神保 謙 (Ken JIMBO)(@kenj0126)さんの人気ツイート(いいね順)

スーダンで日本人5名が退避のための集合場所に辿り着けずにいたところ、韓国側の車両が駆けつけて同乗させ、無事ポートスーダンに退避した、という良い話。昨日滞在先のソウルでも話題となった。 sankei.com/article/202304… @Sankei_newsから
今回ばかりは外交の凄みを評価しないわけにはいかない。G7の結束はもとより、よく練られた招待国との拡大会合、極め付けのゼレンスキー大統領の参加。国際社会の分断に働きかける、これ以上の舞台設定は考えにくい。
村上春樹のメタファー全開で、日本国憲法の前文を作ってもらいました。
核共有(シェアリング)を情緒的な半核武装論として議論するのは日本の抑止力を低下させる(後ほど理由を述べる)。核共有の実態は核兵器という戦力共有と、意思決定の共有、そこから新たに生じる安全/危険の共有と責任の共有からなる。これが日本の抑止力を高めるかは精緻な理解が必要だ。(続く)
ブチャにおけるロシア軍撤退時の民間人殺戮は凄惨で、これを戦争犯罪と言わずして何と言うだろう。これが規律のない武装民兵ではなく、ロシア正規軍の残虐行為であること、受け止めるべき事態は深刻だ。 yomiuri.co.jp/world/20220403…
広島でのG7首脳会合で、日本がG20橋渡しをどれだけ主張しても、肝心の外相が自国の都合でG20外相会議を欠席していたら、議長国のインドは(その程度かと)橋渡し論への関心を失ってしまう。与党幹部は、現在日本はG7議長国なのだという立場を再確認してほしい。
SFCのε棟5Fにある中山俊宏研究室の前に設置された追悼テーブル。有志の献花とメッセージブック。ジャックダニエルとコップは、中山さんに献杯できるようにと、学生たちの粋な心遣い。学生と教職員が黙祷を捧げています。
さながら大食い王決定戦だ。 >「首相周辺によると、両首脳は1軒目でビールや日本酒を飲みながらすき焼きや稲庭うどんを注文し、2軒目ではオムライスやハヤシライス、トンカツなどを食べた。」nikkei.com/article/DGXZQO…
ザック・クーパー氏の中山俊宏さんへの弔意「通常であれば外国人には頼まないことだが、中山さんはよく請われて米国を訪れ、米国について語った。実際、彼の米国理解はとても深く、我々は彼を通じて自分たちとは何か、をより深く学ぶことができた」 warontherocks.com/2022/05/threat…
SFCの学生たちに授業で中山俊宏さんの逝去を伝え、言葉が続かずに泣いてしまった。神保さん、プロじゃないですねと言われた気がした。学生たちも辛いのに、先生がしっかりしなければ。
中山俊宏さんとは人生のいろいろな場面で一緒だった。駆け出し研究員の頃、霞ヶ関ビル11Fで毎日のように言葉を交わし、深夜まで議論し、多くの海外出張を共にした。ふと浮かんだ考えはまず中山さんに伝えたかった。いつも励ましてもらい、守ってもらった。生前にその感謝を伝えることができなかった。
「神保さん、あなたはわかってないですね。韓国と日本は戦争になったら米国に見捨てられるんですよ。米国に見捨てられた同盟国に攻撃して何の意味があるんですか。直接米国本土を攻撃できるようにすることが、抑止の基本です。」この会議の後、北朝鮮は2017年11月に火星15号の実験に成功している。
国家安全保障戦略・国家防衛戦略について自分自身の概念整理をするためにざっと作ってみました。参考になる方がいれば幸いです。スライド内に収めるために用語など修正しています。誤植などあった場合すみません。
【反撃能力1】「反撃(戦域打撃)能力」がなぜ必要か。①米中の軍事的拮抗と日本の海空優勢が確保できない条件下でも、米軍の戦域内作戦を支援し、自衛隊のエスカレーション管理能力を高め、②日本に飛来し得るミサイルの増加・多種化・能力向上が顕著となりミサイル防衛を補完する必要があるため。
朝日新聞の社説はG7サミットの成果と課題を手際よく整理した内容で、傾聴に値する。 asahi.com/articles/DA3S1…
言うまでもないが、G20外相会合はロシアのウクライナ侵攻をめぐる規範形成をめぐる戦場で、日本がここから離脱することはありえない。議長国インドがG20の利害関係を調整する支援も重要な役割だ。外相の欠席は日印関係どころか日本のグローバルな政策調整力にも計り知れないマイナス影響を与える。
ウクライナ侵攻、グローバルサウス、インドの取り込みが明確な課題であるG20外相会合への出席に優先する国益が、参院予算委員会の基本的質疑への出席にあると、なぜ与野党幹部は考えるのか、全く理解ができない。林大臣は今日にもインドに渡航すべきである。
2017年初秋にスイスで開催された某国際会議で、北朝鮮代表団に何故ICBM開発が必要かを直接尋ねたことがある。御国は既に米同盟国である韓国・日本に対する精度の高い(核)攻撃能力で、必要とあれば米軍の介入を阻止できるのではないか、と。北代表団の某幹部の回答は衝撃的だった。
先日の飛行禁止区域設定と今回のポーランドMig-29移転の断念、これらが提案・調整された政策過程には問題がありそうだ。できない理由を釈明するほど、ロシアの行動の自由度が上がる。NATOができる(かもしれない)こと、を丁寧にシグナリングしてほしい。 asahi.com/articles/ASQ3B… #ウクライナ情勢
小木洋人API主任研究員「日本が目指すべき防衛戦略は…(中略)中国が台湾有事に日本を巻き込んだ場合の損害が大きいこと、また、日本の能力は先制攻撃によって無力化できないものであることを悟らせ、台湾侵攻や日本への攻撃を躊躇させることだ。」 apinitiative.org/2022/12/05/419…
敵基地攻撃という旧概念の使用を、メディア各位はもう止めるべきだ。中国の軍事力、北朝鮮の核・ミサイル能力の動向に対し、日本が抑止/拒否力・事態対処能力・エスカレーション管理能力をどう構築すべきかが焦点で、それなくして敵基地攻撃を踏み絵のように問う議論は安全保障論の劣化である。
この某幹部の挑発的は発言は満額で捉えることはできないが、北朝鮮の抑止論の発想を捉える上で興味深い。また米韓同盟・日米同盟を敵視政策の中核に置くわりに、日本(と韓国)の「切り離し」(デカップリング)不安をよく理解しているのだ。
火星17号:2021年1月の党大会で示された核戦力増強の方針に沿って着実に能力が向上している。再突入技術や多弾頭化可能性の分析に注目。順安空港を多用していることも気になる。北朝鮮が目指しているのは主として対米核確証報復、副産物としての米同盟切り離しと捉えられる。 nknews.org/2022/03/north-…
米外交評議会のシーラ・スミス氏の追悼記事。中山さんは「学術的に学んだことを広く伝えることは教育者としての義務と捉えていた」と解説。日米関係に貢献した中山さんのエピソード、仲良かったシーラとの交流が紹介されている。 Honoring Toshihiro Nakayama on.cfr.org/3wfZ5AP @CFR_orgより
戸崎洋史「NATO:『核の忘却』の終焉?」秋山・高橋編『「核の忘却」の終わり』(勁草書房、2019年)を改めて読み直し、全編を通じてまるで戸崎さんは現在の状況を見通していたかのようだった。小泉悠さんの本が激売れですが、こちらも推奨です。あ、小泉悠さんも執筆章がああります。