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ユニクロを「安い」と言ったら怒られるようになってしまったこの30年が悪い。
2
清掃員が、
バンクシーのことを知らず消した‥‥普通
バンクシーのことを知ってて残した‥‥常識的
バンクシーのことを知らず残した‥‥職務怠慢
バンクシーのことを知ってて消した‥‥よくわかってらっしゃる
3
RT 中学生に作品を壊されたクワクボリョウタ氏のコメント。
>それよりも重要ななのは、生徒たちが内なる不満や怒りや欲望をさまざまな違った形で表現できるように支えることです。
ここまで言える人はなかなかいないと思う。教育を通じて日常、真摯に若者に向き合っている氏の人柄が偲ばれる。
4
RT あるある過ぎる。自分の好きなものを少しでも批判されたり相対化されたりすると、自分を否定されたかのようにめちゃくちゃ傷ついて攻撃的になる人が増えている。自分が肥大化して自他の区別がつかなくなっている。9年前の自著にも書いたが、この20年くらいの間に顕著になってきた現象だと思う。
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RT 緊縛にしろSM文化にしろ密室で同好の志が集う文化だったのが、こうして大々的にオープンな場でやったら批判を招くのは必至。「わかる人だけで楽しみたい」ではなく、「大勢の人をびっくりさせたい、注目されたい」になった時点で、タガが外れる。
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謝罪した岡村隆史の人気番組降板を求める根底に「過去に女性は些細なことで簡単に解雇されてきた」「女性芸能人は不倫しただけで全番組降板になった」ということがもしあるのだとしたら、それは仕返しの論理だし、女性が仕事を奪われた件は間違っていたと言えなくなってしまうので賛成できない。
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CMで洋服を「高見え」と言ったり化粧品を「若見え」と言ったりするのが商品PRとして有効とされている世界が、貧乏臭くてほんとに厭だ。なんでそんなに剥き出しなのか。
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ファミマの「おかあさん食堂」問題やっと追いついた。ハウスの「私作る人、僕食べる人」から45年ですね‥‥。「おかあさん食堂」というネーミングは、共稼ぎ家庭が多数となり夫も家事をするのが当然という考えが行き渡った現代において、母親が常に台所にいた時代へのノスタルジーなのだろうが、→
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老母85歳が家に来て2週間。「自由にしてて」と言ったら雑巾を持ってあちこちを拭いてたかと思うと庭の草取りをし姿が見えないなと思うと「散歩してきた」と帰ってきて静かだなと思うと自室で本を読んでおりボーッとしてることがない。小さくて白いおかっぱ頭がちょこまかしているのにこっちも慣れた。
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預金残高が三桁になってるのに煙草を買ってしまう人の感覚を問うツイを見た。うーん‥‥三桁しかないからこそ煙草という選択になるんじゃないかな。無論客観的に見たら「他に使い途が」と言われるのはわかってるだろう。でも三桁のお金で自分を維持できるものは煙草なんだ。元愛煙家なのでわかる。
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ピンクリボンの乳がん検診ポスター、批判殺到のグランプリ作品はじめ、いろいろ見てげんなりした。新しい広告表現もいい加減出尽くしている中で、なんとか捻った表現や小技で目を引きたいとするあまり、本来の目的や対象者の心理を置き去りにしている。
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ガチガチのホモソーシャルの中で必死でのし上がってきた女は、男たちに認めてもらうためにホモソーシャルの価値観を人一倍内面化していることが多いんだろうなと思う。どこまで行ってもそこでは「女だてらによくやってる」という目線でしか見られないわけだけど。
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美術界から非難轟々の「美術館女子」、発想が最近のNHKと同じだね。お堅く思われたくない、親しみを持たれたいというのが残念な方向に突出していくの。あとは若い女性にアピールできれば人を呼べる儲かるという資本主義消費ルールに乗っかった結果だ。
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RT よくわかる。大学非常勤していた時、○○についてどう思うか?と問うと「人それぞれなので好きにすればいい。ただ押し付けは良くない」など思考の跡のない回答が急に増えてきたのが2010年代だった。自分の意見を言うのを避ける傾向。「どう思うか?」ではダメなので「なぜだと思うか?」にしたが。
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RT これはオタクの人だけではなく、ある世代以降に見られる傾向の一つだと思う。芸術系大学の講義を持っていた頃、ゼロ年代に入ってから批判に弱い学生が増えてきたと感じた。作品についての指摘を、自分自身を否定されたように感じてしまうとか。
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単に「胸の大きな女性の表象が含まれる広告」ではなく「女性の大きな胸を男性の癒しとしているのがわかる表象を押し出した広告」。日頃、胸にばかり注目されて嫌な思いをしている女性にとってはエンパワーメントどころではなく、「自分はそこしか見られてない」という「疎外感」を持つ場合があります。 twitter.com/WmcJpn/status/…
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「バイキング」ではすみとしこが提訴された件、完全に伊藤さん支持の立場で報道しているが、metooがハリウッドで始まった時、「まあ芸能界って枕営業もありますしねぇ」みたいなことをゲスト達が喋ってるのを坂上忍がニヤニヤしながら聞いてたの、忘れてないぞ。
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妻の親を自宅に引き取るとその夫は「偉いね」と周囲に言われるそうだが、夫の母と同居となっても妻の方は別に「偉いね」とは言われない。まあ「大変だね」とは言われるが。うちは夫の両親と同居せず、最後に残った私の母を最近引き取ったが、妻と姑の関係と、夫と妻の母との関係は相当違うと思う。
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昔は政治家が少々頼りなくても、官僚がしっかりしてるからまだ何とか持ってるみたいなところがあった。安倍政権の7年半の間に、多少残っていた信頼も徹底的に崩された。ここまで毒が回っていては取り返しようがないと思う。そして怒りを溜め込みつつ、誰もが生活の防衛で手一杯で為す術がない。
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昔、美術家をしていた頃、ある店でマスターと喋っていたら、私が作品を作っているとわかった初対面の人が話しかけてきた。作品で食べているのかと聞かれたので「生活できるほど売れていません。別に仕事持ってます」と言うと、「じゃあ御趣味なんですね。素敵ですね」とまったく悪気なく言われた。
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つるの氏のように「自分の中に差別という概念はなく意識をすることもない」と素朴に思っている人は多いだろう。そういう人に「意識しないでいるのは既にある差別を黙認しているから」と言っても通じないだろう。「あなたは気づいていないが実際のあなたはこうなのだ」と言われて素直に頷く人はいない。
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開会式は最初の方を見ただけだがTLから想像するに、職人技とか江戸とか鎮魂とか医療関係者リスペクトとかレインボーカラーのドレスとかマンガとかゲーム音楽とかイマジンとか、「世界からこう見られたい」というものを寄せ集めてみたけど何か芯があるわけではないという、今の日本そのものらしかった。
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不思議なのは、他人の作品についての批評(批判含む)すら「それを好きな人を否定することになるのでダメ」という考え方が見られること。自他の区別がついていないだけでなく、批評自体が成り立たない。全肯定でなければクソを投げ合うという極端な世界しか想定できないのかなと思う。
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ネットでも何か言うと「それは単にあなたの感想に過ぎませんよね」という言葉で批判的な要素を無化しようとしに来る人がいるけど、感想だけどだから何?って感じで戸惑う。誰かに批判されたら即台無しになるようなものなのか。それぞれがそれぞれの感想や意見を言い合っている状況で別に良くないかと。
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余談だが昔、「ジェンダー入門」の講義をもっていた頃、ネトウヨの学生が受講者の中におり、最後のレポートで「大野講師はフェミナチ思想を押し付けようとしているので思想信条の自由を奪ったとして告訴も可能である」てなことを書いてきたことがある。学びの途中なのだなぁと思った。