甲状腺機能亢進症の猫が増加しています。 その原因のひとつは『環境ホルモン』であると言われています。環境ホルモンは、プラスチックや化学薬品など石油製品から発生します。猫は、これらの化学物質を代謝して無毒化する能力がヒトや犬よりも低いため、体内に蓄積しやすいのです。
飼い主がお風呂掃除をした翌日より、生死をさまよった猫チャンの症例発表! Twitterでこの事実を広めてくださった方が何人もおられましたが、実際には論文レベルのデータではなかったので、頑張って、学会誌の掲載にまでこぎつけました! ⇒ ameblo.jp/catsclinic/ent… #アメブロ @ameba_officialより
精油という名前で販売されているただの合成香料と浴室洗浄剤で、猫の肺に水が溜まり、心不全になりました。 私はこの事件を多くの人に知ってもらいたくて症例検討会に出しましたが、皆さまあまり関心が無いようで…#香害
その方は、ファ××ーズと香水の健康被害をご経験済みでした。 ぽぽ一日中お子様の部屋で過ごす愛猫にてんかん様の発作が起こり、CT検査までされましたが原因不明。 ところが、進学でお子様が家を出て行かれた後からはその発作が止まり… そのお子様は香水とファ××ーズが大好きだったそうです。#香害
香つきの猫砂を使っている姉妹猫達 飼い主さんが、最近1匹だけ咳をしますとおっしゃったので、私は1匹だけなら香害ではないかな…と思ったのですが 飼い主さん曰く、 咳をする子はトイレでたくさん砂を掻くのですが、咳をしない子は全く掻かないのですとおっしゃいました。それでだ‼️ #香害は公害
いやまさかとは思いましたが、やっぱりそうでした。 最近、ジーパンのお尻部分が柔軟剤臭くて… 電車内で座るときに、ハンカチを敷いて座ってみたところ、今日はハンカチが猛臭。 毎日使っておられる方の肺や腎臓、脂肪組織などには、これが貼り付いているのですよね。恐ろしいです。 #香害 #柔軟剤
拡散希望 迷い猫です。1週間前から、滋賀県近江八幡市白鳥町付近にいます。推定生後7ヶ月齢の女の子で、とても人なつっこく、避妊手術をしたのではないかと考えられる縫合糸が、腹部に残っていました。およそ1ヶ月前くらいに手術をしたと推定いたします。
冬になると、『防水スプレー』を使う頻度も増えるかと思います。室内でたっぷり防水スプレーを使った後、猫が亡くなった事例があります。 猫がそうなるということは、人間にもダメージがあるということです。 空気中に漂う化学物質は、呼吸器などの身体を傷つけるものだという認識を持つべきです。
テフロン加工のフライパンで調理した食べ物には、テフロン粒子が入り、調理中の周囲の空気にも、テフロン粒子が… 鳥かごをキッチンに置いておくと、そのフライパンで調理した後に、小鳥が亡くなってしまう事も フライパンを空焚してしまい、ダックスが亡くなった症例も、学会で報告がありました
『純水』 というと、とても身体に良いイメージですが、純水は不純物を含まない水ということで、身体にとって大切なミネラル…カルシウムやマグネシウムなどがほとんど含まれていません。 よって、犬猫の飲み水としておすすめできません。 純水は、ものを溶かす能力に優れており、お洗濯には最適です!
クリスマス近くなると…動物病院では、『鶏の骨問題』が頻発します。 鶏の骨を呑み込んだ!はよくありますが、写真の猫の上顎には、鳥の骨ではなく小枝がぴったり挟まっていました。去年のクリスマスには、これと同じ状態で鶏の骨が挟まったダックスが来院しました。注意しましょうね!
お宅のフライパンは、テフロン加工ですか? テフロン加工のフライパンは、温度が上がると有害な粒子が空気中に放出されます。これを吸入すると、小鳥は身体も小さいためすぐに危険な状態になります。でも、猫も、犬も、そして人間にも有毒なのです。2017年の学会で犬の中毒死亡例が報告されました。
『イマドキの柔軟剤・合成洗剤の問題点 長文です!』 #アメブロ ameblo.jp/catsclinic/ent…
呼吸困難の発作を繰り返す猫のため…洗剤を使ってこまめに清掃→実はそれが問題でした 獣医師「消毒ってメリハリが大切」(まいどなニュース) - Yahoo!ニュース news.yahoo.co.jp/articles/3a932…
猫砂に関して… 鉱物系の猫砂に使われるベントナイトは、毒性があります。 ベントナイト採掘に携わった人は、慢性閉塞性肺疾患などに罹る確率が高かったと報告されています。 猫の場合、トイレで排泄後に前足で砂を掘り返し、巻き上がる微小なベントナイト粒子を吸入してしまうので、なおさらですね。
これは保護されたトビのレントゲンです。胸に写る白いものは釣り針です。 彼は釣り針を飲んでしまい、それに繋がる釣り糸が身体に巻きついて弱っていました…安楽死しかありません。そのための注射は翼の内側に打つので探っていると、傷にウジがいました。こうなるまでの数日間、辛かったと思います。
犬がお菓子の袋に入っていた乾燥剤を食べてしまった!大丈夫ですか? というお電話はよくあります。 透明なつぶつぶが入ったものは、シリカゲルなのでほとんど無害です。 ただ、袋ごと食べた場合、小さな犬では腸の途中でひっかかるという可能性はあります。大きな犬では、便に出てくるでしょう。
ペルシャのモネちゃんは、ある夜突然と驚くほど大量に吐きました。その後、元気なくじっとうずくまり、全く何も食べませんでした。翌日も下痢と嘔吐が続き、時々、身体を震わせ、抱くと『ウウゥ―』と、痛みのためなのか、悲鳴をあげました。 写真は、点滴でちょっと元気になったモネちゃんです。
実は、お父さんはその日の昼間に、家の生垣の薔薇に虫がつかないように、噴霧器で薬剤をまいたのでした。 その後、お父さんはそのまま着替えをせずに部屋に戻り、モネちゃんのモフモフを撫でたり抱っこしたり、したそうです。 続きはこちらに書かせていただきました。↓ maidonanews.jp/article/133583…
猫にアロマはあかんよね〜 という理由が理解出来ていれば、香り長持ち柔軟剤がもっとあかんことは明確です。応用編です。 アロマ→ほぼ人工香料→分解しにくい揮発性有機化合物 24時間365日この物資が部屋空間に漂えば、イソシアネート等の単語を知らずとも、体に悪影響なのは明確です。
高齢でこれまでとても元気であった猫が突然、昼間でもクリクリの黒目になり物にぶつかる… 典型的な高血圧性網膜症です。高血圧により眼球内の細い血管が壊れ、目が見えなくなり光を感じなくなり、瞳孔が開きっぱなしになります。 高齢猫は、血圧測定を! チロちゃんは収縮期血圧が270mmHgでした。
#香料 は、天然であろうが合成であろうが、揮発性有機化合物です。 これらの中には、アレルギーの原因になるもの、喘息を引き起こすもの、神経障害を引き起こすもの、体内のホルモン作用を狂わせてしまうもの、発ガン性の有るもの、などがあります。 この香料の負の側面は、CMでは教えてくれません。
これこれ! 犬猫の飼い主さんが、何故かこのジョイントマットを床に敷き詰めることが多く… このマットの端を食べて、腸に詰まる事故が多発! 先日も幼いスコちゃんが吐きまくり、内視鏡で取り出した異物はコレでした。 化学繊維は避けて、綿やウールのタオルや毛布を敷いてあげてくださいね。
多くの人が、匂いには形や重さががあるとは思いません。でも匂いには形があり重さがある微小な粒です。気温が下がれば液体になります。 多くの生物が呼吸をするとき、匂いの粒は肺に入り血流に乗って全身へ運ばれます。 さらに、猫では体表に付着した匂いの粒を舐め取り、消化管に取り込みます。#香害
猫に限らず、人間も犬も、血液中に入った化学物質は主に肝臓で代謝されます。化学物質とは、柔軟剤に含まれる香料、洗剤に含まれるマイクロカプセル、フードに含まれる防腐剤、などなどです。 代謝されて水に溶けやすくなればオシッコから出せますが、そうでない場合は体内の脂肪などに蓄積されます。