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ユーゴ、イラクで米軍が犯した民間人数十万の殺戮を看過し、裁かずにいた"国際社会"が、ウクライナの主張するロ軍撤退時の犠牲者を「どう裁くか」と周章狼狽している。人間の命の軽重は肌の色では変わらない。民族の道義を忘れ「アングロサクソンについていけば百年安泰」と宣った親米保守の罪も重い。
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岸田政権の支持率が、また下がっている。内閣改造をして支持率が下がったのは珍しい。聞く政治を建前にしたが、誰の声を聞いているかが問題なのだ。対米提灯持ちになってしまっている。来年のG7広島開催に囚われ過ぎて、自主独立外交ができていない。国葬弔問外交の失敗と支持率はリンクしている。
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岸田首相がウクライナ訪問。G7の首脳の中で同首相だけが訪問していないことから、相当のプレッシャーを受けてのウ入りだ。わが国の建国の理念である総調和とは大きく掛け離れた、平和の使者でなく、単なるG7議長としてのパフォーマンスに過ぎない。日本も益々、従米無機質な国に成り下がっていった。
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3.11の時にも古くからある高台の神社や石碑の位置で洪水がピタリと止まった、という話があったが、ハザードマップにも使われるこうした先祖伝来の知恵は、決して侮れるものではない。まさに知恵の伝承が失われつつある事が、今回の図書室水没のように、不要な被害を増やしてしまう主因ではないのか。
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日米貿易協定は、日本の経済主権とくに農業、食料に打撃を与える。農産品の関税率を下げ、米国食品が日本市場に出回るが、農薬基準の甘い食品や遺伝子組み換え、ゲノム編集などは、明らかに「食の安全」を脅かす。安倍政権の自国農業軽視は、食料安保を切り崩す売国政策。食料自給率低下は亡国を呼ぶ。
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安倍首相は、令和2年の年頭所感で「我が国の美しいの海、領土、領空はしっかり守る」と意気込みを示した。この決意は良し。そうであれば、少なくとも東京の空の半分を支配する横田米軍管制を見直すため、日米地位協定改定の交渉をすべきだ。「10歳の頃五輪を見て感動」とも語っている。自立の日本を。
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米国の黒人差別は、ストウ夫人の「アンクル・トムの小屋」時代から、南北戦争を経ても今でもそう変わらない。その部分をリアルにルボルタージュした名著が本多勝一氏の「アメリカ合州国」(朝日文庫」だ。南京問題で売国奴呼ばわりされている氏だが、何でも読まなければ批評出来ん。是々非々の所以だ。
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また白昼に首相が襲われる事件が起きた。24歳の青年の動機はわからないが、岸田政権の綺麗事に不満があるのだろうか。「テロ反対、民主主義を守れ」と叫ばれるが、それらのルールで救われない困窮者が存在することも事実だ。対米ご機嫌取り、新自由主義の保身政治家は襟を正し、日本に回帰するべきだ。
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自民党の二階元幹事長が「国葬やらなかったらバカだよ」と公に語ったという。そうだろうな。ここまでぶち上げてしまったのだから「進むしかないだろう」というのが本音だろう。岸田首相の点数稼ぎのバカさ加減を分かっていながら、敢えて「やんなかったらバカだよ」と公に「バカ」とまで皮肉っている。
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バイデン大統領はなぜロシアに停戦を呼び掛けないのか。"国際社会の責任あるリーダー"が声を上げないのは、停戦されては困る事情があるからではないか。11月の中間選挙を有利にするためには、親族絡みのウクライナ疑獄が吹き出るのを抑えなければいけないのだろう。巻き添えを食う庶民はいい迷惑だ。
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ブチャでの遺体の白い布は、ロシア歓迎の印と言われ、ロ軍撤退後、ウクライナ過激部隊がロシア歓迎住民を「裏切者」として殺戮し、他の場所から持ってきたとの証言も浮上。反ロプロパガンダの可能性が伝えらている。NYTには、架空の衛星写真をイラクで大量破壊兵器の"証拠"と報じたでっち上げがある。
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何から何まで杜撰な中曽根氏葬儀。国費負担も、弔旗掲揚の要請も参考にとはいえ、神嘗祭との同日開催を止める自民党議員はいなかったのか。「閣議決定だから仕方ない、時間がない」ではなく、苟も保守政党を名乗るなら、せめて神宮のある三重県では弔旗の要請をとり下げる程度の配慮をしてはどうか。
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菅政権の組閣人事。いぶし銀の実力派を選び「国民の為に仕事する内閣」等とキャチフレーズで、メディアの御祝儀報道も続く。しかし忘れてならないのは、新官房長官の加藤勝信氏の厚労相としてのコロナ対策発言。「発熱四日間は、国民の誤解」と発言を二転三転し責任を放棄。「善管注意義務違反事」だ。
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理不尽、差別などの社会矛盾に目覚め、これを是正しようとの動機から活動に携わるのるは、どんな思想、宗教であれ敬意を表したい。だが、醜悪なのはそれらを利用するのおためごがしだ。自己を大きく見せるため、 ウソを付くことだ。不実だ。これは思想の問題でなく人間資質の問題。
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文通費と同じで、使い道を明かさなくていいのが「政策活動費」だ。何と自由に使えるため、「政治家の掴み金」と呼ばれている。維新は当初「政治資金の透明性」を求めていたが、約4千5百万円の政策活動費が支給され、党幹部が使用。透明性についても「難しい」だと。これって「身を切る改革」なのか。
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自民総裁三候補のキャラを田中眞紀子女史が比喩でバッサリ。曰く。菅氏は「安倍家の生ゴミに蓋をする係員」岸田氏は「冷凍庫に入れた透明人間。出たら溶けて何もない」石破氏は「いつまでもネチネチ噛みきれない納豆もち」と評する。最も御仁対しても「便所に群がる糞バエだ」と長い知人は本質を衝く。
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小選挙区制導入時から危惧されていたことではあるが、それにしても最近は政治家の小者化が酷過ぎる。細々した小さい「敵」を叩くだけで、天下国家の根幹に関わるような動きがまるでない。日本の主権回復、日米地位協定改定、建国記念政府主催提起など、本質に迫る大きな仕事をする者はいないのか。
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自民党圧勝の空気が流れた参院選だが、改めて指摘したいのは新自由主義政策の弊害だ。歴代政権が進める規制緩和「官から民へ」で、通信、鉄道、郵政が民営化されたが、インフラは元来国民の共同財産だ。特に外資が参入するのは安全保障上の問題がある。通信、鉄道、郵政は公営に戻すべきではないか?
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卑しくも保守を標榜するなら祖国の風土・歴史に根ざした共同体にどう寄り添い、維持・発展させるべきか真摯に考え続けるべきで、内輪ノリでサヨクや韓国の悪口を言って済む安直な思想ではない。共同体破壊のグローバリズムの尖兵になってどうする。杉田議員よいい機会だから堂々と自身の家族観を語れ。
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米軍の駐留がなぜ継続されるのか。日米安保が一応根拠とされるが、もっともらしく着飾る建前に過ぎない。米国は自らの世界戦略として駐留しているのだ。それ以上でもそれ以下でもない。わが国は真の主権を行使できぬまま、陸も海も空も奪われている。この国辱をほったらかしたままで保守も愛国もない。
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わが国がウクライナのゼレンスキー大統領から学ぶ教訓は多い。氏は米軍需産業と結託して私腹を肥やし、国内の殺戮を伴うヘイトクライムを放置し、兄弟国であるべき隣国を挑発し、結果として多くの国民の命を喪い国を亡ぼそうとしている。西側メディアの寵児となろうが、四海同胞の思想の人物ではない。
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平成20年、当時のブッシュ大統領が訪韓の手土産として米地名委員会に竹島を韓国領と記載するよう指示。(2008/07/31産経新聞に記事)当時の町村官房長官はそれに対し、抗議一つしなかったという。つまり米国に忖度して領土主張をスルー。対米従属とはこういう屈辱も甘受しなければならない事態なのだ。
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菅総理の支持率が降下。ワクチン接種が速やかに進んでいない事や緊急事態再延長も含め、政権運営が上手くいっていない。完全に「敗戦処理内閣」だが、コロナ対策の初動が悪くズルズルと引っ張ってきた責任は安倍政権にある。アベノマスク等と得意がってたが、結局、体調を理由に途中で逃げ出したのだ。
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本日、バイデン米大統領が来日。日米首脳会談やQuad首脳会談が開催される。ウクライナ情勢を受けて「日米同盟の深化」が強調されるだろうが、実際は「対米従属の深化」の確認である。わが国の義を犠牲にしてまで「対米追従」に貢献する理由はない。インドの様に独立国の気概を積む努力をすべきだ。
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都民代表として職責を全うする筈の元都民ファ・木下富美子都議が、未だ辞職もしないばかりか臨時議会には欠席。雲隠れ状態を続けている。さらに有権者への説明も一切なく頬被りだ。それでも月132万円が支給されている。仕事もせず税金を貪っているのだ。都民ファ特別顧問の知事は責任を感じないのか。