251
その道満は聖杯を上限まで貰った
「行くよ道満!」
「はいマスター」
……
強敵と戦闘
マスターが重傷
道満も満身創痍
「…かつてリンボというモノがおりました
愛を知らず無様に敗北致しました
しかし拙僧は違う!マスターから多くの愛を受け取った!
負ける道理はございませぬ!」
『愛を知る獣』
252
霊能者になった藤丸立香
(悪霊が、払いますぞ)
「悪霊退散!」
「体が軽い!」
…
(生霊に取り憑かれてますな)
「生霊退散!」
「頭痛が直った!」
…
(…この方、霊ではなく内臓の病ですな)
「病院に行きなさい」
「ありがとうございます?」
…
「おかげで治りました藤丸様!」
「…よかった」
253
#FGO
オベロンの誕生
「俺を、見るな!!!!」
254
藤丸立香の葬式
住職が汗だく
(暑いのかな?)
「気に食わん、坊主燃やすか?」
「ノッブダメですよ」
「適当やったら殺そうぜ!」
「同意なの!」
(今私を殺せば式が台無しに…どうか後で殺してくだされ)
「コイツなかなかのタマじゃの」
「任せていいんじゃないかい?」
『葬式(ぐだぐだ編)』
255
駅を1人の妊婦と子供が歩く
男が猛スピードで向かいから、あわやぶつかる
その時男の喉笛が切り裂かれた
「ギャー!」
周りは大混乱
「おかあさん、こっち」
「ありがとう、何があったのかな?」
「わかんない
おかあさんとこの子、けがしたら大変
愛されて、うまれてきて」
『ジャックと藤丸立香』
256
地獄に堕ちた藤丸立香
獄卒から責苦を受けそうにな?
「口を開けろ!」
獄卒の首が、飛んだ
「以蔵さん!?」
「地獄であうとはのお!わしゃ人斬り、当然地獄におるぜよ!」
…
「火を吹く龍、虫!」
「おまんも人!特攻チェストーー!」
…
「…倒しちゃったね」
「わしゃ護衛はしくじらんからの」
257
「助けて」
呼び声が、聞こえた
「アイツが呼んでる、チッ」
今度はただの聖杯戦争のようだが、何で俺を
召喚され見えたのは
「ヒュー、ヒュー」
拘束され無理やり生かされてる変わり果てた藤丸立香
(オベロン、この世界全部壊して)
「…お前みたいなクソお人好しに世界を呪って欲しくなかった」
258
近所に不思議な家が
お婆さんと女の人の二人暮らし
車椅子に乗せてよく散歩
「お母様の介護、大変ね」
「いえ、これは私の娘です」
「!?…」
…
「血繋がってないらしい」
「嫁さんが義母の介護で精神を…」
…
でも僕知ってる
黒髪の女の人が嬉しそうにお婆さんの面倒を見てる事
『藤丸立香の母』
259
藤丸立香が死んだ
小さな女の子が喪主
「お孫さん?未成年よね?」
「お母さんです」
「えっ?」
…
「お骨はどうしますか」
「海に撒きます」
…
「おかえり立香、母なる海へ
これでずっとお母さんと一緒だ」
少女は藤丸宅近くの海へ
骨壷ごと身を投げた
その後
角を生やした人魚が出ると噂が立った
260
藤丸さんには金髪赤目のお孫さん
「娘が海外の方と結婚して」
2人で暮らしてた
ある時藤丸さんが入院
お孫さんは毎日見舞いに
学校大丈夫なのかしら?
藤丸さんが亡くなった
聞いた話、あの人結婚してない
天涯孤独だったらしい
それ以来あのお孫さんは一度も見てない
『このドラコーが看取ったぞ』
261
父から白と黒のミサンガを
「お守りだ」
学校で見つかった
「藤丸の癖に!」
「いーけないんだ!」
「没収です」
引っ張られたミサンガが千切れて
1本ずつ皆の口に入った
…
「おはよう!」
あれから学校生活は快適
でもなんか違和感が…皆人形みたい
「「「そうですとも!拙僧の傀儡ですからな」」」
262
レイシフト後、怪我を隠してると、オベロンに会った
「やぁマスター、無事に戻ったんだね!怪我はないかい?」
「…うん、ありがとうオベロ」
バコッ
顔を思い切り、殴られた
「これで無能な奴らも気づくだろうさ、見ためもばっちり怪我人だからね!
さっさと医務室に行けってんだよクソヤロウ」
263
「死ぬのが怖くなくなってきたんだよね」
マスターがいう
「だって死んだとして、どこいくかわかんないけど、冥界?地獄かな?でも皆いそうだしさ、なら怖くないかなって」
それを聞いた一部のサーヴァントは喜んだが、大半は悲しんだ
「我々がマスターをこうしたのだ
人として当然の恐れすら奪った」
264
#FGO
サロメと藤丸立香の別れ
「さようなら!
決してヨカナーンではないけど、とっても素敵なあなた」
265
#FGO
「母娘の愛」
266
#FGO
「あつい、あついよ
たすけて、たすけて、オベロン
ぼくらの、おうさま」
267
初召喚が道満
冬木のスケルトンは即死
「道満最強!道満いれば大丈夫!」
不利なクエストも皆勤賞
……
キャメロット
ガッツを使い切り血塗れの道満がガウェインと相対
「相性も悪い、勝ち目は無い
何故向かってくるのです?」
「…マスターが拙僧を信じているからです」
『最強のサーヴァント』
268
瀕死の藤丸立香
道満を喚び力尽きた
「復讐をお望みですかな!この都地獄に
「おぎゃあ」
「え」
藤丸の手には赤子
「復讐ですが、やめました」
…
「おぎゃあ」
「ミルクですな?」
「おぎゃあ」
「オムツですかな?皆目分かりませぬ
…拙僧に子守りをさせるとは、サーヴァント遣いの荒いマスターだ」
269
世界を救った藤丸立香は実験台にされた
「何故平凡な人間が」
「理由がある筈だ」
「解剖しよう」
(助けて…!)
腹を切られる
血が流れ出し、タイルを滑ると召喚陣の形に広がった
瞬間、研究員は全員化け物となった
道満が笑う
「呼び声に応え参上いたしました!
マイ、マスター」
『最高の触媒』
270
藤丸立香は結婚した
だが相手が悪かった
「殴られた、料理が口に合わなかったらしい」
「殴られた、服に皺があったらしい」
「でもいつか、変わってくれるはず」
…
「殴られない!ご飯も食べてくれる」
「優しい!心を入れ替えてくれたんだ!」
(そうです、文字通り心を入れ替えたのです、拙僧と)
271
#FGO
ヴァン•ゴッホ
「どうかわたしたちの方をみてください」
272
マシュと藤丸立香
キスはしたことないけれど互いに人工呼吸なら何度もしたことがある
ワイバーンの爪にやられ、スプリガンの攻撃で胸を打ち、ヒュドラに潰され
「ええと、キスと言われると困りますが…」
「あれをキスと数えたら失礼だよね、でも」
「「泣きながらだったからしょっぱかった」」
273
「獣のマスターとして、戦え!」
「えっえっえっマシュは?ここはどこ?戦うって何で?」
「しっかりせよ!」
「だってわかんないもん!冬木とか言うとこの奴やっと解決して
それで!オルガマリー所長が!だから何のことだかわかんないよ!
何人類悪って!ねえ!助けて!」
『新米マスター』
274
「いぞうさん」
「なんじゃ、小遣い握って」
「エウリュアレとおはなしして
おちゃかい、さそいたい、うまくはなせない」
「はあ〜〜金しまえ!行くぜよ!」
「え?」
…
「女神様〜この坊主がおまんに話あるそうじゃ、後は自分で話せ」
「えと、おちゃかい、きて」
「…いいわ」
「世話焼けるのう!」
275
女の一人暮らし、襲おうと入ったら猫に手を噛まれた
痛ぇ!起きそうだったし逃げた
…
噛まれた所が痛え
病院で抗菌薬を貰った
…
薬が効かねえ、痛え、痛え
腕まで紫色に腫れて、どうなって
…
「こないだ窓割れてたじゃん?一歩間違えたら危なかったかな?」
「拙僧がおります故ご心配なく」
『呪』