2006年、知床半島の沿岸に石油まみれの海鳥の死体が5500羽以上漂着した。同じ頃、国後島にも石油に汚染された海鳥の死体が流れ着いたとの情報を入手し、ロシアの研究者から入手したのがこれらの写真だ。このことから、海鳥の死体が東樺太海流に乗ってサハリン方面から流れ着いた可能性が濃厚になった。
毎日新聞の北海道版でワシの列車事故が取り上げられた。 私のコメント「降雪などの影響でシカ死体への依存度が増した」については、列車走行により除雪された線路周辺へのシカの利用頻度が増し、結果としてシカの衝突事故が増えたことにより、という前置きを紙面の都合で割愛したものと理解している。
被弾していたオジロワシの皮下から散弾を取り出した。紛れもなく水鳥猟用の鉛散弾だった。
自他ともに認めるコーヒー好きです。専門店さんのご協力でブレンドを監修し、好きな銘柄とともに猛禽類保護の寄付金付き商品として販売していただいてます。今回、飲み比べ用に4銘柄をセットにし、特別価格980円でご提供戴くことになりました。この機会にぜひお試しください!midoucoffee.shop/?pid=136911036
鉛中毒は猛禽類や水鳥に限った病気では無い。1998年に北海道音別町で収容されたタンチョウの胃から鉛ライフル弾が発見され、鉛中毒死したことが明らかになった。タンチョウは山林や農地ではシカ猟用の鉛ライフル弾を、水辺では水鳥猟用の鉛散弾を誤食する可能性がある。 #全国の狩猟から鉛弾の撤廃を
連日声を使い過ぎて、すっかりハスキーになってしまった私の姿を介して、野生動物との共生の難しさと大切さに思いを馳せていただけたらとても嬉しいです。
起こしちゃってゴメン! 可愛いやつらが帰ってきてた(^^)
後遺症で野生に戻れない猛禽の飼育費や、 傷付いた野生猛禽類の救命率を向上するための医療機器、悪天候や不整地で患者の搬送に使う四輪駆動車の更新を目指したクラウドファンディングを実施中です! readyfor.jp/projects/IRBJ/ 一羽の痛みや死を決して無駄にせず、次はもっと良い治療が行えるように!
HTB北海道ニュース|“鉛弾規制”ようやく… 道の独自規制から20年 htb.co.jp/news/archives_…
知床の漁港で漁網に絡まり、水没の恐れもあったオジロワシ。 フライングケージ内でのリハビリも順調に進み、野生復帰が近い。凜とした立ち姿に、貫禄さえ感じられるようになった。
IUCNのレッドリストに関しBirdlife Internationalがタンチョウの絶滅危惧種から危急種への格下げを検討している。個体数こそ増えたものの給餌などの人的な餌に依存し人間活動による事故も多発していることからその生息状況は安泰とは言いがたい。私はカテゴリーの格下げは時期尚早であると考えている。
明日です! BS番組でシマフクロウの保全活動についてご紹介いたします! 昨年末に好評を戴きました、滝川クリステルさんがナビゲーターを務めるアースウォーカーの2時間拡大番組(4Kです!)。 皆さま、ぜひご覧ください! BSフジ 3月28日18時~ bsfuji.tv/earthwalker/pu… #転載歓迎 #シマフクロウ
2003年から同じ森林で行ってきたクマタカの鉛汚染状況調査。今日捕獲した個体は、2005年に初めて捕獲に成功してから9回目の検査となった。過去には高濃度の鉛に汚染されていたこともあったが、今日は幸い正常値だった。北海道で鉛弾規制が始まって19年目。今年こそ鉛中毒発生0になることを願っている
ヒグマの目撃が頻発し、襲撃事故も発生しているため 、欲しいものリストに対策品を加えさせていただきました。ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします! amazon.jp/hz/wishlist/ls…
【番組出演のお知らせ】 滝川クリステルさんが野生動物とのディスタンスをテーマに北海道を巡ります。私は絶滅が心配される“この”猛禽の現状と課題を特別にご紹介します! ○ アースウォーカー 2020 ○ 全国フジテレビ系列の放送局(北海道はUHB 北海道文化放送) ○ 2020年12月31日(木) 5:55~7:00
サイズ:使用時 (約)H42×W50×D10㎝     収納時 (約)H11×W12.5㎝     ※H縦、W横、Dマチ幅 耐荷重:約10㎏ 素材:ポリエステル100% 定価 :1,980円(税込) 発売は8月29日(土)9時からオリジナルグッズショップirbj.net/shop/index.htmlにて。 絶対欲しい!という方はぜひお早めにどうぞ~
本当だとしたら、あまりにも利己的で酷い話だ!💢 headlines.yahoo.co.jp/article?a=2020…
私の講演で必ず登場するスライド。 狩猟からの鉛弾撤廃が鉛中毒の唯一の解決策!
環境省の公式アカウントにコメントした。鉛中毒対策として「実態把握」と「影響評価」しか書かれていないのは非常に不満だ。なぜ発表の要点である2030年鉛中毒発生0を目標に、2025年から全国を対象に鉛弾規制を開始と書かないのか? twitter.com/Kankyo_Jpn/sta…
野生動物や私たち自身と関係のない話題はあまり掲載しないのですが、野生動物医学にも関わっている後進の獣医師が一生懸命頑張っているので転載します。札幌方面に在住の方で情報をお持ちの方は、ぜひ協力してあげてください。 twitter.com/tsukichan999/s…
狩猟用鉛弾による希少猛禽類の鉛中毒問題は、今や中学校の教科書でも取り上げられている。「大人の事情」が全国規制の妨げになっているのだとしたら、とても残念だ。 youtu.be/9t9q8FNivE4
忘れられない光景がある。オオワシの生まれ故郷のサハリンで、日本も参画して行われた大規模な石油天然ガス開発サハリンⅠとサハリンⅡ。大地を切り開いてパイプラインが埋設され、巣の横には大規模な基地が作られた。パイプラインが破断すれば、生態系に取り返しのつかない被害を与えることは必至だ。
右の上腕骨が真っ二つに折れていたオジロワシの幼鳥。骨の中に入れていたピンを抜き、晴れて翼が元通りの形になった。これから段階的なリハビリに移る予定。
今日も今年生まれの幼鳥が事故に遭い保護された。ただ数が増えればいいと言うものではない。健全な環境の中でその種本来の生活ができてこそ保護の手を緩めるべきではないか。冬季の餌資源の多くを給餌に依存しているタンチョウは、半野生と言っても過言ではない状態だと思う。 www3.nhk.or.jp/sapporo-news/2…
今朝の読売新聞全国版。“サイエンス Focus”に風力発電などの再生可能エネルギーについての記事が載っています。私もコメントしていますので、ぜひお買い求めの上ご覧ください。