o0( 「『さん』というジェンダーニュートラルな敬称は使いやすい」ということが割と世界に知られつつあるので、海外からのメールが "Dear Tanaka-san,"と始まっていることが増えた。そして今日、いつか来ると思ってた進化形として"Domo Tanaka-san,"と始まるメールがついに着弾した。アイェェェェ!
o0( 卒論指導で「こんな状態になるまで、どうしてほうっておいたんですか?!…まぁ今さら言っても仕方無い。最善の手当をしましょう」というセリフを繰り返す季節になってきたが、年中こういうことを言い続けなければならないお医者さんには頭が下がる。
これだけ「一生、勉強を続けないといけない時代」に、これまで勉強したことを評価できない企業はこの先は細るばかりと思うので、学生はよほど経営陣を盲信できない限りはそういうとこは避けるべき/勘違いにも程がある経団連会長「学生はもっと勉強しろ」発言の何様 #MAG2NEWS mag2.com/p/news/372278
o0( 本庶先生受賞で「基礎研究大事だよ!」祭りであるが、毎回、受賞者が出るたびにこの祭りやってるのに財布握ってる人たちは鼻ホジで聞き流しつづけ、みんなで奈落の底に真っ逆さまなのはなぜだわっしょい。
o0( ここまで「就活」がいずこも反知性的()だと、「我が社は”他の企業と違って”、大学での学びは意味があると思ってますので、授業期間中に内定式とか行いません!」というのが他社と差別化して優秀な学生を集めるアピールポイントになるのではないか。
o0(もう本邦の舵取りしてる方々の「選択と集中ダイスキー」傾向はギャンブル依存症の域に達してるようなので、その人たちから見下されてる研究者が「お願いもうやめて!ウチの家計はもうボロボロなの!」と幾ら言っても「うるせぇ!AIに一発突っ込んで当てたらiPS細胞の夢再びじゃあ!」となるのでは。
o0(読売の、あのイラッとさせることが目的としか思えない、大学改革()科学技術イノベーション()俺様理論インタビュー連載もだが、「かつては勉強できたのかも知れんが、今はなーんも勉強してない人の思いつき」で自分の乗った船の舵取りがされていることを思い知らされるのはなかなか悲しい。
AO書類などでそういう記述を見ると、そこを細かく突っ込んで見たりしているが、短時間だと難しいよね…取り繕ってる表面を早く掘ろうとすると圧迫面接になっちゃうし。
o0(焚火が炎上してる案件、クラウドファンディングにより「入り口」の動機が可視化されただけで、我々が日常的に見なれているESやAO書類の「ボランティアで◯◯を学び成長しました」という記述の背後には、他者の尊厳を無意識に嬲った末に得た自己肯定感、みたいなものがある可能性を改めて思うなど。
o0( ↓学歴インフレは中国…のみならず日本以外のアジアではどんどん進行していると感じる。「院卒なんて現場でつかえない」という経団連的世界観に満足しているうちに、日本のどの職場も10年20年するとエライことになるのでは。
また地方の若い層はやはり「消防団や選挙の付き合い〜日本青年会議所」みたいな流れもあるようだ。学生曰く「同窓会で『何お前(ネットにある歴史の真実)しらねぇの?ガッコの勉強ばかりじゃダメだよ。ほらこれ見てよく考えろよ』と動画を見せられました。僕はどう反応したら良かったんですかね」むぅ
o0(「久々に実家に帰ったら親父がネトウヨ化してました…」みたいな報告は、5年くらい前からほぼ毎年、学生から寄せられるようになった。 定年退職したり子供が家を出たりして時間ができた親が、Youtubeの「スゴい日本」「歴史の真実」系動画を貪るように閲覧して”目覚める”パターンが多いようだ。