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競馬関係者よく受ける質問あるある。
「パドックや返し馬で、どの馬が勝つか分かりますか?」
もちろん、良い状態の馬を見つける事は可能です。さらに馬体、動きなどから距離やコース適性もある程度想像できます。
つまり、そこから導かれる答えは。
「分かりません」
#分かるんだったら出家してません
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お馬さんあるある。馬運車。見かけて窓から馬が見えないかなーなんて思ったりする。実は輸送中は窓を開けない。勿論、空調完備。直接の外気は喉をやられるから。以前、空調壊れた馬運車が窓全開で競馬場へ。到着後、馬の咳が止まらずに出走取消の事例もある位。だから窓開いてたら馬は乗ってないのよ。
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競馬あるある。返し馬で突然の大声に驚き危うく落馬の事案。言語道断。けどこれを機にゴール前も静かにしようという話は飛躍しすぎ。突発的な大きい音は危ないけど、歓声は違う。馬も興奮状態だからそこまで気にしない。世界の名手が日本で乗りたがる理由。それはファンの方の大きな歓声って知ってる?
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お馬さんあるある。エルコンドルパサーの取材。朝の番組で生放送。打ち合わせをして当日。馬慣れしてないTVスタッフ。中継準備を警戒しまくる他のウマ達。突然ADがレフ板を高々と掲げた。もう大パニック。逃げ惑うお馬さん。響き渡る私の怒声。TV慣れしてるエルコンだけが平然とカメラに寄って行った。
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お馬さんあるある。馬着。馬の防寒着。一定の割合で「絶対裸族」な馬がいる。ちなみに着せる時は大人しい。人目を離れた途端に断固拒否。端を咥えてガンガン引っ張る。無理矢理に脱ぐか、破いて破壊するか。どこかの馬房から聞こえる、布が裂ける派手な音。覗きに行くと満足げなハルクホーガンがいる。
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競走馬あるある。ダービー終了。そして今週から始まる「新馬戦」。目指すのは来年のダービー。若駒の新しい戦いが始まる。競馬の一年が始まる日。ダービーに始まり、ダービーに終わる1年。ダービーがお正月(or大晦日)と言われる理由。けどダービーの推し馬は忘れずに。応援し続けてくれると嬉しいな
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お馬さんの仕事あるある。これはもう本当に伝えたい。馬が亡くなる時は関係者全員、辛くて、悲しくて、申し訳なく思っている。すでに精一杯のことをしている。そして自分の無力感に憤っている。病気でも事故でも、予後不良で薬殺でも。勝手な想像で責め立てないで。静かに寄り添いせめて冥福を祈ろうよ
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お馬さんあるある。基本的に警戒心強め。で、新馬戦。初めての競馬場にパドック。何よりまだ幼い。大人しく歩いているようでも、内心ドキドキ。優しい目で見守ってね。あまり知られてないけど「傘」は苦手です。古馬でも怖がる。勿論「パドックで傘は禁止」では無いのだけど、クルクル回しちゃダメよ。
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馬が好き。けど触った事ない人に伝えたいあるある。体験乗馬でも何でもいいから接してみて。撫でて。そしてギュッと抱きしめて。鼻水とか唾液とか気にしないで。鼻水はアロマ。唾液はハーブ。馬は毛穴からマイナスイオン出てるから。密着して。癒されて。必要なのはお土産の人参と汚れてもいい上着だけ
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お馬さん絶対内緒あるある。既に勇退された某有名調教師のリビングにコレが飾られている。
本人コメント「ボク全然興味ないんだけどね」(けど飾ってる)
#ウマ娘 #エルコンドルパサー
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競馬あるある。大きな声援は控えて下さい。このご時世仕方ない。けれども中山Gジャンプ。オジュウチョウサン。最後の直線。ファンの方々の拍手。いつまでも鳴り止まない拍手。振り絞った労をねぎらい、先頭で走り抜けた事を讃える優しい拍手。怒号や悲鳴の混じる声援とはまた違う。皆が笑顔になる拍手
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お馬さんあるある。競馬場ではみんなに楽しんで欲しい。だからこそ細かいルールで縛りたくない。「傘をさすな」とか「大声出すな」とかは察して欲しいマナーの問題。思いやりの問題。言いたいけど堪えてる。逆を言えば「やらないで」って公式が言っていることはマナーですらない。最低限のルールなの。
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お馬さんあるある。2度目の凱旋門賞は気性難が暴発して惨敗。引退し種牡馬入りが決定した。移動日の朝、関係者が集まり記念撮影。別れの挨拶。労をねぎらいつつ愚痴が多め。「大変だった」「ホント疲れた」そしてあるスタッフの一言で全員固まる。「やっぱり産駒はココに集まるのかなぁ」ナカヤマフェ
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お馬さんあるある。30年馬に携わって一度も大怪我しなかった私が「死ぬかも」と思った瞬間3選。①発情した牝馬の手入れ中、壁に挟まれた時。②発情した牝馬のウラ掘り中、全体重を任された時。③発情した牝馬の体温測定中、フルスイングの蹴りが顔を掠めた時。つまり恋する乙女は人生狂わすという話。
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お馬さんあるある。「サラブレッドは走るために生まれてきた」って言葉は嫌い。わたし達は出会う縁があった馬と分かち合いながら、頼り頼られながら日々を生きている。その時、その瞬間を精一杯生きている。経済動物とか宿命とか、そんなの目の前の馬に関係無いんだよ。必死に而今を生きているんだよ。
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お馬さんあるある。初めて馬に触れてみたい人に朗報です。多くの乗馬クラブは「体験コース」を用意してます。お気軽にお問合せ下さい。競走馬に会いたい方にも朗報です。「競走馬ふるさと案内所」があります。問合せると会える可能性が発生します。つまり直接いきなり牧場へ訪ねるのはダメって事ですよ
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競馬のトラブルあるある。衝撃だった。馬場入場で片側の手綱がハミから外れた。コントロール不可能。大惨事になる?馬は爆走。騎手はタテガミ握って耐える。スタンド前を通過。止められそう?との問いに「ムリー!」と楽しそうに答えて2周目に向かった騎手の胆力と技術に驚愕した。たしか田中勝春さん
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お馬さんあるある。嬉しかったファンの話。エルコンドルパサーに会えますか?とやって来た。授業終わって自転車漕いで。そう彼は高校生。夕暮れの中、息切らせて「遅くなりましたっ」て。手入れ中のエルコンを見て「本物だ・・」と絶句。尻尾の毛をあげたら手が震えてた。今も大事にしてくれてるかなぁ
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新馬戦あるある。生産牧場で産まれてから、離乳、馴致、育成、そしてトレセン。一頭の馬がゲートに入るまで、どれだけ多くの人が関わっているのか。どれだけの想いを背負っているのか。そして、その馬自身がどれだけの困難を乗り越えてきたのか。そんな事をちょっと想像して応援してもらえると嬉しいな
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お馬さんあるある。捕食される側の草食動物はあまり寝ない。横臥して寝る時間はほんのわずか。ってのが嘘だとは言わないけども。昼休み明け、厩舎に入るとすっごいイビキかいて寝てる馬もいるし、人がそばに居ても寝続ける馬もいるし、なんなら揺らして起こしても断固として眠ったフリをする馬もいる。
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お馬さんの仕事している人あるある。いわゆる馬肉。「最後まで敬意を持ってちゃんと食べるのが我々の責任だ」と先輩。サラブレッドの肉がヒトの口に入ることは無いと思うが、なるほどと思った。一緒に食べた。その時に感情が暴発。それ以来食べてない。食べる食べないは人それぞれ。良いも悪いも無い。