Horikoshi Hidemi(@fmfm_nknk)さんの人気ツイート(古い順)

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「14歳の世渡り術 モヤモヤしている女の子のための読書案内」が女子向けを謳ってるのは元々そういう依頼だったからですが、女性観がおかしい知識人が多いなかでそれらをなるべく除去したという点で、世に出す意味はあると思ってるのです。読書によってミソジニーを刷り込まれると苦しいですからね…
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参考のために「中学生までに読みたい~」みたいなタイトルのアンソロジーを読んだのだが(刊行は2010年代)、喫茶店で水を頼むのに「すみません」などといって接客業、特に若い女をつけあがらせるな、みたいなことが平気で書いてあるんですよ。こんなもの中学生に読ませてどうしたいんだ…
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当初は各国に比べてとびぬけて低い日本の女の子の自己肯定感を上げる本がテーマだったけど、自己肯定感て自分でどうにかなるもんでもなくて、女の子の自尊心を寄ってたかって壊そうとするものから逃げる、もしくは言葉の鎧でよけるしかないという結論にいたったのです。
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このときのぼんやりした感想から半年…くそニワカのくせに生意気にも鬼滅の刃の記事を現代ビジネスに寄稿させていただきました。人生は挑戦です。gendai.ismedia.jp/articles/-/774… twitter.com/fmfm_nknk/stat…
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14歳の世渡り術『モヤモヤしている女の子のための読書案内』本日発売です。よろしくお願いします。kawade.co.jp/np/isbn/978430…
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南総里見八犬伝を原文通りの筋立てでちゃんと読んだことないなそういえば…と思ってちょっとずつ読み進めてるけど、表紙ほぼ犬なのかわいいが過ぎる。
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大学の哲学系サークルの新歓に行ったら新入生の大半が女子だったのだけど、「女に哲学が分かると思うわけ?」と詰められたり、男子学生たちが女子がいる前で容姿の品定めを始めたりするのでほとんど誰も残りませんでしたね…。
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私は1か月くらいはいついてみたのだが、フランス語を勉強したことのない8年生が「東大がミル・プラトー訳したから俺たちもドゥルーズを訳そう!」と言い出し、「誰が翻訳するんですか?」「アテネ・フランセ通ってる2年の女に下訳をやらせればいい」みたいなやりとりをしてたのが面白かったです。
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そのフランス語のできる2年生女子はおそらく2年で唯一の女子なのだが、「学祭で女子学生にセーラー服着せてウェイトレスやらせよう」と男子学生が盛り上がっていたときにひそかにブチ切れていたらしく、部室ノートに罵詈雑言が書き連ねてあった。気持ちはわかるけどなんでやめないんだろう…と思った。
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思い起こせば一緒にテニスした記憶もあるし結構楽しんでたような気もするけど、すぐやめてしまった。中上健次に憧れている8年生が下級生の膝をフォークで刺したりする噂を聞いてヤバ…と思ったからです。
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江戸時代から昭和初期までは都市部でも一汁一菜(焼いた魚に漬物程度)で十分だった庶民の家庭料理が、料理に母親の愛情を結び付けるメディアの影響でどんどん手数が要求されるようになっていく過程を研究した「きょうも料理」(山尾美香)はとても面白いです。
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「昭和四〇年代前半には(…)、家庭料理が『母から娘へ』伝えられるもの(=伝統的なもの)とされ」「それは、あくまで舌の肥えた一部の上流階級の『伝統』にすぎないのだ。しかしその『誰かの家の伝統』は、料理に付与された精神論の強まりとともに、無批判に受け入れられてしまう」
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「そしてこの家事労働化しつつあった『伝統』維持機能は嫁・姑双方から、主婦の役割として『我が家』だけではなく、社会的にも重要な使命であると認識されるようになった」
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「昭和四〇年代前半に台所や家庭料理の神聖化は成功し、家庭料理は崇められる存在となった。家庭料理と性別役割が強く結び付けられ、『家庭料理』という日本の伝統を受け継いでいくことが女の使命となり(略)」以上、『きょうも料理』より
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小林カツ代さんは幼児二人を抱えて仕事を夜中にこなす怒涛の日々のなかで、夫が協力的でないことに腹を立て、口論の果てに真夜中に車道に飛び出して自転車で中央線をビュンビュン爆走したというエッセイ(『さて、コーヒーにしませんか?』)が忘れられない。
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昭和後期、家事育児を一人で背負って働いた女性たちの怒りもさることながら、母のように家事と勉強の両立をがんばっても女であるため大学進学を許されず、家庭に入るしかなかった大多数の女の人たちの涙もあるはずで、そのような怒りと涙が自分の足元にあるのだということは忘れないでいたいものである
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文化系の人たちが狭い文化ワールドの中で差別化を図ろうとして反フェミ反リベラル反正論に走っても、その道は陰謀論と親トランプに行きつくしかないので、「地元の消防団に入る」「中高の体育会系部活の友達と定期的に飲む」「つるの剛士のバーベキューに参加する」などで差別化を図ってもらいたい。
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現代の抑圧者は「正義がうさんくさく危ない」「正義が行き過ぎている」「正しさからは何も生まれない」「ポリコレ棒で殴られた!」と被害者の顔をするからこそ、10代に人気の「うっせぇわ」は、「正しさとは 愚かさとは それが何か見せつけてやる」という歌詞から始まるんだろうな~などと思った。 twitter.com/takedasatetsu/…
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小学1年生の受賞作文が話題になってる「日本語大賞」って、審査委員長がモラロジー研究所から八木秀次らと共著で『日本再生と道徳教育』を出してる梶田叡一氏なんですね。ecmoralogy.jp/product/451/
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若い頃、呉智英に影響を受けすぎて戦後民主主義やリベラルやフェミニズムをバカにしておけば社会科学や歴史や国際情勢に疎くても知識人として人の上に立てると思い込んでいた人がたくさんいたので、そこら辺の人たちが50代になってTwitterで燃えてるのかも。>RT
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時代的に4年制大学の進学率が女子は男子の3分の1程度だったり(短大までしか許してもらえない女子が多かった)、女の婚期はクリスマスケーキとか結婚したら退職しなきゃいけないとかで女子に文化に耽溺するモラトリアム期がなく、女を文化知識で下に見る癖が抜けないのも燃えやすい原因かも。
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中1長女「私がTwitterで絵師アカウントやるなら絶対絵をあげて応援に感謝するだけにする。焼きマロにうまいこといってバズろうとかしないでスルーする。クソリプは即ミュートしてレスバしない。急に哲学っぽいことも言わない。日常も見せない。ネガティブな感情は発しない」。わたし「」
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老いては子のネットリテラシーに従え。
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サブカルが50代に突入してもSNSで暴れないために必要なこと、それは知らないことを知らないといい、他人の言うことをむやみに肯定する適当さ。見習いたい。
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私も『ウェブログ入門』出版前後、「ブログクイーン」だの「男の執筆者を差し置いて筆頭著者になるとか女王気取り」だの揶揄されたり、ネトラン誌に事実無根の人間関係図(???)書かれたりと結構な嫌がらせを受けたので、「女の癖に生意気な」という情念だけで動く連中絶滅してほしいですね…>RT