本日発行のメルマガでも紹介しましたが、全人代で”香港で国家安全保障のための法律と執行メカニズムを導入することの決定”が可決しました。基本法23条は、香港みずから国家安全条例を制定する、となっていますが、香港政府が能力不足で一人で制定できないから、全人代がかわりにやっちゃる、という
香港デモ鎮圧の後に習近平国賓訪問、で天皇陛下訪中、という天安門と同じ道を歩むのか。あのときは、米国で裏から頼まれていたんだか、今回は日本の判断なのか?トランプが次の選挙に負けるにベットしたのか。 twitter.com/kyodo_official…
7月1日からの日本への渡航制限緩和の対象国にベトナム、タイ、オーストラリア、ニュージーランドがあって、台湾が含まれていないのはおかしい。台湾はアジアでとてもお手本になる新型コロナ対策を成功され、日本メディアも評価していたはずなのに!
台湾の友達いわく、台湾人の方がタイの観光客よりも金払いがいいよ!台湾を対象にいれてよ!と。台湾を緩和対処にいれて、中国をいれないと、中国が怒るから、というばかばかしい理由なら、日本は今すぐに考えなおすべきだと私も思う。今こそ、台湾と中国の扱いに差別化を見せる必要があるんじゃないか
三峡ダムのことについて書いたら、地上波でもコメントもとめられたので、使われるかどうかわからないけど、コメントしました。でも小一時間ぐらいの話を数十秒流すだけですから、ダム、決壊する可能性がある、みたいなところだけを使われるんじゃないかと思うので、ちょっと詳しく説明しておくと、
80年ぶりの大雨量集中豪雨で、三峡ダムの上も下も大変な洪水になっている。三峡ダムは本来、洪水防止の役割がある、といって、多大な犠牲(周辺住民の強制移住や環境破壊、文化財破壊など)と引き換えに、強引に建設を進めたはず、なのに役にたってねぇ、と言われている。
ダムの設計上は、堤防の高さ185㍍で175㍍まで貯水できる。長江増水期前には145㍍以下にまでさげて置くので、増水期にこの30㍍分の差の水が貯水できるので、上流で豪雨があっても、水をためて下流の氾濫を防げますよ、という説明だった。
なのに制限水位から2㍍こえて147㍍に増えたくらいで、なんで水利部の顔色がかわるのか、ということで、みんな増水期にダムは水ためられないんじゃないか、という風に受け取っている。例年10月のおわりか11月の頭くらいに三峡ダムは175㍍まで試験貯水をしている。
145㍍くらいから1か月以上かけて175㍍まで貯めて、満々と水をたたえた三峡ダムの風景は観光の目玉の一つ。だけど、この175㍍貯水期に、周辺で地滑りが起きたとか、ダム地震が起きたとか、霧がこくなったとか、堤防ゆがんでいる、とかいろいろ不安な話がでて、
実際、175㍍まで水貯めて大丈夫かね、という気持ちで見られてきた。気候のいい秋に175㍍試験貯水しても、こんな不安な声がでてくるので、ひょっとしたら、三峡ダムの周辺中に大雨が降って、地盤が緩んでいるときに175㍍貯水できないんじゃないか、できないんだろう、と
それどころか145㍍を増水期制限水位としているということは、145㍍以上増水したら、やばいということだろう、と三峡ダム水位の動きを皆さん注目している。 長さ660キロのダム湖の水位が30㍍上がったり下がったりするときの堤防にかかる負荷というのは、
ちょっと恐ろしいものがあるので、毎年試験貯水とかいって、これを繰り返してだいじょうぶかね、という不安もあった。で、今回、80年ぶりの豪雨で、三峡ダムの真価がためされる!という風にはならないで、みんな三峡ダムの決壊の方を心配して、水がたまりすぎないようにしているのね。
水利部が言っている「洩洪」とは、ダムを決壊させないために適度に下流に放水することなのだけど、「洩洪」したら、下流の洪水抑止にならねぇ、と。そもそも三峡ダムに30㍍分水貯める余裕があるんじゃねえのか、と突っ込まれている。
三峡ダムに洪水抑止機能がない、ということは実は党内部では、すでに専門家によって検証済みらしい。気候の安定したときに175㍍まで水をためることができることノットイコール、長期集中豪雨で周辺の地盤がゆるゆるの時に30㍍分の増水にダムが耐えうる。「洩洪工作」にも限度があるので、
早く雨やんでほしい、でないと決壊するかも、というのが今の状況。三峡ダムが決壊するかどうか、確率的には極めて極めて低いと私も思っています。今週中に東京直下型地震がある確率が極めて低いように。でも、たまに朝方ちょっと長い地震があると、急に心配になります。
将来30年以内には東京直下型地震はおきるだろう、と専門家たちはいって、その被害想定を算出したりしているように、三峡ダムも決壊したら、こうなる、という被害想定を時折、みんな思い出すわけです。で、すごい長期集中豪雨のたびに、決壊するかも、と心配になるわけです。
その時は、明日くるかもしれないし、30年後かもしれない。だから「ブラックスワン」なのですよ。ちなみに三峡ダムの問題、欠陥についての議論は、名著といえるものがいくつもあります。中でもジャーナリスト・戴晴の「三峡ダム」は、当時発禁処分になり、あまりに有名。
周庭さんらがデモシストを脱退したことに、ちょっとほっとしている。命あっての未来だから。香港の未来は社会運動でどうにかなる段階を完全にすぎ、国際社会の制裁を伴う圧力によって取り戻せるか否か、というステージに。
周庭さんが、逮捕されたと、今テレビで、
香港から周庭が国安法違反で逮捕された、との連絡が今きて、いみわからん。6月15日の集会の件で今、裁判中のはず。再逮捕なのか?共同も一報を報じた。news.yahoo.co.jp/articles/5eca8…
周庭は、国安法施行以降、ほとんど大した発言も行動もしていない。国安法が遡及期間を設けない、とあるから、彼女の容疑事実は7月1日以降のはずだが、彼女は7月1日以降は、違法集会の後半の時の外国メディアのぶら下がりに答えるくらいしか、していない。
もはやテロ。ジミー・ライは外国との結託を理由に逮捕されたが、周庭も外国メディアのコメントに答えたことが、外国との結託になるのか?
周庭さんの容疑は、国家転覆煽動の容疑らしい?
周庭さんの逮捕は、外国メディアに対する見せしめ、恫喝?外国メディアの取材を受けると、こうなるという。昼間のジミー・ライらの逮捕と合わせて、外国メディアに対する恫喝なのだろうか。やり方がえげつない。