神保 謙 (Ken JIMBO)(@kenj0126)さんの人気ツイート(新しい順)

台湾有事で強襲揚陸作戦が展開される規模となると、在日米軍基地への攻撃が強く予見され、その時点で日本防衛との切り離しは不可能になると思います。加えて存立危機事態における米軍防護というシナリオは十分考えられます。先ほども述べた通り、中国側がその可能性を認識することが合わせて重要です。 twitter.com/yujinfuse/stat…
朝日新聞の社説はG7サミットの成果と課題を手際よく整理した内容で、傾聴に値する。 asahi.com/articles/DA3S1…
今回ばかりは外交の凄みを評価しないわけにはいかない。G7の結束はもとより、よく練られた招待国との拡大会合、極め付けのゼレンスキー大統領の参加。国際社会の分断に働きかける、これ以上の舞台設定は考えにくい。
スーダンで日本人5名が退避のための集合場所に辿り着けずにいたところ、韓国側の車両が駆けつけて同乗させ、無事ポートスーダンに退避した、という良い話。昨日滞在先のソウルでも話題となった。 sankei.com/article/202304… @Sankei_newsから
村上春樹のメタファー全開で、日本国憲法の前文を作ってもらいました。
日本は同盟にフリーライドして自律性を主張する国にはならない。日本は米国のTPP離脱後のCPTPPを主導し、日中韓が入ったRCEPを推進し、2020年春には習近平訪日の予定さえあった。いずれも米国依存を減らすことが目的ではなく、秩序を支える自覚に基づくものだ。マクロンには秩序維持の姿勢がみられない twitter.com/sohbunshu/stat…
マクロンの過ちは、戦略的自律性が米国との距離を取ることで達成可能と考えていることだ。実際は米国への依存なしにウクライナ情勢の制御は不可能で、こうした訪中も実現し得なかっただろう。 jp.wsj.com/articles/macro… @WSJJapanより
今週の地経学ブリーフィングは私の論考「ウクライナ戦争が今後の国際秩序を規定する理由:戦争の始まり方、戦い方、終わらせ方が問われる」を掲載しました。現在進行形の戦争の戦い方、終わらせ方が、今後の侵略行為の起こりやすさに決定的影響を与えるという論旨です。 toyokeizai.net/articles/-/664…
(孔明モルトケ1)ロシアのウクライナ侵攻の戦略・戦術について、諸葛亮孔明とフォン・モルトケに対談させてみました。なかなかの内容でした。
さながら大食い王決定戦だ。 >「首相周辺によると、両首脳は1軒目でビールや日本酒を飲みながらすき焼きや稲庭うどんを注文し、2軒目ではオムライスやハヤシライス、トンカツなどを食べた。」nikkei.com/article/DGXZQO…
かつての安全保障と防衛力に関する有識者会議は、情勢認識・路線選択・政策の枠組み・資源配分の決定等に一定の役割を果たしたが、現在の防衛政策には段違いの専門性が要求される。時代は変わったのだから、有識者会議の形式も変わらないといけない。 asahi.com/articles/ASR34…
Raisina Dialogueでのラブロフ外相の独演会のこの場面に失笑があったのは事実だが、「イラクやアフガニスタンで何が起きているのか、米国やNATOに問いただしたか」とラブロフが煽り、中東諸国とみられる参加者から大きい拍手も得ていた、という別の場面がある。 news.livedoor.com/article/detail…
国会議員の皆さんには、グローバルガバナンスに対する責任に向き合うことに、もっと真剣であってほしい。G20外相会議への日本不参加で失った国益の大きさを、内向きのメンツを重視した与野党幹部はおそらく理解していない。日程調整論などただの言い訳である。
ウクライナ侵攻、グローバルサウス、インドの取り込みが明確な課題であるG20外相会合への出席に優先する国益が、参院予算委員会の基本的質疑への出席にあると、なぜ与野党幹部は考えるのか、全く理解ができない。林大臣は今日にもインドに渡航すべきである。
言うまでもないが、G20外相会合はロシアのウクライナ侵攻をめぐる規範形成をめぐる戦場で、日本がここから離脱することはありえない。議長国インドがG20の利害関係を調整する支援も重要な役割だ。外相の欠席は日印関係どころか日本のグローバルな政策調整力にも計り知れないマイナス影響を与える。
広島でのG7首脳会合で、日本がG20橋渡しをどれだけ主張しても、肝心の外相が自国の都合でG20外相会議を欠席していたら、議長国のインドは(その程度かと)橋渡し論への関心を失ってしまう。与党幹部は、現在日本はG7議長国なのだという立場を再確認してほしい。
岸田首相が米大学での演説(1月)で3文書が「吉田茂元総理による日米安保条約の締結、岸信介元総理による安保条約の改定、安倍晋三元総理による平和安全法制の策定に続き、歴史上最も重要な決定の一つであると確信」と述べたことは興味深い。国内ではあまり語らない位置付けだ。 kantei.go.jp/jp/101_kishida…
ポーランドのシンクタンクPISMが、アフリカ・アラブ諸国の世論の一部ががなぜロシアに共感を示す傾向があるのか、興味深いレポートを出している。歴史観、植民地主義、人種問題、西側の価値に関する偽善などがSNSで流布され、自ら置かれた境遇と共鳴して共感が広がる構図があるという。 twitter.com/PISM_Poland/st…
インド太平洋構想と距離感をとった前政権から大きく転換、これを連携に活かさない手はない。こうなると日本にFOIP以降の地域戦略の提示がないことも気になるところだ。 >韓国「インド太平洋戦略」発表 日米と足並みそろえる立場鮮明 | NHK www3.nhk.or.jp/news/html/2022…
国家安全保障戦略・国家防衛戦略について自分自身の概念整理をするためにざっと作ってみました。参考になる方がいれば幸いです。スライド内に収めるために用語など修正しています。誤植などあった場合すみません。
【反撃能力3】目指すべきでない目標:④(北朝鮮の)弾道ミサイルの無力化を目的とした策源地攻撃能力→移動式発射台を無力化することは困難、⑤日本単独での(中途半端な)懲罰的抑止力→相手に「耐え難い損害」を与えるには大規模攻撃を必要とする。
【反撃能力2】「反撃能力」には目指すべき目標と、目指すべきでない目標がある。目指すべき目標:「戦域拒否能力」(theater denial capability)・中国等の作戦遂行能力を拒否するための ①日本のエスカレーション管理能力の強化、②米軍の戦域内攻勢作戦の支援、③総合ミサイル防空の補完。
【反撃能力1】「反撃(戦域打撃)能力」がなぜ必要か。①米中の軍事的拮抗と日本の海空優勢が確保できない条件下でも、米軍の戦域内作戦を支援し、自衛隊のエスカレーション管理能力を高め、②日本に飛来し得るミサイルの増加・多種化・能力向上が顕著となりミサイル防衛を補完する必要があるため。
「この目標を達成するため、日本が目指す防衛戦略は、前線に兵力を集中して逐次対抗するのではなく、相手の作戦遂行を縦深的に拒否する、すなわち、より遠方の洋上後続部隊や地上の指揮統制・ISR能力を含め、カギとなる兵力や脆弱性を突く「縦深拒否戦略」であるべきだ。」(同上)
小木洋人API主任研究員「日本が目指すべき防衛戦略は…(中略)中国が台湾有事に日本を巻き込んだ場合の損害が大きいこと、また、日本の能力は先制攻撃によって無力化できないものであることを悟らせ、台湾侵攻や日本への攻撃を躊躇させることだ。」 apinitiative.org/2022/12/05/419…