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トランプ・金正恩は通訳を交えて1対1で冒頭の会談を始めるという観測。アジアの安全保障の重大な交渉で、個人的な手打ちをしようというのか。「彼は非核化すると言った。それを信じる」→その後「裏切った、交渉は終わりだ」という解釈をひとりで握ることになる。 twitter.com/joshrogin/stat…
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最後に意思決定の共有について。既に日米拡大抑止協議では米核態勢を含めた定期的な協議が実施されている。ただ危機から有事において日米の意思決定や統合軍の運用のありかたを調整するメカニズム(通常戦力から核戦力へのエスカレーション管理全体を含む)を強化することは重要論点としてある。
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@show_murano @tnak0214 核抑止は使い手を選ぶということですね。最初から「ウクライナで核戦争が起こることを誰も望んでいない」「米露が互いに発砲し始めたら、世界大戦になる」(バイデン)のは事実だとしても(だからこそ)、米介入と核エスカレーションの可能性を最初から遮断するのは戦略コミュニケーションエラーです。
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拡大抑止に対する効果としては、米が全面核戦争発展を恐れるあまり、核戦争の発動を躊躇するとき、日本が引き金を促す役割。他方、米国が(全面核戦争にならないとの判断で)性急に核兵器を使用し、それが日本に惨禍をもたらすときに、ストップをかける役割。二重鍵を用いて核兵器使用の統御する目的。
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トランプ大統領は記者会見で米韓合同演習の中止に言及。そもそも演習もグアムから爆撃機を飛ばすのもコストが高く、挑発的だからという。同盟国の韓国のみならずマティス国防長官との調整はあったのだろうか。規模縮小や内容の変更ではなく唐突に中止で、全体の合意でここだけ具体的なのも不可思議だ。
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Raisina Dialogueでのラブロフ外相の独演会のこの場面に失笑があったのは事実だが、「イラクやアフガニスタンで何が起きているのか、米国やNATOに問いただしたか」とラブロフが煽り、中東諸国とみられる参加者から大きい拍手も得ていた、という別の場面がある。
news.livedoor.com/article/detail…
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拙稿「追悼中山俊宏:孤独な探究心を持ったヒューマニスト」『中央公論』(2022年8月号)が、このたび中央公論のHPに転載されることになりました。
chuokoron.jp/international/…
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米朝が段階的非核化の原則で合意し、北朝鮮が寧辺の核施設の廃棄と検証措置を受け入れ、米国が南北経済交流(開城工業団地と金剛山観光の再開)を制裁の例外とすれば米朝合意は可能だったように思う。しかし寧辺以外のHEU施設廃棄と制裁の全面解除はおよそ取引不可能だったというのが実態ではないか。
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今週の地経学ブリーフィングは私の論考「ウクライナ戦争が今後の国際秩序を規定する理由:戦争の始まり方、戦い方、終わらせ方が問われる」を掲載しました。現在進行形の戦争の戦い方、終わらせ方が、今後の侵略行為の起こりやすさに決定的影響を与えるという論旨です。
toyokeizai.net/articles/-/664…
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核共有によって日本が保有する運搬手段や運用が、核使用の信憑性や核攻撃(反撃)の効果を高めるか。これは核共有の態勢による。ドイツ型のF-35 / B61 による航空戦力による核共有、現存しない地上配備型ミサイル、潜水艦発射型弾道・巡航ミサイルという理論上の可能性はあるが、機会あらば別途。
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昨晩の日テレ深層ニュースで話した内容:抑止力には主として懲罰的抑止と拒否的抑止があり、日本の敵基地攻撃能力は持ったとしても日米同盟の中でしか懲罰的抑止になりえず、一定の損害限定が唯一追求しうるオプションだがそれもIAMDの中でしか拒否的抑止は達成できない。政府・自民党も整理すべきだ。
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戦争抑止(米軍の介入阻止)において確実な報復能力を担保しつつ、戦域レベルでは戦争遂行型の柔軟反応戦略を志向している。北朝鮮の核戦略はこの両面で捉えると、何故核ドクトリンにおいて先行不使用と核先制打撃が交互に宣言されるか、何故運搬手段(ミサイル)の多様化が必要か、が理解可能となる。
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尚、実際北朝鮮が追求している核抑止論はさらに複雑である。例えば倉田秀也「北朝鮮ミサイル開発の新段階」(jiia.or.jp/research-repor…)を参照。北朝鮮の核戦略は戦争抑止と戦争遂行の両面から追求されていると捉える。
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1995/96の台湾海峡での中国軍の演習と、今回の演習予告の比較。 twitter.com/CIGeography/st…
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現代の日本に求められるのはリアリストとリベラル国際主義の路線競争であって、55年体制下のオールドレフトのゾンビ的復活ではない。はっきり言って国会周辺にいるのは昭和時代のウオーキングデッドだ。
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かつての安全保障と防衛力に関する有識者会議は、情勢認識・路線選択・政策の枠組み・資源配分の決定等に一定の役割を果たしたが、現在の防衛政策には段違いの専門性が要求される。時代は変わったのだから、有識者会議の形式も変わらないといけない。
asahi.com/articles/ASR34…
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インド太平洋構想と距離感をとった前政権から大きく転換、これを連携に活かさない手はない。こうなると日本にFOIP以降の地域戦略の提示がないことも気になるところだ。
>韓国「インド太平洋戦略」発表 日米と足並みそろえる立場鮮明 | NHK www3.nhk.or.jp/news/html/2022…
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池内恵(@chutoislam)さんの 中山さん追悼記事。
>中山さんの日々の情勢分析は、「世界を理解したい」という哲学者の純粋な情熱に支えられていた。それを重苦しく 晦渋かいじゅう にではなく、軽やかに行なう。それが心地よかった。
yomiuri.co.jp/culture/202205…
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岸田首相が米大学での演説(1月)で3文書が「吉田茂元総理による日米安保条約の締結、岸信介元総理による安保条約の改定、安倍晋三元総理による平和安全法制の策定に続き、歴史上最も重要な決定の一つであると確信」と述べたことは興味深い。国内ではあまり語らない位置付けだ。
kantei.go.jp/jp/101_kishida…
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ここ数日間、千々和さんの論考を読みたいと思っていたところ、核心的な論点を踏まえて掲載。紛争の根本解決か妥協的和平が成立するかは、戦争終結を主導する側の「将来の危険」と「現在の犠牲」 の天秤だという視点を論じている。toyokeizai.net/articles/-/535… #東洋経済オンライン @Toyokeizaiより
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台湾有事で強襲揚陸作戦が展開される規模となると、在日米軍基地への攻撃が強く予見され、その時点で日本防衛との切り離しは不可能になると思います。加えて存立危機事態における米軍防護というシナリオは十分考えられます。先ほども述べた通り、中国側がその可能性を認識することが合わせて重要です。 twitter.com/yujinfuse/stat…
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トップの鶴の一声、時間・準備不足、責任が不明確、部門間の対立、納得度が低い、片手間の実行、情熱・本気度の不足、これらは清水勝彦『戦略と実行』に記述された戦略実行失敗の構造的問題。戦略と実行のギャップが大きい企業は失敗する。少しだけ米バイデン政権をこの目線で見るようになっている。
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ただこれも核共有でなく、「戦略協議」のなかで実現可能なことではある。
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ウクライナ上空の飛行禁止区域(NFZ)設定は、NATO側からロシア軍機撃墜に繋がるが、ポーランド保有戦闘機の提供や同国基地使用は、ロシア側からポーランド攻撃の誘因(=エスカレーションの逆張り)となる。ロ側の行為にNATO第5条の壁を作る。ポーランドは納得するだろうか。
nikkei.com/article/DGXZQO…