欧米先進国の記者は真実を知らねば、社会は正しい判断が下せない、という理由で報じるべきだ、と答えた。私は福島原発事故の報道のこととかちょっと考えて、事実は報じるべきだ、国民は正しい判断ができるだろう、と答えた。今も、そんな風に考える。
CNNの元記者のメディア学教授から聞いた話。もし重大な情報を手にいれて、それを報じれば社会が大混乱するかもしれない、と推測されるとき、報じるべきかいなか、という質問を記者にしたとき、中国とかミャンマーとかアジアの記者は報じるべきではない、社会の安定が最優先、と答えた。欧米記者は
拙著「ウイグル人に何が起きているのか」2年ぶりに増刷となり、Amazonのカテゴリー別でベストセラー入りしました。ウイグル人弾圧の歴史は長く過酷でしたが、漸く世界的人権問題として注目されるように。最初は、売れない、と他の出版社からは断られ続けた企画だけに思うところひとしおです。
全人代の李克強の政府活動報告を丁寧に読むと、習近平の脱貧困政策について不満が滲んでいるのに気が付くだろう。世銀の絶対的貧困ラインよりもさらに低い基準の中国の絶対的貧困をなくすために、農場や工場に強制動員して最低賃金で労働従事させるやり方が、持続的な貧困問題解決といえるか、と。
日本で売られているウェア、日本の選手たちが着ているウェアにも新疆棉は使われていないことを確認してほしい。あと、いかなる強制労働、人権侵害にも反対の立場にあることを明確にしてほしい。
オーストラリアメディアによれば、アシックスは神戸の本社で28日、緊急会議を招集したらしい。なんで、日本の企業のことをオーストラリアメディアに教えてもらわなあかんねん。朝からずっと返事まっているのに。
また微博のアカウントは、アシックスの立場を代表するものではない、とオ―ストラリアメディアには説明。日本メディアやジャーナリストに先に説明しろよ、と思ったで。本社神戸なんだから。
アシックス中国の微博の例のツイッター、29日に削除された。オーストラリアメディアが、オーストラリア五輪代表のウェアがアシックスであることを問題視して報じたのが響いている?オーストラリアメディアによれば、豪代表のウェアに新疆棉が使われていないことをアシックス側は確認
ネット紅衛兵がミズノやデカトロンなどにメールなどで、新疆棉への態度を表明せよとせまっているらしい。中国市場を選ばなければ、排斥運動のターゲットにするという脅し。やらしい。今はスポーツ用品メーカーが対象だが、やがて他の業種にも踏み絵がつきつけられる。どう対応するか覚悟が問われる。
アシックス本社にはコメントを電話とメールでお願いしている。広報の対応は丁寧で真摯な印象。心から中国法人の勝手な判断だとか、何かの間違いであってほしい。五輪ゴールドパートナー企業、グローバル企業の誇りを取り戻してほしい。
PHPの新書「ウイグル人に何が起きているのか」増刷きまったー。2年ぶりに増刷って、めずらしい。てっきり、廃版になったとおもっていた。でも、何年後に読んでも資料性の高い内容だと自負しております。
正義のミカタに出演します。石平さんと一緒。
今回の件について、多くの人が、実は問題の本質はジェンダー論ではなく、組織論だと気づいている。なぜ、この五輪は競技場問題やロゴや汚職などの疑惑が次から次へと起きミソがついてしまうのか、問題の本質はどこにあるのか、というのを考えないと、
高齢で病をおして無償で頑張っている人を余人を以て代えがたいとトップに据えていること自体が組織として大問題。その人がいなくなると組織が機能しなくなる、というのも大問題。大御所老人が無償で頑張っているから、誰も異見、批判、是正できない。権力と義務と責任のバランスがおかしくなる。
清水ともみさんの新刊、今から拝読します!
ここでひよったら、あかんやろー、国連大使訪台
でも、本当にパワーがあるのは、実名と顔を出して言論による戦いの方。顔を隠した破壊活動は、名もなき死体にされて忘れ去られてしまう可能性が、あるけれど、世界は彼らが訴えたことは忘れないし、運動は終わらない。だから中共政府は暴力より言論を恐れるのだと思う。
顔をかくして暴力に頼る活動と、顔と名前を晒して言論で戦う活動では、後者の方を酷く痛めるのが、中共の伝統的なやり方だ。話し合いの余地がないことを見せつけるために。
異常な裁判、異常な判決。扇動の事実はない。21日の集会は参加者たちに聞けばわかる。勇武派の参加者たちは、むしろ周庭さんたちは弱腰だと批判していたくらいなのだ。
何をしたらいいのか、わからない。私にできることを教えてほしい。 #StandWithHongKong #FreeAgness #FreeJoshua #FreeIvan
あ、もちろん自国内の研究分野に投資を増やすともいってるんですよ、でも中国人留学生のビザ厳格化は、パイデン政権になれば、緩和されそう。
バイデン陣営の対中ブレーンたちのフォーリンポリシーの寄稿を読むと、本当にどんよりしてきた。トーマス・ドニロン「中国の科学技術の挑戦に対抗するには、関税引き上げとかじゃなくて、才能ある華人移民をもっと増やすこと」とかいうのを読むと、頭痛が。
民主党の政治綱領をみると確かに中国への強硬姿勢を打ちだしてはいるんだけどね、中国外交部シンクタンクは、バイデンチームの政策はそれとは異なる、貿易戦争も新冷戦もおわる、って分析しているな。要は世界はそれを歓迎するか戦慄するか、だな。 twitter.com/foomii_com/sta…
バイデン政権になったら米国の対中政策どうなるかなあ。ちょっと考えたくないが、ひょっとしたら習近平さんが調子こいて、やらかすかもしれないので、あんまり心配しすぎないことにする。とりあえず、すごい接戦で、日本の選挙よりドキドキすることは確か。
トランプテキサス勝ちそう?メディアより、華人指数(義烏の工場主や在米華人の口コミを元にした予測)だと、トランプ再選なんだよなー。