村)A級順位戦の豊島将之九段ー菅井竜也八段戦、指し直し局がまもなく始まります。持ち時間は先手の菅井八段が1時間9分、豊島九段が1時間です。共に残留は決まっていますが、最後まで全力を尽くす姿勢です。 twitter.com/asahi_shogi/st…
村)A級順位戦の豊島将之九段ー菅井竜也八段戦、豊島九段が勝ちました。終局時刻は午前3時18分。千日手指し直しの激闘でした。
村)A級順位戦、豊島将之九段は「指し直し局は二転三転する将棋だった」と振り返りました。菅井八段は「疲れましたが……悪手をいっぱい指した気がします」。長い長い「将棋界の一番長い日」が幕を閉じました。お疲れ様でした。
村)新潟市で指された棋王戦五番勝負第3局は、挑戦者の永瀬拓矢王座が渡辺明棋王に勝ちました。角換わり腰掛け銀の戦いで、永瀬王座が強気の攻め合いを制しました。初勝利を挙げた永瀬王座は1勝2敗に。第4局は20日に栃木県日光市の日光東照宮で(写真は対局開始時、日本将棋連盟提供)
村)B級1組順位戦、藤井聡太竜王が佐々木勇気七段に勝ち、A級昇級を決めました。来期は名人挑戦を争う舞台で戦います。19歳7カ月でのA級昇級決定は、加藤一二三九段に次いで歴代2位の年少記録です。
村)最後の順位戦の対局を終えた田中寅彦九段にインタビューしました。大山康晴十五世名人にとって最後の順位戦となった対局の思い出、高橋道雄九段との順位戦で持将棋模様になった際、ポカで点数が足りなくなった時のこと……。話は尽きませんでした。後ほど動画を公開予定です。
村)C級2組順位戦、2番手だった服部慎一郎四段が遠山雄亮六段に敗れました。この結果、伊藤匠四段の昇級が決まりました。伊藤四段は初参加での昇級。五段昇段も決めました。 twitter.com/asahi_shogi/st…
村)C級2組順位戦、昇級と五段昇段を決めた伊藤匠四段からコメントが届きました→「一敗してしまった段階で今期の昇級は厳しいかなと感じていたので嬉しいと同時に驚いております」「六時間という長い持ち時間は初めての経験でしたが、その中で結果を残すことが出来て良かったという思いです」
村)奨励会三段リーグ戦、徳田拳士三段(小林健二九段門下)と岡部怜央三段(加瀬純一七段門下)が四段昇段を決めました。4月1日付でプロ入りとなります。
村)11期目の三段リーグで15勝3敗の成績を挙げて四段昇段を決めた岡部怜央三段(22)は「今期は序盤で連勝したので、チャンスを生かさないと厳しいと思っていた」。山形県鶴岡市出身。「東京に出てきたので、お世話になった方に4年ぐらい会っていない。うれしい報告ができた」
村)8期目の三段リーグで15勝3敗の成績を挙げて四段昇段を決めた徳田拳士三段(24)は「ホッとした。お世話になった糸谷先生、稲葉先生と公式戦で当たりたい」。山口県周南市出身。「(応援してくれた地元の人に)何とか少し恩返しできたかな」。名前は「北斗の拳」に由来するそうです。
村)日本将棋連盟は16日、名古屋市に新たな公式戦の対局場を開設すると発表しました。場所は名古屋駅近くの複合ビル「ミッドランドスクエア」内のトヨタ自動車名古屋オフィスで、会議室に畳を敷いて行うとのこと。来期からA級で戦う藤井聡太竜王の順位戦の一部は、ここで行われる見込みです。
村)藤井竜王だけでなく、師匠の杉本昌隆八段や澤田真吾七段、高田明浩四段も東海地方在住です。女流棋士も相次いで誕生しています。 将棋・公式戦の対局場、名古屋にも開設へ 藤井聡太竜王の地元:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASQ3J…
耕)将棋の渡辺明名人に日本棋院から囲碁のアマチュア三段の免状が贈られました。正月の記念対局で仲邑菫二段を相手に六子のハンディ戦で勝ったことが評価されました。渡辺名人は「守りを固めて地を取るのが好き。棋風は将棋と似ている」と話しました。
村)日本将棋連盟は、山口絵美菜女流1級が3月30日付で連盟を退会したと発表しました。山口女流1級は宮崎県都城市出身。2014年に女流3級となり、16年に女流1級となっていました。進行中の女流順位戦4局、倉敷藤花戦の対局は不戦敗となります。
村)31日の対局後、来期のB級1組順位戦について問われ、「開幕までにコンディションを整えて初戦を迎えたい」と話しました。13人総当たりの「鬼のすみか」での戦いぶりが注目されます。 将棋・順位戦A級陥落の羽生善治九段、来期も順位戦で対局へ :朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASQ30…
村)将棋大賞の各賞の選考会が行われました。各賞の受賞者は以下の通りです。 最優秀棋士賞 藤井聡太竜王 優秀棋士賞 渡辺明名人 敢闘賞 菅井竜也八段 新人賞 伊藤匠五段 最優秀女流棋士賞 里見香奈女流四冠 優秀女流棋士賞 西山朋佳女流二冠
村)他の受賞者です。 ・升田幸三賞 千田翔太七段(△3三金型早繰り銀) ・升田幸三賞特別賞 田中寅彦九段(居飛車穴熊や飛車先不突き矢倉などの序盤戦術) ・名局賞 竜王戦第4局(豊島将之竜王―藤井聡太三冠) ・女流名局賞 女流名人戦第2局(里見香奈女流名人―伊藤沙恵女流三段)
村)記録部門の受賞者です。 対局数 藤井聡太竜王(64局) 勝数 藤井竜王(52局) 勝率 伊藤匠五段(8割1分8厘) 連勝 渡辺和史五段(20連勝) 女流対局数 伊藤沙恵女流名人(53局) 女流勝数 里見香奈女流四冠(40勝) 女流勝率 里見女流四冠(8割) 女流連勝 里見女流四冠(17連勝)
村)叡王戦の挑戦者決定戦は、出口若武五段が服部慎一郎四段に勝ちました。藤井聡太叡王と五番勝負を戦います。
村)東京都文京区のホテル椿山荘東京で指されていた名人戦第1局は渡辺明名人が斎藤慎太郎八段に勝ち、3連覇に向けて好スタートを切りました。渡辺名人がうまい構想でリードを奪って押し切りました。第2局は19、20の両日に金沢市の「金沢犀川温泉 川端の湯宿 滝亭」で(写真は2日目開始時)
北)羽生善治九段が王位戦挑戦者決定リーグ白組で池永天志五段に勝利。公式戦連敗を7で止める。「結果も内容もずっと伴っていなかったので、少しホッとしました」
村)第81期将棋名人戦・順位戦の抽選が行われ、A級からC級2組までの組み合わせが決まりました。18日午後3時の発表に合わせて、抽選の様子や各組の見どころを紹介する記事などを準備しています。
北)将棋大賞表彰式。2年連続の最優秀棋士賞など4賞を受賞した藤井聡太竜王「印象に残る対局が多くありました。名局賞に選んでいただいた竜王戦第4局では、最終盤で非常に難解な局面が現れました。私自身、将棋の奥深さを改めて感じることができました」(写真は日本将棋連盟提供)
北)将棋大賞で東京将棋記者会賞を受賞したのは、引退が決まっている現役最年長棋士・桐山清澄九段。「18歳から今日まで現役を続けてこられたことを感謝しております。若手に期待を寄せるとともに中堅、ベテランの棋士には地力を発揮して踏ん張ってほしいと思います」(写真提供・日本将棋連盟)