すずもと(@aruto250)さんの人気ツイート(いいね順)

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「自分で自分の機嫌を取る」ことへの批判もあらかた出尽くしたけど、やはり「自分の機嫌を取る」ことが知る人ぞ知るコツであるうちはよくても、それを一律教育で教えよう、基本マナーにしよう、となると、これは圧倒的にストレスをかける側、人間を使役する側に有利な社会になってしまうのだよな。
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@mikapask 「なんだか元気がないな…仕事が足りてないのかも知れないな」
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またしばしば言われる「平民は近代まで姓などなかったのだから伝統などない」みたいな話も、当時は転居というものが少なく(奉公に出ても基本的には戻ってきた)、人間は土地に密着して生きていたということを合わせて考えないといけないと思うのだよな。土地そのものが姓と同等の機能を果たしていた。
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また「自分の子を妊娠せず他人に任せているのは、本当に大変で辛かった」という発言に至っては、心配になる気持ち自体は分かるけれども字面のパワーがあまりにも強すぎる。しかしVERYの例の対談といい、セレブリティとその取り巻きは人間の欲望の形を実に分かりやすくディスプレイしてくれるものだな。
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こういうことは皇道派の青年将校みたいなのであまり言いたくないけど、内親王の結婚問題なんて「リベラルで開かれた皇室」をやってきた当然の結果というか、むしろ「成果」とでも言うものですよね。リベラルな皇室は伝統の自重に耐えられない。リベラルを続けるなら皇室の消滅は時間の問題でしょう。
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「好ましくないタイプの女性が代理母を希望するようになってしまうということを避けたい」なども、それこそ実在する女性を妊娠出産する道具扱いに他ならないように思うのだが、女性が女性に対して行う限りは無罪なのだろうな。もし男性がこのような言動をしたならば…などと考えるだけで恐ろしい。
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「毎回トイレに呼び出されて性行為に応じるのが本人の自由意志なものか」という意見を見たが、続く「好きな相手から搾取されているモヤモヤを持ちながら肉体関係を続けてる女性は多いはず」という意見を見て納得した。確かにこういう話はよく見るが、それを強制と感じる人に自由意志など持てまいよ…。
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いま読んでいる本で解説されているヒヒの生態が興味深い。ボスのオスは数頭のメスとその子供たちを従えており個別のメスには威嚇で行動を制限できるが、メスはそれが気に入らなければ団結して反抗し、そうなればボスも引き下がる他ないのだと。まあここまでは別段驚きはないのだが問題はボスの交代だ。
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「新自由主義への対抗策として登場したベーシックインカム」という文字列を目撃して目眩がした。 あれは「死なない程度の金はくれてやるから能無しはもう我々の目につくところに出てこないでそのまま人生を終えてくれ」という、「無能への手切れ金」とでもいうべき典型的なネオリベ政策ですよ。
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京アニ事件というやつ、個人的には「人間の価値」というものの差を思い知らされる事件だったのだけど、事件を評価するにあたり誰に同情するかという点において有無を言わさない絶対的な正義があり、特にクリエイターは、その正義でない方への同情を描き得まいという諦めみたいなものを抱いてしまう。
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婚姻制度は何のためにあるのか、結婚がなぜめでたいことなのか、なぜ婚姻によって特別扱いが受けられるのかと言えば、あくまで「次の世代を生産し、社会(共同体)の繁栄に繋がるから」が基本にあるだろう。だから婚姻の条件の中に「愛し合っていること」が含まれていないのだ。愛と婚姻は別の問題だ。
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例えば脳に電極を刺さなくてもヘッドギアみたいな装置で同様の「治療」ができるようになったとして、その装置を付けた状態で(装置がなければ鬱になってしまうような質や量の)労働に従事することが当然な世の中が来るだろうか。この装置で競争に有利になるならみな装着してしまうのではないか。
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眼鏡であったりLGBTの話でよくある、「日本ではとっくにそんな問題を乗り越えている」という点が全く評価されないという話、やはり「眼鏡は醜い」「セクシャルの異常は不道徳」という「前提」が共有されていないから評価の対象外になってしまうのだろうな。価値観を共有する仲間と見なされていない。
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不妊に悩む女性に「子を産みたいという意識から降りればいいんですよ。降りたら『子供いないけど、まあ自分って幸せだな』と思えるようになるんですよ。それが『降りる』ってことです」と言い放つのは恐ろしく無神経だと思うが、異性のパートナーを求める男性には同等の言葉が軽々しく投げつけられる。
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話がそれた。ともかく夫婦別姓については、どうにも「自分と夫/妻」「自分と子供」「自分と親」という、「いま・ここ」の視点でしか考えていない議論があまりにも多いと感じる。そういう視点の「多様性」は、導入直後の世代の人生こそ華やかにするだろうが、文化の多様性は失われていくだろうと思う。
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「ポリコレアフロ」こと整くん、性欲が除去された男性というか、女性を喜ばせるための「男性の形状と立場を具えた男でない何か」というある種の性具のような存在だけど、これつまり男女を反転すると所謂「チョロイン」とか、主人公をガンガン構ってくる性的シグナル満載の女性キャラクターなのだな。
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富野由悠季が働くようになってから半分ほど読んだ本を、宮崎駿は「大学時代から堀田善衛氏の本を読んでいて、アニメ作家になってからはその人とも付き合いがあったようです」という。自分がようやく最近読みかけた本をとっくに読んでいる。それどころか作者と付き合いさえある。この覆しがたい差よ。
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「男性はぶつかってくる」という話については、「私のことを避けようとする努力が不十分だった」ことを「(未必の故意であることに確信をもって)わざとぶつかってきた」と認識してしまうケースが絶望的に多いだろうことが明らかになってしまったなあ。
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経営者の一族で会社役員の子供という宮崎駿に対し、富野由悠季も父親は戦時中に与圧服の開発をしていたということでインテリの家に生まれた身分なわけで、このあたりは最近話題になった「地方出身の東大生の嘆き」みたいな話なのだろう。まあどちらも自分から見れば雲の上の話ではあるけれど。
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「91年生まれ大反省会」とやら、自分の嫌っている思想をあえて背負ってからの「反省という態度」という自罰をアピールして点数稼ぎ、「私はこちら側の人間です」というシグナリングが大変に見苦しいな。そうやって「先生からのお引き立て」を期待するあたり、いつまで「教室の生徒」をやっているのか。
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高等教育が少子化を招くという話、「教育されることで女性が賢くなって子供を産むという愚かな行為をしなくなる」というよりは「(男女ともに)教育を受けるほどに子供を持つという行為が相対的に愚かな(コスパの悪い)行為・不道徳な行為に思えてくる」といったところだと思っている。
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日本の女性アイドルグループが「幼さ」を押し出していることは否定しないけど、韓国のガールズグループは「健全な美しさや強さをしっかり打ち出せてる」だそうだけど、あんなに整形している顔に「健全な美しさ」というのは無理がある。単に「強そうな女」に見えるから好感を持っているだけでは。 twitter.com/PNxnCEyH6dFVnM…
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経団連のこの提言「個人の学習履歴をEdTechを用いて記録し、企業などが活用できるようになれば、企業は自らが求める人材を採用しやすくなり」とある。こんなものを参照すれば生育歴も家庭環境も発達特性も出身階層も透けて見えるうえ、内申書が一生ついて回るということだぞ。 keidanren.or.jp/policy/2020/02…
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牝馬が仰向けに股を開いている写真に対して「青少年も見ているのだから通報した」「馬にも基本的馬権がある」という発言が出るのはすごい。女性であることをキーにした共感(または萌え画嫌悪と同種の男性の性的目線への嫌悪感)は、ヒトという種を超えて少なくとも哺乳類にまで適用されてしまうのだな。
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シン・エヴァンゲリオンを観たけれど、この内容なら十年遅い、いや十五年遅いよ!伴侶を見つけて結婚しろ、子供を作れ、現実を大事にしろというメッセージならファンが30歳くらいまでのうちに伝えなきゃ。今頃そんなメッセージをお出しされてもファンは取り返しのつく年齢を過ぎてしまっている。