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「ワークライフバランス」的な話をTLに見かけるけど、私が6年くらいの育児&仕事生活を経て思うのは、「概念」には実体がないし、そこに意識が向くと袋小路にはまりやすいということ。あるのは、例えば、娘が風邪で保育園休んだら、今日締切の仕事にどう対応しようか?というリアルな事象だけなので。
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ポイントは、その特権性や排他性が「システム」から生み出されていること。個人としての経営陣や従業員は、志も能力も高く、友好的な人が多い。でも全体のシステムとしては「ゲート」に守られていて、外部からのノイズを排除する構造が埋め込まれている。
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有名なハーバード大の「75年」におよぶ追跡調査の結果も、40代後半になってみるとすごくよく理解できる。
「家柄、学歴、職業、家の環境、年収や老後資金の有無といったことではなく、人間の幸福度、健康と直接的に関係があったのは人間関係だったという結果になったのです」
president.jp/articles/-/455…
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育児してると、仕事的な「成果を求める」価値観と子育てはとても相性が悪いというのがよく分かる。子どもは自分が思ったようにはならないし、そもそも明確な目標なんて定義できない。どうなるか分からないけど、毎日一緒にドタバタと過ごし続ける。そこに変に意味を求めないの大事だなと。
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窮地に陥った時に人に助けを求めれば良かったのに、ということは実は想像以上に多い。でもその苦境の渦中では、人に助けを求める気力がなかったり、何より「恥ずかしい」という気持ちが行動を妨げたりする。あと、相手が気持ちよく自分を助けてくれるとも限らない。バカにするかもしれない。
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金融、そしてハイテクと経済面でアメリカの「復活」を印象づけた産業の内部構造に、この「ゲーテッドコミュニティ」的な排他性がビルトインされていて、それを株式市場が支える構造が、アメリカの分断を強化する作動原理になっているのではと感じたんですよね。
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反すうについての「2分間ルール」良さそう。
あるトピックについて2分以上考え込んでいる時に、それによって
・問題解決の方向に進んだか
・問題に対する理解が深まったか
・自責や抑うつ感が減ったか
の3つを自分に問いかける。「はい」が一つもなければそれは「反すう」の可能性あり。
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自分で実際に育児してみて、この「仕事でブレーキをかける」感覚を持つのが、育児において重要なのよく分かったんですよね。育児は病気など突発事態がすごく多いので、仕事でフル稼働しちゃうと、突発事態が起きた時にいきなり詰む。なので「バッファー」を持たせておくのがすごく重要になる。 twitter.com/nori76/status/…
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実際やると分かるけど、ワンオペって無理なんですよね、シンプルな事実として。日本は男性の育休取得にやたらと注目してるけど、そこって本丸じゃないと思う。もちろん人それぞれ仕事の事情はあるけど、両親が定時にいったん帰ることが普通のことになるといいなと思う。
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一方で、AIの「隙の無さ」に対して疲れを感じることもありそうなので、面倒くさい存在だけど、やはり人間の方がいいな、となる気もする。このあたりがどう変わっていくかは興味深い。ただ、アメリカ企業が、ビジネスでどんどん人を使わなくなることだけは間違いないと思うけど…
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「自分はダメだ」と悩み行動を回避することが、実は「失敗や恥をかくことを避けられる」「人から批判されずにすむ」といった「利得」につながっていて、それが強化され学習されてしまう。だからそれを繰り返してしまう。というのはまさに私もはまりこんでいたクセでした…
p.u-tokyo.ac.jp/shimoyama/08ka…
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悩みがちな人にとって「内省」って危険だなという思いを最近強くしている。特にネガティヴ思考が「反すう」してしまうタイプにとって。私もここ数年は育児と仕事のバランスの取り方に苦戦してて、結果として「あるべき生き方」みたいな抽象思考が復活して、結果として状況を悪化させたこと多かった。
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ハイテク産業の隆盛はトリクルダウンを起こさず、法人税は巧みに回避され、個人情報のプライバシーは蔑ろにされ、世論は極端な方向に誘導された。ハイテク産業が「スケープゴート」になってる側面もあるけど、収入が増えずクビのリスクを常に抱えた多くの米国人が怒りを感じるのも自然と思う。
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多国籍企業でグローバルに新しい仕組みを展開する時に「こんな変更聞いてない」「このやり方ではうまくいかない」という不満が多いのは日本法人。なぜなんだろうと考えた結果、やはり「日本人は仕事で自己表現したいんだ」というのが一番しっくりくる本質的な理由でした。
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仕事と育児の両立でよく語られるのは時短や効率化で、たしかにそれも大事だけど、何よりも大切なのは「余白」だと思う。稼働100%で仕事してると、子どもの病気など突発事態でいきなり詰むことになるし、いつも目一杯でやってると心の調子も崩れてくる。常に余白を残しておけるかが鍵だなと感じる。
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Facebookがいま米国内で「袋叩き」にあっているのを見ると、その直感は合っていたのかなと思う。彼等の姿勢や、そのそもそもの構造に排他性が組み込まれていて、それは「民主主義の基盤」を揺るがす。
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私が多国籍企業で働いてた時にいつも感じてたのは、「経営側は『無人』オペレーションを理想と思っているな」ということ。クラウドの進化でその方向が加速してきたけど、AIの進化によってその「理想」の追求はさらに加速しそう。彼等はますます筋肉質になるんだろうな…
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「人がAIに仕事を奪われる」未来がここ数年よく語られてきたけど、「人じゃなくてAIと仕事したい」と思う人が増えていくというのが、本質的な変化のドライバーになるかもですね…
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で、AIがそういう「下ごしらえ」の仕事のかなりの部分を担えるようになると、人はどうやって仕事に習熟していけば良いのか問題が出てきそう。一つは、若手もAIを使いこなして「知の高速道路」を駆け抜け一気にスキルアップする可能性。これは間違いなく来ると思うけど、全員そうなれるかは難しそう。
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この米国勢調査局による、1967年~2014年のアメリカの世帯収入の推移は結構インパクトがあって、上位5%, 10%の世帯は大きく増加しているけど、中央値や下位10%の世帯だと「約50年」で20%くらいしか増えてない…日本のデータも見てみたいところですが。
census.gov/library/visual…
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この部分、見落とされがちだけど、仕事で一番大切なことの一つですね。「凡事徹底」を本当にやり切るのは、実はとても難しい。
宅配寿司業界で一人勝ち「銀のさら」、創業社長が明かす秘訣は“怒らない経営”(bizSPA!フレッシュ)
#Yahooニュース
news.yahoo.co.jp/articles/fa612…
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奥さんがとてもよくできてるので絶対に見た方がいいと言ってた昨日のNHKスペシャル。ここに内容がよくまとまってます。認知機能の低下につながるとは…
デルタ株の脅威 後遺症の苦悩 最新報告 - NHKスペシャルまとめ記事 - NHKスペシャル - NHK nhk.jp/p/special/ts/2…
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「ジョブ型」「メンバーシップ型」という言葉を作った濱口氏による、いま話題になっているジョブ型議論は元の定義と全く異なるものになっているという記事。まさに仰る通り、なんでこういう誤解が生まれたのかすごく気になる。。
濱口桂一郎「「ジョブ型雇用」とは何か」 nhk.or.jp/kaisetsu-blog/…
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「喜怒哀楽こそ人間らしさだ」的な概念があるから、学校でも職場でも、教える時に怒ることも許容されてきた側面がある。でも、AIが全く怒らずに、的確に課題を指摘し、改善の方向性を示し、その習得まで丁寧に教え続けてくれるなら、人間よりそっちのほうがよいとみんななりそう。