カスガ(@kasuga391)さんの人気ツイート(リツイート順)

226
異世界ファンタジー小説の描写がどれだけ現実の中世と懸け離れているかを指摘した1978年のポール・アンダースンのエッセイ『典型的ヒロイックファンタジーについて』。 sfwa.org/2005/01/04/on-…
227
それなら呼吸や排泄が含まれてない理由もわかる。限度を越えた暴食や惰眠や荒淫に耽る人間はいても、必要以上に呼吸や排泄を行う人間は(過呼吸とか下痢などの自力でコントロールできない状態を除けば)あんまりいないだろうし。
228
【宣伝】文明崩壊後のイギリスを描いた、イングランドの作家リチャード・ジェフリーズによる19世紀のポストアポカリプス小説『アフター・ロンドン』上巻をKDPで販売開始しました。 amazon.co.jp/dp/B08MYSTK96/…
229
世界最初(多分)のゲームブックはロマンス小説だった。#ロマンス小説読んだことない人が嘘だと思うけど本当の事言え twitter.com/kasuga391/stat…
230
以前に、ブラック・ジャックで描かれる「還暦の女性」が、今のイメージだと百歳ぐらいのヨボヨボの老婆にしか見えない、という話題があったじゃない。このイメージの変化も、歯科医療の発達によるところが大きいと思うのだ。
231
そしてオーウェルは、周囲の左派知識人が口を揃えてソビエト体制を礼賛していた時代に、彼自身もバリバリの左翼で社会主義者でありながら、スペイン内戦での経験から「いや、あのやり方は駄目だ」といち早く警告してた作家だし。
232
なんか予想外にRTされてしまったので、念のため追記。 ドイルの「北極星号の船長」は、北極海の捕鯨船の老船長が雪女の姿を取った若い頃に死んだ恋人に出会うという話で、ハーンの「雪おんな」のプロットとは全然違います。
233
書名は伏せるが、とあるSFの翻訳で、「牧師」がケネディ大統領に臨終の秘跡を授ける場面が出てきてのけぞったことがある。
234
「1880年に三人の作家が“馬の不要な馬車”のアイデアを得たとしよう。 ガジェットSFでは主人公はその原理を解説し、自動車を発明する。 冒険SFでは主人公は自動車に乗り込んで、悪役とカーチェイスを繰り広げる。 社会SFでは石油産業と郊外都市が発生し、主人公は交通事故で死ぬ」
235
たとえば19世紀末に書かれた『幸福の島』というアーサー王時代のままで歴史が止まった島を舞台にした中篇小説があるのだが、この話、普通に板金の全身鎧を装着した騎士とかが出てくる。
236
コミックDAYSで無料公開されてる『スーパードクターK』の続篇『K2』が面白くて100話ぐらい一気読みしてしまったのだけど、この漫画「肉体派ブラックジャック」よりも「医療版美味しんぼ」と呼んだ方がしっくり来るね。
237
実はブームの頃に『小松左京風カップ焼きそばの作り方』を試作してみたことがあったりします。>RT 公開のタイミングを逃してしまってずっとお蔵入りしてましたが、せっかくの機会なので発表。
238
ところで手塚治虫と言えば、よく『地底国の怪人』でウサギの耳男を死なせたのが画期的な事件みたいに語られるが、『のらくろ一等兵』でも肉弾三勇士が鉄条網を破るために自爆し、三人の慰霊碑の前でのらくろが「自分ばかり上等兵になってすまないなあ」と泣きじゃくる回が普通にある。
239
まあ、もし将来「感動や面白さを引き起こす人間の脳のメカニズムを刺激する装置」がほとんどの創作物に組み込まれるようになり、素で読めば大したことのない漫画や小説もワクワクしながら楽しめるようになったとしたら、私も「こんなのは本物の創作じゃない」と言ってしまいそうな気がする。
240
私はSFで大切なのは「科学的に正しいこと」ではなく、「科学的にもっともらしいこと」だと思ってるよ。 「もっともらしく」ありさえすれば「正しく」なくてもいいのだ。
241
個人の意見は自由だし、「漫画とはあくまで子供向けのもので、いい大人が読むものではない」と主張したいなら好きにすればいいと思うけど、「アメコミの作家はみんなそう思って漫画を描いている」みたいな偏見を広めるのはやめて欲しい。
242
『マンガ学』で一番印象に残ってるはこのセリフ。 今日でも「ラノベは文学か?」みたいなナンセンスな議論を見るたびに、このマクラウドの言葉を思い出す。
243
実は「人間がいない世界に取り残されたロボットはいずれ機能停止するだろう」という発想自体は、既に1939年のジョゼフ・E・ケレアムのSF短篇「錆」(未訳)の頃からある。 twitter.com/CRwVUTh6Xjn2eG…
244
ちなみに、私は筒井康隆のお勧めを訊かれたときは、 ・SFの近未来戦闘アニメが好きな人なら『馬の首風雲録』 ・ラノベの異世界ファンタジーが好きな人なら『旅のラゴス』 ・推理ものが好きな人なら『富豪刑事』 を勧めることにしてる。
245
人間の平均余命が今より短かった時代、運よく老齢まで生き延びられた者も、その頃は抜くしか治療法のなかった虫歯のために、晩年には大半の歯を失ってしまうのが普通であった。
246
AIダンジョンとかいうAIが自動的に文章の続きを生成してくれるサービスを発見したので、これで東方百合小説が作れないかチャレンジしてみた。
247
あるとき益軒が乗り合わせた舟の中で、若い青年が得意気に経書の知識を喋り散らしていた。舟から降りる間際に益軒が名を問われて名乗ると、青年は恥じ入ってこそこそと逃げ出してしまった。 この逸事について芥川龍之介は「これって益軒の方が感じ悪いよね(要約)」という感想を述べている。
248
「翻訳ミステリやSFの文章は整っている。それに比べてラノベは……」みたいな言説は、結局のところ「翻訳ミステリやSFの文章は堅苦しくてつまらないものである」という偏見の後押しにしかならないから、本当にやめて欲しい。
249
なんか予想以上にRTされたので、参考用に情報元のブログのURLを貼っておきます。 legendsoflocalization.com/is-that-writte… あと沢山のRTやFavやコメントありがとうございます。 さすが全部のコメントに返信するのは無理ですが、目は通させて頂いております。
250
私も現物は読んだことはないのだけど、内容を紹介した文章によれば、作中の空洞地球のユートピアで運河や道路を建設する人間型の巨大な機械が「Androides」と呼ばれているのだそうな。 lwcurrey.com/pages/books/15…