千田嘉博_城郭考古学(@yoshi_nara)さんの人気ツイート(いいね順)

先日、ある城を歩いていたら「昇太よ」「昇太がいるわ」「昇太!」と、見知らぬグループの方から声をかけられました。春風亭昇太師匠の名誉のために「違います」と、お答えしておきました。
テレビで体験した話。 城の番組で、出演者が城に詳しい人だけだと、城に詳しくない視聴者を置いてきぼりにしてしまうという判断から、わざと知らないフリをする出演者を加えることがあります。
その後、明智光秀は福知山城を築いて、その天守台石垣に石仏や五輪塔、宝篋印塔などをたくさん使いましたとさ。めでたし、めでたし。#麒麟がくる
熊本城宇土櫓を支える恐ろしいほどの高石垣。見事な扇の勾配。熊本城調査研究センターの調査で、現状の空堀底からおよそ5m下まで石垣が続いていたと判明。江戸時代を通じて空堀底には土砂が少しずつ堆積していきましたが、近代以降は排土処理で人為的に埋めていました。改めて熊本城のすごさに感嘆。
大河ドラマはドラマだと認識しています。この清須城は信長の怖さ、家臣への強権さを象徴した描写と理解しています。その演出意図はよく伝わりました。なお近世名古屋成立以前は清須が適切な表記で、城は清須城となります。史実を踏まえたドラマ描写も、史実を踏まえたつぶやきも簡単ではありませんね。 twitter.com/33_expedition/…
鈴木絆奈さんすごい!城郭研究の未来は明るいです。新潟の小6がつくった真田丸の模型、専門家が絶賛「すごい力作」:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASPCP…
残念ながら千田は反対です。現在ある江戸城天守台石垣の上に天守が建っていた史実はないからです。史実にない天守と天守台の組み合わせで建てるのは、史跡整備として適切ではありません。そして史実に反するので、史跡整備の復元的整備にも該当しません。 twitter.com/tara_tama/stat…
先日、福島県桑折町の桑折西山城を歩いておりましたら、本丸ですてきな方と出会いました。
愛知県安城市の本證寺を守った圧倒的な堀(安城市の調査による)。ほとんど垂直のように見える堀の傾斜角度のすごいこと! #どうする家康
私は小さな城に寄り添って考え、歴史を読み解いきたいと願っています。高い石垣や圧倒的な堀、そびえる天守がなくても、一つひとつの城はかけがえのない歴史の証人であり、ゆるぎない魅力的な存在です。そして城の歴史的価値と魅力は、誰かがランキングするようなものではありません。
NHKは『日本最強の城スペシャル』を定期的に放送していて、NHKだって「最強の城」で番組をつくっているではないかというご批判があると思います。(つづく)
黄金色の大坂城。
ありがとうNHK『歴史秘話ヒストリア』。忘れません。
彦根城。天秤櫓の櫓門を守る凛々しくてかわいい ひこにゃん。
本日は、新幹線で長距離移動。前の席の人はパソコンでずっと遠隔会議を開催。そのため会議内容は周囲の人にすべて筒抜け。私がビジネスマンならこの会社との取引は危ないなあと思いました。
城には小ささや、最強ではないことに重要な意味があるものが多くあります。文字通りの「最強」で城をランキングするのは近年の城郭研究の成果に反していて、この視点では見落としてしまうものが多いと危惧しています。私は番組の趣旨にまったく賛成できません。そのことはテレビ局に伝えました。 twitter.com/yT4ynlnZkCk87H…
明智光秀から「謀反に関する大切なお知らせ」が届いてしまいました。開封すると、謀反に同意したと見なされるのは、とても恐ろしいです。
今、お城は大人気です。身体の状況で「お城が大好き」を諦めなくてはいけない物理的障壁がそこにあるなら、城の専門家としてその障壁を、史実と城跡の保存を担保しながら可能な限り取り除いて、すべての人の「お城が好き」を広げていくのが務めだと考えています。
夏の金沢城!
26歳、名古屋市見晴台考古資料館 学芸員 の千田嘉博。古写真発掘。
彦根城。天秤櫓前の堀を守る、凛々しくてかわいい ひこにゃん。
今夜は寝られません。うっとり。
城跡などを歩いて歴史を読み解くには、考古学や地理学、文献史学などに関して十分な知識があり、現地での発見を研究資料に変換するフィールドワークの技術が必要です。知識と技術がなければ、堀は窪地に、土塁は土手に、城跡はただの藪にしか見えません。歩いたらなんとかなる訳ではありません。
愛知県安城市の本證寺がめぐらした強固な堀。戦国期の本證寺が三河武士の館城をはるかに上回る防御力を備えていたことが、発掘で判明しています(安城市による調査の様子)。
春の月と熊本城。