Horikoshi Hidemi(@fmfm_nknk)さんの人気ツイート(古い順)

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長女が学校からのプリントをゴミ箱に捨てていたので親に見せる前に捨てちゃいかんねと拾い上げたら、地域懇親会の「最近共働きが増えたが母親は地域の行事をもっと手伝って絆を大切にすべき」「中学生を活用すればいい」というジジババ議事録だったので黙ってゴミ箱に戻した。
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発達障害への無理解もそうだけど、道徳の教科書の中に出てくる「悪い子」がほぼ男子のイラストであることにもひっかかるのだ…。家事育児をする人として出てくるのは必ずお母さん、労働者は男性。
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「ベルマークは非合理的だからやめよう」「ベルマーク貼りを楽しんでいるお母さんもいるはずよ!それを否定するとはなんて乱暴なの!」「部活顧問の負担を減らして教師の労働をホワイト化しよう」「部活顧問にやりがいを感じてる教師もいるんだ。それを否定するのか!」みたいなやりとりが給食でも…。
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子供周りは特に大喜びで自己犠牲する人だけが道徳的に正しく、そうでない人は不道徳とされがちで、どこにいるかもわからない「弁当を作りたくて仕方がない母親」という道徳的存在を錦の御旗に掲げることで、給食を求める声はすべて不道徳として退けることができてしまうのである。
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明治時代の女性の話を読んだとき、自分のおじさんのことを「赤ゲットまんじゅう笠」スタイルで戊辰戦争に参加したおしゃれ軍人みたいに語ってたので、明治元年のおしゃれも明治のうしろのほうになると田舎者スタイル扱いになるんだねェ…という学びを得た。#いだてん
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「迷宮の中の家出少女」でご本人が言い切っていたとおり「男社会に属さない男」であるのが橋本治の最も特異ですごいところだと思っていて(どんなに尊敬されても徒党を組んだり子分を作ったりしない)、そうあり続けられた理由がこの母親についての文章でわかった気がする。webchikuma.jp/articles/-/495
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ゾンビのバレリーナの絵本があると聞いて日本語訳が出るのを心待ちにしている。 kristyncrow.com/zombelina/
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『ボーイズ 男の子はなぜ「男らしく」育つのか』の帯に推薦コメントを寄せました(わかりにくいけど『赤頭巾ちゃん気をつけて 』の帯のパロディのつもりなんですよ)。 twitter.com/du_books/statu…
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毎回うわごとのように『いだてん』の感想をつぶやいていたので一気に何千字も書かせてもらってうれしいです!gendai.ismedia.jp/articles/-/633…
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「女の子の反抗心に火をつける児童書」というテーマで選書フェアに参加しました。3月21日からだそうです。 t.co/XndhK73dn4
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元号の元ネタの元ネタらしい張衡「帰田賦」という漢詩、気になって詩の中身を見てみたら氷河期世代の心を射貫くボンクラぶりだったので思わず途中まで現代語訳してしまった(正確ではありません)。
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このあと田舎で散歩や釣りを楽しんだり本を読んだり楽器弾いたりして、最後に「苟縦心於物外 安知栄辱之所如」(心を解き放ったら、名誉とか恥とかどうでもよくなっちゃうよね)と〆る。いい詩だ。
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本場アメリカのPTAは寄付という形で参加できるけど、日本的PTAの目的は母親が「奉仕と修養」をすることによって道徳的な存在となることあるから、やりたくない人は寄付で参加すればいいという意見は母性幻想にどっぷり染まったPTA奥様たちによって常に却下され続けているのです…。
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お母さんの好きなザキヤマさんの名言は『アメトーーク』人見知り芸人のときの「人見知りの皆さんは嫌われちゃうのが怖いって思ってるんでしょ?嫌われちゃうってことは嫌われてないと思ってるんですよ。もう既に嫌われてるんですよ?」です。
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「嫌われたくない」を動機とする退屈な選択肢を選びそうになったときに、いつも頭の中のザキヤマさんが「もうすでに嫌われてるのに?」と突っ込んでくれるおかげで楽しく生きられます。
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騒動に関係ないけど佐藤浩市の父である三國連太郎は徴兵から逃げて中国に向かったところ、母親に居場所をチクられて憲兵に連れ戻されちゃうんだよな…。なぜ母が息子の命を差し出すようなことをしたかというと、一家が村八分になるから。国が地域の絆を推進したがる理由を思う時いつも頭に浮かぶ話。
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母に尽くされて育ち、自己犠牲する母性の尊さを賛美していた北原白秋、小川未明らが、国家に命を捧げる軍国少年像を美化して子供たちを戦争へと煽ったように、母に尽くされた子供は他人の自我に恐怖を抱いて、自己犠牲する女・子供像を求めるようになるのです…。
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ああいう価値観が今も生き残ってしまっているのは、国中で兵隊とその母の自己犠牲を賛美して感動コンテンツとして消費していた戦時中の価値観をちゃんと顧みなかったからだと思うので、ヤバ…と思われた方はぜひ『不道徳お母さん講座: 私たちはなぜ母性と自己犠牲に感動するのか』を読んでください🥰
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あのツイートは国家に命を捧げる少年兵を感動コンテンツ化する戦争美談と戦後アイドル文化が地続きにあるということを示した点で興味深いですね。
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海外にはない公立小中学校の変な習慣、だいたい天皇制と戦争がルーツであり、それが一番露骨に現れる場が運動会と卒業式・入学式なんだと思う。「来賓」に監視されてるから国家の思惑を忖度せざるをえない。
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秋葉原のときも加害者側の背景が大きく報道された結果模倣犯が複数出た。人を殺しまくれば関心を持たれる、同情されるという空気を作るのは実によくないのだと思い知ったので私は一切関連報道を見ないことにします…。
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歴史上のスゴいお母さんを紹介する新連載が始まりました。第一回の岡本かの子は本当にスゴイので読んで~~ください~~🙏 daiwashobo.co.jp/web/html/horik…
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この2年間次女が肌身離さず持ち歩いて会話していた「こねこのぴっち」のぬいぐるみを出先でなくしてしまい、本人が意気消沈しているので新しいものを買ってあげたいが、このタイプのものはもう売ってないんだよな…。
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あのぬいぐるみが来てから自閉症スペクトラムの次女の言葉がよく出るようになったのだし、ここ2年間アテレコし続けていた母も育児の戦友のような気がして、もうあの猫に会えないと思うと思いの外悲しいのだった…。
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次女はぴっちにはぴっちの世界があると信じており、毎日学校から帰ると「猫の学校はどうだった?」「猫の音楽はなに歌うの?」と猫のスクールライフを聞き出すことを日課としており、母はアテレコで「ヒトふんじゃったを歌うニャー」「猫の体育は魚食べ競争ニャー」などと適当なことを言うのだった。