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親が受け入れなければいけないのは「障害」ではなく、強いて言えば子育てにおける「期待はずれ」の大きさなのだろう。しかし、それもまた「受け入れる」というよりは、ゆっくりと期待を修正していくのが一般的な姿だ。早く白黒つけろという外野からの声なんて聞かなくていい。
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不登校でも引きこもりでも「安心できる人と場所と活動」がなければ、参加なんて無理。「ごちゃまぜ」かどうかは関係ない。「ごちゃまぜ」にあこがれるのは支援者のほう。
asahi.com/sp/articles/AS…
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九州の件。いま「強度行動障害」について熱心に勉強していた(決して数は多くない)人たちには少なからぬ動揺が広がっていると思う。今は無理でも、どこかのタイミングでは振り返りが必要。「私たち」の責任について。
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高3の子ども(知的障害・発達障害)の保護者から投票券が届いてびっくりしたという声も増え、「親が書いてもいいんですか?」とも聞かれたため、説明ページを。
www3.nhk.or.jp/news/special/m…
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自己肯定感を下げる体育が、保護者を「運動療育」に向かわせる。求められているのは「楽しく体を動かして、褒めてもらえる場所」でしかない。「療育」は社会を写す鏡。
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とても抽象的なので普段は好んで引用しないけれど。
「ソーシャルワークの大原則は、人間の内在的価値と尊厳の尊重、危害を加えないこと、多様性の尊重、人権と社会正義の支持である。」
ソーシャルワーク専門職のグローバル定義
jfsw.org/definition/glo…
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「希望は戦争」と口にするほど困窮した人たちの声に耳を傾け、そのように言わせてしまう社会を変革しようとするのがソーシャルワーカーの仕事であって、実際の戦争を正当化することとはまったく違う。
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手段抜きにロシア併合を望む声と望まない声のどちらが正しいかを比べるならともかく、武力的な併合を望む声と「戦争反対」を比べて、どちらに正義があるのか判断がつかないなら、もうソーシャルワーカーではない。 twitter.com/fujitatakanori…
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国政選挙時に恒例の政党別「公約」比較をブログに載せました。どうぞ投票の参考にご活用ください。拡散も歓迎です。
各政党の変化がよくわかる結果になったと思います。
#はてなブログ
衆院選・政党公約比較2021(障害者分野) - 泣きやむまで 泣くといい lessor.hatenablog.com/entry/2021/10/…
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あなたがあなたのままでよいこと、を認める人たちが身近にいるかどうか。難しい思春期にも説教せずに受けとめてもらえるかどうか。モデルにできる大人と出会えるかどうか。そんな環境を用意できるかどうか。
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自閉スペクトラムの特性を関連づけることはもちろんできるけれど、ではここで「特性に配慮した支援」とは何か。ソーシャルスキル、ではないだろう。リアルで友人を作って満たされよう、でもない。
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「SNSで知り合った男性と会い…」というケースに続けて向き合うと「危険性を教育する」や「端末を取り上げる」がいかに無力かわかる。家や学校での居場所の無さにみんなアプローチできていない。自分を大事にしてくれるのはネットの向こう側だけなのだ。
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どうしてこの特集の流れで、生きる困難に応じて支援が受けられる社会づくりではなく、「コグトレ」の提案なのかと溜息しか出ない。
なぜ何もかもうまくいかない? わたしは「境界知能」でした | NHKニュース www3.nhk.or.jp/news/html/2021…
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このタイミングでのぶみ。育成会の声明文の言葉を借りると「露悪的」であるという点で共通したものに惹かれる人たちが人選しているのだろうかと疑う。
ヒットを飛ばすも次々炎上する絵本作家の商法はどこがマズいのか | 消費インサイド | ダイヤモンド・オンライン diamond.jp/articles/-/200…
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もちろん詳細はわからないけれど、緘黙の子や発達障害で「あいさつ」が特に難しい子どもをたくさん見ている立場からすると「あいさつは基本」という価値観を一般化することだけは避けてほしい、と思う。 t.co/BMRL9TDuRW
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先日の「宿題」ツイートに多くのコメントをいただき、ありがとうございます。少しでも多くの人に届くように、まとめさせていただきました。
「宿題」が破壊する親子関係があることを知ってほしい。 - Togetter togetter.com/li/1717963 @togetter_jpより
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「宿題」で壊される親子関係ばかりなので、「宿題が学習にとって有効か」でなく、「宿題を家でやらせようとすることが、いかに親子関係に悪いか」を誰か調査してほしい。
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「乗車拒否」の件については、合理的配慮とか、トーンポリシングとか、いろいろ論点があるのだろうけれど、鉄道会社において「障害者差別解消法」ってどんな解釈になっていて、どう社員には周知されているのか、の確認に早く話が進んでほしい。
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くだらない政治にうんざりして報酬改定の結果を昨日まで見ていなかったけれど、人員の要件を見ているともう障害児支援は「福祉」でなくなろうとしているな、と思う。
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不登校の子どもの中にはプレッシャーから解放されてすごく安定している子もいて、不登校という「問題」のありかについて考えさせられる。いまは「みんなといっしょにいたい」のほうが「障害」になるのだ。
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いっそ緊急事態宣言の対象地域になってくれたほうが職員を休ませられるとさえ思う。学校だけ休み続ける状況が子ども・障害児の福祉にとって最も過酷。「休校が当然」という雰囲気があるけれど、そのひずみを受けとめているのは学童保育所と放課後等デイ。そう若くないスタッフも多い。
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学童保育所も同じだろうけれど、放課後等デイ職員の疲弊が激しい。持病を悪化させる者も出てきた。もう夏休み以上の期間にわたって朝からの開所が続いているのだから無理もない。しかも終わりが見えない。