→そうしたら、『もう終わったことじゃないか、五輪は成功だった』と、誰も真面目な議論はしなくなった。事前に予想されていた危惧の多くは実際に当たっていたのにね。その弛緩した雰囲気が、Brexitの苗床になったような気がするんだよね」 まっこと、くわばらくわばら…
o0( Twitter界隈では「"2位じゃだめなんですか"は、蓮舫氏のむしろ助け船的な発言なのに、文科・理研サイドの応答が残念すぎた」ことは割と知られているが、リアルでは素朴な印象に基づき「政治家には科学がわからんのですよ」的な例として持ち出す研究者にしょっちゅう会う。(いつも反応に困る)
「え、そうなの?」という方が割といらっしゃるので、まとめてくださっているページを: blog.wktk.co.jp/ja/entry/2015/… 感想はそれぞれでしょうが、それでも全体読むと、かなり巷で言われてる印象とは違うはず。
もう割と手遅れで、世界のあちこちの日本研究科は潰されている。クールジャパン案件で広告代理店にばら撒いたお金の十分の一でもこうしたとこの支援に回せば良かったが。/ 今、ケンブリッジ大学の日本研究が危ない⁉ 【ケンブリッジ大学日本研究教授ミカエル・アドルフソン】 guruli.net/community/508/
「私が最も気になるのは、制度を変更する前に、きちんとした「データ取得計画」が作られていないことです。これは「改革を実行する」こと自体が目的であって、そもそも効果を検証するつもりがないことを意味します。」/萩生田大臣「身の丈」発言を聞いて「教育格差」の研究者 gendai.ismedia.jp/articles/-/682…
o0(「自分にとって都合が悪いニュースを、より大衆の耳目の引くニュースをメディアに投じて注意を逸らす」行為自体は、古典的な教科書から現代PRの教本、はたまたメディアリテラシーの公的教科書に至るまで、“firebreaking”とか”burying inconvenient news”とかの名前で普通に載っている戦術。
んー、ちょっと危うい部分があって、研究ベースに語るなら、「陰謀論の強い否定」もまた陰謀論と同じ効果を及ぼすはず。/沢尻エリカさん逮捕と「陰謀論」 何が問題なのか?科学の知見が警鐘を鳴らす理由(石戸諭) - Y!ニュース news.yahoo.co.jp/byline/ishidos…
全米進出した こんまり氏、自らの通販サイトで「音叉とローズクリスタルの癒しセット($75)」を売り出したことで「部屋片付けたあとは、こういう偽科学ガラクタ溜め込めってか?」と(北米の科学クラスタなどから)反感を買っているようだ…
STAP細胞事件が覆い隠した科学技術立国ニッポンの「ヤバい現実」 @gendai_biz gendai.ismedia.jp/articles/-/686… #現代ビジネス o0( 榎木さんの直球論考。「こういうの書くと嫌がらせされる」我が国のアカデミアの腐敗部と早く決別いたしましょう。
『子供の科学』は日本の科学者生産の文化資本の典型みたいな雑誌で、3〜4代続けて読者、みたいな家庭も割とざらにある。だから科学者は「子科の取材なら」って受けてくれるそうで。(という修論研究をかつての学生がしていた) twitter.com/hamukazu/statu…
o0( 歴史上、さんざん他国の料理を魔改造してきた我が国が「寿司ポリス」などどは片腹痛い!あらゆる文化は他の文化を独自に解釈していいし、それがイノベーションを生むのだ!と思ってきた。しかし今、ヘルシンキで〈クリスマストッピング•バナナ巻き寿司〉を前にして、俺の寛容さが試されている。
【悲報】意外とイケる【朗報】
「文系は統計をわかっていない…そんなふうに考えていた時期が俺にもありました」いざ”文転”して教育に関わってみると、今の”文系”学生は多変量解析くらい普通に使いこなしている。しかし今度は「こうして毎年輩出される人材の統計スキルがこの社会のどこに・なぜ埋没していくのか」という謎が深まる。
o0(これはホントに感じる。大学が支援すべきはマナー講座とか就活成功体験談の紹介じゃなくて、「卒業後(転職やライブイベントが)いろいろあったけど、私は元気です」なOGOBの語りを聞かせることだと思う。今の親世代はギリ古い雇用枠に潜り込めてることが多いので、多様な生き様を聞く機会が無い。 twitter.com/tanosensei/sta…
o0( ここ数年、企業の偉い人と同席するたび、(心底嫌みでもなんでもなく)「どうして大学の成績を入社の際に参照しないんですか?」と尋ねてみているが、なるほど、と得心の行く答えをもらったことがない。
専門知コミュニケーションの困難な状況が続いているので、情報発信する方のご参考までに:『実験医学』2019, 37(9): pp1475-9に「研究者はメディアとどう向き合うかー『科学のメディア化』の時代」て原稿書いています。多少は参考になる部分あるかも。本棚にある方は手にとって頂ければ幸いです。
o0( ほんと、割とこれが本質な気がする…この国はビックリするくらい、ギリギリのリソースで走っている。 twitter.com/takehikohayash…
o0( 誰か書いているだろう、と思ったら意外と言及している人が少ないので一応メモ代わりに:「コロナは27℃のお湯で死ぬ」流言は、「80℃・10分以上の熱湯消毒」(これは妥当)という推奨される対応が、「80℉→27℃」と誤訳?された結果だと推察。
→なぜ摂氏を華氏にしてまた摂氏に戻したかは不明だが(摂氏の英語記述を自動翻訳?)、最初の方で誰かが気づいて「もしかしたら…?」とちゃんと伝えられれば良かったのかも。異質な言説に出会った時は、嗤う前にその「合理性(この場合は勘違い)」を読み解いた方が、長期的には社会の益となります。
→これはある言説を「フェイク」「隠謀論」と嗤ってしまうと、その嗤われた集団を排除・隔離してしまうため、そうではなく包摂するため推奨されてるアプローチ。「デマ」と切り捨てるのではなく、なぜそれが生まれるのか、を考える。割と多くの隠謀論/デマが、こうしたアプローチで解消できてしまう。
→もちろん最初のはあくまで推察。だけどこういうアプローチで「おっちょこちょいがいたのかな?」とか「自動翻訳が悪さしたかな?」と考えれば、「科学教育の敗北だ!(私自身も初見はそう思いがち)」と切り捨ててしまうよりも,ずっとマイルドに対応できる。それは結果的に社会的ケアにつながる。
→こうしたアプローチは隠謀論研究(最近は論文多すぎ積ん読が崩しきれない…)やリスク・コミュニケーション界隈でも強く推奨されています。「隠謀論やデマを真に社会の脅威と考えるなら、エンタメとして消費してしまわず、アプローチを切り替えるべき」という主旨には個人的にも賛同しています。[了]
国立感染研からのコメント:「新型コロナウイルス感染症の積極的疫学調査に関する報道の事実誤認について」niid.go.jp/niid/ja/diseas…
o0( 海外Twで見かけたアカデミアライフハックとして「執筆や学会登壇などの仕事を頂いた時は、それがかなり先の話であっても、『来週』それができるかで引き受けるかを判断しよう。先のことだからと言って安請け合いすると後悔する」というのがあった。確かに凄く使えそうなので採用決定。
o0( それはさておき、新しいネクタイが届いた。偽陽性とか何とかの議論とか説明をする際にしめていく所存。