526
藤丸立香以外の
マシュ含む職員が幽霊を見た
部屋の前、キッチン
皆同じ姿を見てるらしい
「不思議だね」
「はい、特徴も一致してます
…背は160センチ位で、痩せ型
白髪まじりの黒髪 右頬に黒子があり服は灰色のセーター…」
「うわああ!」
「先輩!?」
「母さん!母さんだ!母さんなんだ!!!」
527
どこかの四次聖杯戦争
切嗣がアサシンを召喚
「ええ目やねぇ、うち、根こそぎなら得意や」
雁夜はアサシンと因縁のバーサーカーを
「マスターはおろか子供を蟲漬けにするなど!」
蟲蔵壊滅
時臣はギルガメッシュを召喚する、筈だった
「時臣っち、そう落ち込むなよ〜なんとかなるって〜チェケラ!」
528
「プハァ!ガッツが無ければ死んでいましたな」
「びっくり!本当に身代わりだったんだね」
「拙僧が嘘をつくとでも?こんなに純真無垢な法師陰陽師ですのにヨヨヨ」
「あーごめんごめん」
(あやつらの顔見ものでしたな〜よりによってマスターの命を救ったのが拙僧とはさぞかし業腹でしょうンフフ)
529
#FGO
源頼光と酒呑童子
「うちの首取りに来たん?うふふ」
(ああ、なんと憎らしく、なんと奔放で
私もいつの日かあんな風に生きられたら)
「え、金時を知ってる?旧知の仲え?え?え?」
(私には、あの子しかいないのに!!)
530
ORT戦
やっと勝った
これで、みんなきっと帰って
「来ない…?
なんで!?勝ったら帰ってくるんじゃないの?アーラシュも、クーフーリンも、みんなデータロストのままなの!?」
「子ザメ、しっかりして!」
「エリザベート、もうあなただけしかいないよ、どうしよう…」
『藤丸六香のカルデア』
531
道満を信用してない初期マスター
「令呪を持って命ずる!ガッツ発動し皆の盾となれ!」
「令呪を持って命ずる!味方に危害を加えず敵を倒せ!」
毎回令呪を使う
ある時言われた
「藤丸君、君の令呪にそこまでの強制力は無いんだ
蘆屋道満は、自分の意思で君に従ってるんだよ」
『マスターの命ならば』
532
「いやっ何よ!私だって自由に生きたかったのよ!」
「自由に…?立香を家に閉じ込め、母を求め吐くほど泣かせ、飢えてティッシュまで食わせておいて何をおめおめと!!」
…
母親の首は鋭利な刃物で切断
日本刀と推測された
…
召喚されたバーサーカー
「よかった立香、背も伸びて
…母は嬉しいです」
533
マシュが職員を殺してしまった
藤丸を部屋に無理矢理連れ込もうとした職員を突き飛ばしたら頭を打ったのだ
「どうしましょう私、私!」
「大丈夫だ、私たちが殺した事にしてくれ!」
サーヴァントは皆庇った
「それより記録を抹消するか?最初からいない事にするとか」
他の職員は言った
『隠蔽工作』
534
「貴方程の法力を持つお方を見過ごすほど耄碌してはおりません
どうか不肖私と共に弔ってくだされ」
「承知を」
男はボロボロの着物から右肩を出した着物姿に
…
「あの男は何者だったのです?」
「お父様はな、人ならざるものと縁を結ばれ
死後も使われておった
それを救おうとされたのだ、あの方は」
535
#FGO
モルガンPUと妖精騎士杯を祝いたいのに悲壮な絵しかありませんでした
『あなたのことが大好き』
536
「平和が好きなお方でしたからなあ
魔術師共は皆殺しに、一般人はなるべく殺さず終わらせてみせますぞ
そうしたらお墓を探しましょう!きちんと戻して、お納めいたします
お母様とお父様とまた一緒に眠らせて差し上げます
だからそれまで、拙僧といてくだされ」
骨壷を持って聖杯戦争をする、道満の話
537
@_t0da_
そもそもこのカルデアはセイレムに行っていない
エクストラクラス自体が一騎もいなかったはずだ
それなのに、
そもそもここは本当にカルデアなのか?
居なくなったのはフジマルリツカだったか?
私は誰だ?
538
「帰りたいよ会いたいよ…うう」
(やはりマスターといえど辛く、親が恋しいか…そして他のサーヴァント、特にマシュ殿には悟られたくないよう)
「…よし、ありがとう、まだ頑張れる」
(虚像と分かっていても縋らないと折れそうとは、全く)
「いつでもどうぞ、あなたのサーヴァントですからな」
539
「お前はばあちゃんっ子だったもんなあ
きっとばあちゃんも天国でお前を見守っとるよ」
「ばあちゃん、皆ケンカなるから順番に旅行行くって言ってた、最初はミクトランパだって」
「み、みくとらんぱ?」
「うん」
「んでヴァルハラ見学したら冥界行って〜」
「ゔぁるはら…
母さん、なんか凄いな…」
540
サポートに道満しか置かないフレンド
「どうして?」
「うち道満しかいないんだよね!
職員みんな冷たくて、嫌で
最初に召喚出来たのが道満でさ、そしたら皆殺してくれた!今は職員もみんな式神なんだ、別に問題ないし
マシュも戦わなくていいし、サイコーだよ!」
「…そうなんだ」
『2人の楽園』
541
「彼女を助けないと!」
「来ないで!生贄連れてきたら優遇されんのに台無しよ!」
「そんなあ〜」
…
「あれ、何で酒呑童子の像が?」
「ご本尊に触るな!祟られろ!」
「祟るの?」
「祟らへん、というかうちの名つかって生贄とか、癪にさわるわあ」
「誰だ!?」
「あんたはんらの『ご本尊様』や」
542
「おぎゃあ、うぎゃあ」
「ドラコー遊ぼう!」
「ドラコー宿題見てよ!」
「ドラコーあっちいって」
「就職で悩んでて」
「好きな人ができたんだ」
「子供が出来ない」
「楽しいわ!」
「夫が死んだの…」
「…私が藤丸家最後の1人、これで絶える…ごめんねドラコー」
「何を謝る、余は幸福であった」
543
マスターが道満とコソコソ
「怪しいです…」
「悪い事企んでなきゃいいけど」
マイルームをこっそり覗く
「ここで、式神に…」
「マシュの爪…」
「ふう、これでマシュ殿のダメージはある程度式神が肩代わりいたします」
「良かった、マシュは守るばかりで守ってもらえないから
ありがとう、道満」
544
「おい!」
「ヒッ、はい、バーヴァンシーさま、えっと、その」
「うじうじウゼェなあ!」
「ハヒっ…」
「…はぁ、あんたの靴、というか脚、めちゃくちゃイケてるじゃん
近くで見たかったんだよ、それだけ」
「はぅ、いくらでも!ゴッホもあなたさまのクロッキーを描きたくて!」
『美しいもの』
545
「あー!アルジュナオルタ!」
追いかけてきた藤丸立香が叫ぶ
「おや…私はもうすぐ退去します」
「そうなの?」
「はい、そこにいるのが私を召喚したものです」
藤丸は言葉を失った
「バーサーカーの中でも私は消費魔力が大きい…耐えられなかったのです」
干からびた魔術師が、いた
『因果応報』
546
「その上その男、火車を乗っ取り観光しております」
「母は大丈夫なのですか?」
「大丈夫です、めちゃくちゃ笑っています」
「そんな男と母が何故共に地獄に?
あの母です、浮気というわけではないでしょう?」
「おそらくお父様と出会う前の因縁でしょうな、男女というよりあれは、戦友です」
547
「あはは!体が軽い!」
「魂だけですからな!そうれあちらの光の所までご案内いたします」
「どうせ道満は直前で帰るんでしょ」
「ギクっ」
「あははっ!あーもうカルデアにいた時のこと思い出す!」
「懐かしいですなあ」
……
ピーーーーーーー
動かなくなった藤丸立香の口元は、笑っていた
548
頼光とジャックは仲良し
ある戦闘
バーサーカーが狙われた
「おかあさん!」
ジャックが庇い負傷
「わかってたの
おかあさんじゃないって
おかあさんになりたいんだって
それでも
わたしたちのこと、こどもだとおもってくれて、ありが、とう」
頼光が敵に刃を向ける
「私の娘たちを、よくも!」
549
そのマスターはとある新規星5サーヴァントがどうしても欲しかった
リソースを注ぎ込んで、注ぎ込んで、やっと来てくれた!
「ありがとう!俺の召喚に応じてくれて!やっぱり呼び声がとどいたのかな?」
「…いや、なんというか、そういう座のシステムで、きた、まあ、よろしく、な」
『330連目』
550
「道満!何一緒になってケンカしてんの!」
「申し訳…」
「あんたも危ない事すなって言ってんのに!」
「…ごめん」
…
「お母様は心配なのですよ」
「お前なんで母ちゃんに尽くすわけ?惚れてんの?」
「善なる魂に、ですかな」
「…やっぱ変な奴、でも認めてやるよドーマン」
「恐悦至極にて」