トム君はある日、突然涙と鼻水とヨダレ、クシャミが止まらなくなりました。 顔がグチャグチャで、気にして前肢で擦り、今度は前肢がグチャグチャなので舐めまくり、親指の毛が抜けて真っ赤でした。 お部屋に蒸散させたアロマや柔軟剤に反応したようでした。
犬猫の身体に付いているということです。飼い主さんの身体にも付いています。 犬猫は身体を舐めますから、その化学物質・マイクロカプセルを毎日せっせと食べていることになり、一部は鼻からも、体内に入り続けるのです。 これらの中には、発がん性や内分泌撹乱作用の認められているものもあります。
ペール三毛のスキュラが、キャットドックに来られました。実は3年前に生死をさまよい、以来定期的に病院に。 あの日、お母さんが洗浄スプレーでお風呂を掃除する様子を見学したばっかりに、急性の呼吸器・循環器障害に陥りました(2枚目写真)。 原因は、塩素系洗浄剤です!気をつけてくださいね!
そもそも、それらは除菌剤なので、動物の体内には入れば、お腹の中に住む大切な腸内細菌も殺してしまいます。健康に良いことをするとは思えません。 そんなに洗剤臭がするかなぁと思われた方…嗅覚は、ずっと嗅っていると慣れてしまい、そのにおいを感じなくなるのです。これは、"順応"といいます。
鼻腔がんの猫が続いています。 残念ですが、ひとたび鼻腔がんに罹れば、治すこともQOLを上げることも困難。 発生原因は不明ですが、イマドキ猫砂が一因ではと私は推測しています。毎日何度も入るおトイレ…ときに砂のにおいを嗅ぎ、掻いて微粒子を巻き上げる。猫砂成分をチェックしてみてください。
猫に1日2回、ドライフードのみを与えている場合 猫はその度、水分が10%しかない乾いた食物をドカ食いすることになり、一時的に脱水になるといいます。 猫は本来、水分たっぷりのネズミをちょいちょい食いです。犬と異なり、胃は小さくドカ食いには不向きです。 1日数回給餌 or 置き餌がおすすめです
犬に牛のヒヅメや硬ーいオヤツを与えないでください! 歯の健康には全く逆効果です。写真のように、奥歯が縦割れして露髄(ろずい…神経や血管がむき出しになること)します。 私の獣医師生活で、このような症例にはかなりの頻度で出会います。また今日も来ました…
ミノキシジルを使っているおとーさん達は、猫チャン触るの禁止! 猫を飼っているのであれば、ハゲは我慢してください! 成分のミノキシジルは、心臓に負荷をかけてしまいます。猫は、薬物の代謝能力が人間よりも弱く、体に付着したものは舐めてしまい、症状が重く出ることがあります。
咳が頻回出るようになった14歳の白猫 消臭剤、芳香剤、イマドキの合成洗剤や柔軟剤を使わないように カーテン、絨毯、寝具は綿やウール素材に、難燃処理や抗菌・消臭・防ダニ加工のされてないものに とお話ししたところ ラグマットを、化学繊維から綿素材に変えてくださって、咳がおさまったそう。
洗濯にイマドキの合成洗剤と柔軟剤を使っておられた飼い主さん 私のSNSをご覧になり、せっけんに替えた! これまでタオルがすぐに臭くなり、部屋干し臭に悩まされていたけど、せっけんだと全く臭わない!と驚いておられた。 替えてくださってありがとう😭飼い猫チャンに代わってお礼申しあげます!
いま室内の猫たちの健康被害が拡大しています! 香害は猫の命に関わります!
昔飼っていて亡くなった猫は、戻ってくるという都市伝説がありますが… とても可愛がっていた白黒猫が亡くなってから、およそ7年の歳月が流れた頃、 同じ柄の子猫が突如家の前に現れたという方が来院されました。 やっぱりあるんやなぁ…こんなこと。 初めて会う私にはかなり警戒しています。
犬猫の #香害 動物病院で働く獣医師の専門誌 『CLINIC NOTE』に、香り長持ち柔軟剤、強力消臭や除菌を謳ったスプレー、近年家庭で頻繁に使われるようになった塩素系洗浄剤による、犬猫の健康被害を報告いたしました。症例提供、イラスト提供をはじめ、ご協力してくださいました皆様に深謝いたします。
柔軟剤や洗濯洗剤に入っている人工香料は 例えばそれで洗った衣類に人が近づいただけで鞄や服などに香料が付いて洗っても取れないのですよ。 ということは、毎日使っている人の肺や眼や皮膚にもこびりついて取れないと考えてOKです。 おまけにマイクロカプセルも吸い込んで体内に蓄積されますよね。
柔軟剤臭の猫チャン 肝酵素値が高かったため、柔軟剤やめてみては?とお話しすると飼い主さん曰く 柔軟剤使ってなかったんやけど、去年ウチに(息子の)お嫁さんが来たから、ちょっと良い香りさせようと思って…と。 え〜‼️ これから赤ちゃんを…という方は特にフレグランスフリーにしないとです‼️
ツバメの巣を壊す人には、ツバメがただの糞製造機にしかみえないのでしょう。 それは理解できます。ただ、地球上の生物は皆、地球の健康のために役立っています。ツバメは夏の虫が異常に増えすぎないように、数を調整しています。ツバメがいなくなったらどうなるのか?結局は人間に跳ね返って来ます。
飢えと寒さで弱っている子猫を保護したとき 食べ物を欲しいがままに与えてはなりません。少しずつ、少しずつ…与えてください。その前に子猫を温めて! 飢餓状態にある動物が急に栄養をとると『リフィーティング症候群』という状態になり、数時間〜数日経ってから亡くなってしまう可能性があります。
犬猫のオヤツ〜鶏胸肉チップス ⑴ 鶏胸肉を約3cmのサイコロ状に切る ⑵ 鍋でかぶるくらいの水を沸かし、鶏胸肉を5分ボイル ⑶ ザルにとり、薄くスライス ⑷ 約100度で乾燥するまで加熱し、水分をとばす 低温でじっくり調理することで、栄養は壊さず旨味が引き出されます!人はマヨって食べよう!
飼い主さんも犬も、ものすごいファ◯臭がする患者さん。 なんにでもシュッシュするそうです。咳が止まらないとのことで受診され…ステロイドが処方されました。 私の心の声『あ"ー違います!ステロイドの前にまず、ファ◯をやめないと!ファ◯の健康被害について勉強をしましょう!』 #香害 #消臭剤
近年、猫の甲状腺機能亢進症が増え、その主な原因が明らかになってきました。  部屋にあるカーテンやソファ…たとえ天然素材を含む布で出来ていても、そこに難燃剤が添加されていれば、それがハウスダストに入り、猫の体内に入り、長い時間をかけて甲状腺の機能を狂わせるまでになります。
生後4カ月齢のときある動物病院で心不全を指摘され、8年間に渡り薬を飲んでいた犬が飼い主さんの引越に伴い、別の動物病院に来院。 獣医循環器認定医が診察した結果、心臓に異常は見当たらず、服薬を中止したところ、元気になりました。 一生に関わる病気と診断された場合は是非セカンドオピニオンを!
これらの化学物質は腸内フローラのバランスを乱す可能性があります。 「抗菌」洗剤ですから。 近年、炎症性腸疾患や慢性下痢の方が増えていることと無関係ではないと考えます。 さらに人工香料は、環境中で分解されにくく、回り回って生物濃縮して母乳からも検出されています。
ペットフードの酸化防止剤に使われるBHA、BHTは、発ガン性や内分泌かく乱性が騒がれて、使用するメーカーが減りました。 飼い主さんも、使用していたR社に苦情の電話を入れたそうです。 でも、ご自身の身体を洗うボディソープやイマドキの洗濯洗剤にもきっちり入っています。 お気をつけください。
12歳プードル 子犬の頃から お腹がゴロゴロして下痢嘔吐を繰り返す時に痙攣発作 尿に結晶が混じる で 夜間救急動物病院に行ったことも何度か… 2年前より食事を全て手作りにして、洗濯洗剤も石けんに替え 今では全く病院に用事がなくなってしまって寂しいけれど、ホントによかったです!#香害は公害
プロパンガスの分子量は44 だから漏れると床に近い空間から埋まっていく 香料は複雑な分子構造を持つため分子量は大きく、空気よりはるかに重い…つまり、香りをお部屋に振り撒くと床に近い空間にたまり 床に近いところで生活する犬猫は、常にその香料を吸っていることになる