2009年に新型インフル流行。その翌年の厚労省の対策会議の総括で「保健所の人員体制強化、人材育成の必要性」が強調されていた。しかし、国も大阪府も保健所体制強化どころか「行政改革」をさらに進め、大阪府の保健所職員も次々に削減していきました。事務職員を減らし、保健師や専門職の負担増にも。
第4波のときから現場の保健師は「高齢者の方が入院できない」「高齢者施設への対策が必要」と言い続けていました。データも大切ですが、同じように現場の声も大切にしていただきたいと思います。 twitter.com/hiroyoshimura/…
本日開催です。
「大阪は高齢者が多いから」というのは事実でなかったということですね。 twitter.com/inoueshin0/sta…
1990年の労働組合組織率は25%以上、春闘期に約1万5千円以上の賃上げを勝ち取っていた。しかし、2021年には組織率は17%にまで下がり、賃上げ額は3分の1の約5千円にまで低下、非正規率は約40%まで増えている。労働者が声をあげ、労働組合を強くすることが大切。 #労働組合にできること #2022春闘
【保健師の声139】 在宅の高齢者も行き場がありません。独居で要介護の方は陽性になるとデイサービスもヘルパーも止まります。入院も宿泊療養もできず、家族が介護するしかなく、要介護者の生活支援が足りません。第4波から言い続けていますが改善されず、高齢者の方がお亡くなりになるのが辛いです。
「大阪府に何度も『高齢者施設での感染者は無症状であってもすぐに入院させてください』と訴え続けてきました。施設内に感染者を放置し続けることはいずれクラスター化する『時限爆弾』を抱え続けるようなもの」 陽性者を2週間放置…大阪の老人施設でクラスター続出の理由 | jisin.jp/domestic/19464…
「高齢者の方が入院できない、宿泊療養施設にも入れない」という声は第4波のときからずっとあがっていました。
昨年7月、吉村知事と健康医療部長あてに行った業務改善を求める緊急申入れでも、高齢者や障害者の方たちが宿泊療養を利用できず、自宅や施設での療養を余儀なくされている問題について指摘し、改善を求めていました。数字やデータだけではわからない現場の声を聞いた対策こそが必要です。
高齢者施設や障がい者施設で感染者が出ても、すぐに把握もできないうえ、入院や宿泊療養させることもできず、それぞれの施設で診てもらうしかない実態が要因ではないかと思います。 大阪市長 “市内95高齢者施設で1000人以上の感染確認”|NHK 関西のニュース www3.nhk.or.jp/kansai-news/20…
コロナ感染拡大により、大阪府直営の入所型施設、子ども家庭センター(児童相談所)の一時保護所などでも深刻な状況が続いています。職員体制の確保を求めて、府職労福祉支部は、福祉部長に対し、職員の増員や非常勤看護師の正規化、専門職の育成、体制強化など4項目の要望を提出しました。
またしても記者会見で発表してから現場に周知される。専門家会議も大事だと思いますが、もう少し現場の状況を見て、声を聞いて、相談して決めるってことできないものなんでしょうか。
【保健師の声138】 保健所で働くのは保健師だけでなく多職種が専門性を発揮し業務をしています。府が減らしたのは保健師だけではありません。行政職員を減らし続けた結果、保健所でも行政職員が減らされ、保健師の業務負担が増えました。精神疾患等の対応件数も増え、ケースワーカーの増員も必要です。
公衆衛生『地域社会の人々の健康の保持・増進をはかり、疾病を予防するため、行われる衛生活動』 これらを行うのが保健所。いわば日々の当たり前の暮らしを下支えする仕事。人が増えればできることも増える。 「感染が減った時に何もやることなくてずっと座ってる」ようなことにはならない。
ある保健師が言ってました。 「本来は感染拡大を防ぐのが公衆衛生としての保健所の役割。しかし、感染が爆発し、それができなくなった。 そうなると次は命、健康を守るため治療や療養につなげなければならない。」 医療も保健所も削りすぎてどちらもできなくなってるのがいまの日本、大阪だと思う。
看護師の声「昨日は準夜勤でコロナ病棟応援に。病棟スタッフ4名に加え、私を含めて応援が2名いましたが、食事介助、口腔ケア、排泄介助・オムツ交換など手が足りません。高齢者で意志疎通の困難な方も多く、食事中は誤嚥の可能性も高いのでつきっきりになります。もっと丁寧なケアがしたいのですが。」
いま問題なのは、誰が保健所を減らしたかということではなく、コロナ禍の中で保健所体制をどう考えるか、どう強化するかということだと思います。2年以上が経ちましたが現場の負担は増加していくばかりです。 この十数年で府が管轄する各保健所の職員数は中核市移管による減を除いても減っています。
今日の記者会見で、吉村知事が高齢者の重症化が多いことや大規模医療・療養センターには介護・介助の必要な方が入れないことを強調し、デルタ株のときとは状況が違うと言ってましたが、第4波のときから保健師は「介護・介助の必要な方や高齢者の方が入る施設がない」と何度も声を上げ続けていました。
病床確保のため、専従チームを作って入院患者を次々に宿泊療養施設に移送するってことだけど、その後の健康観察などの対応って誰がするんだろう。また保健所の責任になるんだろうか。現場の保健所と調整済みなんだろうか。 大阪知事が医療非常事態宣言 “病床の確保に努める” www3.nhk.or.jp/kansai-news/20…
数日前より保健師からは「入院調整に時間がかかる」「入院フォローアップセンターに断られる」との声が相次いでいます。84億円の経費をかけている「大規模医療・療養センター」は入所者ゼロ。「何のために作ったのか」「第4波のときから何も改善していない」との声も寄せられています。
「1日中、電話にかじりついて、時間の感覚もないくらいです。先日は意識が急になくなり、自分で何を言っているのかわからなくなった。過労死するスタッフが出てもおかしくない状態です」 保健所職員が告発「感染者登録が手入力で追いつかず、クラスターも申告せず…」 dot.asahi.com/dot/2022020800…
過労死ラインを超えて働き続けている職員が増加の一途となっています。このような事態に対し、大阪労働局も「長時間労働が長く継続するということは、健康障害をおよぼすおそれが高くなる。望ましくない状況」「大阪府において議論、検討いただくことが必要」との見解を述べています。
本日、吉村知事あてに「過労死ライン超えで働き続けている職員の実態を直視し、職員の命と健康を守るため、職員定数増を求める申し入れ」を行いました。   過労死ライン超えの事態を解消し、現在のコロナ対応や今後置き得る災害等に十分に対応できる職員配置を行うことを求めました。
「保健師の声」を発信し続けていますが、もはや「悲鳴」のレベル。「○○さんは血圧が200超えてるけど休めず出勤、夜間電話対応も」「介護施設の患者さんは入院できず施設での対応を迫られる」「苦情や怒鳴られることも多くメンタルがやられる日々でつらい」など。トップは現場の声を聞いてほしい。
「大阪どないなってるん!?」オンライン連続ミニ学習会が始まります。 第1回目は、コロナ禍の保健所で何が起きているのか?開業医、クリニックの現場で何が起きているのか?カジノはどうなるのか?という視点でお話していただきます。