイします。(続
今回のcolaboの紛糾の背後にはいわゆる「萌え絵文化」に対する意見対立みたいなのが根深くあるんですが、その点に関しては「萌え絵批判派」の人に、自分たちが「バーミヤン石仏を爆破するイスラム原理主義者」みたいになってないか自己点検するべき課題があると私は考えています。(続
例えば偶像がどの程度「性的」であるべきか・あっていいかのセンスは文化によって全然違い、中世欧州みたいに凄い禁欲的な価値観もあればインドのように性的イメージが超重要な価値観もある。昨今のポリコレ文化における性的潔癖主義はその部分の文化的相対性を明らかに踏み越えている。(続
欧米はそこが過剰に潔癖主義的だからこそ、過去に性的少数者を弾圧しまくった歴史がある一方今度はまた逆の過剰を全世界に押し付けているんじゃないかという批判は当然あるべきで、「今の”国際社会”ではこれが当然でそれ以外は野蛮」という目線自体の背後に宗教的独善性がないか検討されるべき。(続
「性行為は正常位のみ許される」的な規範を大真面目に持っていた文化圏と、春画のような文化を当然のように許容してきた文化とではあるべき着地点が違って当然で、その差異を無視した高圧的断罪をしまくる事が、現実レベルでの女性問題の解決を行っていく上での巨大なノイズになってしまっている。(続
自分は別に萌え絵が凄い好きでもないが、萌え絵批判派の人が「性的潔癖主義が過剰な欧米文化」を絶対化しそれ以外の人類社会の文化的豊穣性を野蛮視して否定する様子には凄い反感があります。そこの独善性は徹底的に相対化してこそ党派性を離れて女性の貧困とかを具体的に解決する道も見えてくる。(続
一神教的な視点からすればローカル社会のそれぞれにあるお地蔵さん的な偶像を「こんなものただの石だ!」とか言って全部破壊したくなっちゃうんですよね。しかしその社会にとってバラバラの個人になってしまわずにお互いの協力関係を保つためにそのお地蔵さんが必要だったりするって事なんですよ。(続
欧米という人類社会の2割もいない特権階級の論理をあまりに無批判にそれ以外に押し付け、ローカル社会の特有の課題解決に向き合おうとしないムーブメントに力を与えすぎているから逆に過剰に強権的な政治で埋め合わせをする勢力も出てくる。そこに新しい”双方向性”を打ち立てるのが日本の役割。(続
年末記事finders.me/articles.php?i…更新です。今年の漢字は『戦』だとかタモリが『新しい戦前』と言ったとか話題ですがそれを本当に戦争にしないためには 『憲法9条を尊重しない野蛮で邪悪な自民党政府が全ての元凶なのだ』 というような前世紀の遺物の思考停止を超えるリアルな議論が必要です。(続
え?アベノミクス終わっちゃうの? まだあまり知られてませんが岸田首相肝煎りの有識者会議「令和臨調」がこっそり『アベノミクスとの決別』を提言したと金融関係者の間で話題です。その背景を解説し、今後の日本経済やいわゆる”MMT”について考察する記事を書きました。(続note.com/keizokuramoto/…
今”人類の歴史上4位”の大ヒットになってる映画『アバター2』が、(多分)世界で唯一日本だけ3位になってる珍事について考える記事を書きました。個人的にはAKBのドキュメンタリーが1位とかなら頭抱えるが、スラダンと「すずめの戸締まり」ならいいかなと思ってますw(続 note.com/keizokuramoto/…
実際、賛成派は「国際社会では当然」と言うが、実際に実現してるのは欧米という人類2割の特権階級内だけで、ソレ以外の大多数ではむしろその思想の押し付けがそのローカル社会に対して侵襲的だと考えられて余計に締め付けが厳しくなってる側面もある。”非合法化”されたりしている地域すら多い。(続
牛乳とコッペパンだけの写真に「大阪維新の給食はこれだけ。それに比べて韓国の給食は凄い」的なツイートがちょいバズってて、「マジで?」と思い大阪市のサイト見たら普通に当然副菜やらシチューやらもついてて、維新の宣伝も時々ヤバいけど反維新も大概やなと思ったwとはいえメニュー見てると(続
ツイッターでは「日本は重税感の割に福祉が足りてない」的な世界観を当然視してる人は多いが、それは誰か悪人(自民党が、または左翼勢力が)がちょろまかしてるからではなく世界一の高齢化で現役世代とのバランスが崩れてる事が最大の要因なのを直視した上で解決を目指さないとどうしようもない。(続
岸田首相が出産一時金の増額原資を後期高齢者医療制度の見直しで捻出する方針を示したのは大きな一歩。これは「老人は死ね」って話ではなく統計的にも老人が今一番カネ持ってるのだから貧困老人には別立てのケアをしつつ国の未来の為に多少は飲んでくださいという意思決定が出来たのは凄く大きい。(続
そういう「当然のちょっとした相互融通」の話すら、脊髄反射で極端な「老人に死ねと言うのか!」みたいな論争にしていたら助け合って国を立て直して行くなんてできないからね。「敵」が全部悪いことにする20世紀的な党派争いをやめて、具体的な改善を徹底的に積んでいける環境にしていきましょう。(続
なんかこれ凄いバカにされてるけど、こういうのが一切ない田舎なんてそもそも存在するわけがないし、嫌なら行かなくていいだけの話。一方で、"文通の仕事"で繋がってる人で限界集落村おこししてる人いるけど、彼は自分の収入源が国外にあるから、むしろこういうのとも適度に付き合って楽しんでる。(続
新着記事です。日用品の買い物や電気代など物価高を実感する事が増えて心配ですよね。しかし実は日本には他の国にあまりない『インフレを乗りこなす才能』があります。それはどういう能力でどうすればいいのか?ヒントはスシローのイタズラで大激怒する国民性にあります。(続finders.me/articles.php?i…
話題の安倍晋三回顧録読んだんだが「戦後最長政権」も伊達じゃない感じで”ヤリ手”感が凄いあって面白かった。特徴は三点あって、 ・恩を受けたら必ず返す。裏切られたら必ず返す。 ・譲っていいところと譲らないところを明確に分ける。 ・自分の行動に常に理由をつける。 以下連ツイで説明します↓
安倍回顧録で印象的なのは、「あの時●●さんが私のこの意見に賛成を表明してくれたのは本当にありがたかったので、その後●●年の選挙では必死に電話をかけまくって協力した」みたいな話がめっちゃいっぱい出てくる。助けてくれたら絶対忘れず返す人間だと思われる事を超重視してる感がある。(続
あと安倍氏は色んな「自分の功績」とされる案件について聞かれた時に常に「あれは岸田さんが頑張ってくれて」「あれは甘利さんが」「あの時の谷垣さんの演説は素晴らしかった」とか必ず言う。若い議員とかスピーチライターとかの貢献も取り入れた事があれば必ず名前を出すような感じが徹底してる。(続
第一次政権を一年で辞めざるを得なかった後再起するために地元選挙区で300回も20人以下のミーティングをして人に会いまくったり、官邸メンバーともかなり意識して食事したり雑談したりして仲間感を醸成する事を徹底してやったとか、「他人に協力してもらう」ことにかけてるエネルギーが凄い。(続
反面特に自分が大事だと思うテーマにおける「敵」にはかなり「徹底して戦う」という感じ。アベノミクスに反対した経団連会長を更迭したり、集団的自衛権関連で法制局長を変えたり等、普段は案外妥協しまくってるが「これは譲らん」という時には明確に態度で示すという”緩急”が凄いある。(続
印象的だったのはTPP交渉を選挙の後にすると自民党議員の一部が「絶対反対の公約」を掲げる人が出てくるから、先にオバマと交渉して既成事実を作りその後選挙ではその補償策を公約にするほうが戦いやすいと判断したとか、とにかく「協力を取り付けて話を通す順番とか緩急の判断」が凄い冴えてる。(続