私が外資系時代にいた間接部門は女性の方が多くて、お子さんがいる人も多かった。その時にみんなどこかで仕事に「ブレーキをかけてる」感じがしてたけど、自分が実際に育児をしてみて「ああこういうことだったのか」とリアルに理解できて、これは貴重な体験だった。
毎日ChatGPTを使ってるけど、どれも的確に整理された返事が返ってくるので頭が整理されてとても良い。それで思うのは今後の「若手」はどうすべきか問題。今までは若い頃に、上司から依頼されたことを悪戦苦闘しながらなんとかまとめて、その繰り返しでだんだん全体像が掴めるようになってた。
そして、そもそも「日本企業は」みたいな考えこそがダメなんだろうなと。任天堂はそんなこと考えてなくて、「お客さんをどうやったら楽しませられるだろうか?」だけを考え抜いてゲーム作ってきてますよね。誰かと競争するつもりもなくて、独創的であることにこだわる。その姿勢こそ見習いたい。
漠然とした不安が襲ってきて、このままで自分のキャリア大丈夫かなと悩んでしまう時、実はその感情は「来週締切の資料が終わってない」とか「苦手なAさんに話をしなくてはいけない」という身近で具体的な課題から来ていることが多かったりする。私は、ここに気づけるようになったのすごく大きかった。
イェール大学も「心理学入門」の講義(全20回)を全て見れますね。Paul Bloomのこの講義はCourseraにもあって親しみやすい内容でおすすめです。 youtube.com/playlist?list=…
架空の論文を「捏造」してしまうChatGPTに比べて、Perplexityは、論文へのリンク付きで回答くれるのでこれはかなり便利ですね。非常にありがたい。 perplexity.ai
IBMやAdobeで働いていた時も、世界の同僚達は、自然科学、情報工学、社会・人文科学、MBAなど幅広い領域で修士や博士課程を修了している人が多くて、それが単なる「箔付け」でなく、専門家としての「血肉」となっている人がたくさんいたの印象的でした。
これは口で言うのは簡単だけど、本当に難易度が高い。他人の目を意識しない人はいないし、嫉妬心だってある。自分だけこうだと思ってても社会の文脈に合わせなければ、特に仕事はうまくいかないし。私自身も明確な解はないので、走りながら考えてる感じです。
IBMの間接部門で働いていた時に印象だったのは、「定型化された仕事はすべてオフショアに移管」という明確な方針。経理から人事、マーケまであらゆる部門でその方針が徹底されてた。早速動きがあったように、今後は「定型化された仕事はすべてAIに移管」が進むだろうなと。 forbesjapan.com/articles/detai…
私が「男性育休」推進で心配なのは、上司などが「育休取れたし、このあとは思う存分働けるな!」みたいな感じになること。実際そういう相談受けたことあるし。でも、育児は長期に渡って「毎日」続くもの。その日常を前提に働くことが当たり前になる仕組みや風土作りこそ大切と思う。介護も同様かなと。
この初音ミクを使ったCMほんとに大好きで、見るたびに涙が出そうになるんですが、これ作ったのもGoogleなんですよね…世界が発見して評価してくれるのは素晴らしいことだけど、我々がそのクリエイティビティに自信を持ち、的確な言葉を与えていくのも大切と思う。 youtu.be/MGt25mv4-2Q
こういうキツさは今まで多くの女性が味わってきたんだと思うと、それを実際に体験できたことは貴重だったなとは思う。これはしんどいなと。一方で、社会的評価と自分のアイデンティティを結びつけがちな男性をここに引き込むのかなり難易度高いなと思った。みんな、なんとなくごまかすだろうと。
経産省の「未来人材」の資料が話題だけど、みんなが「日本オワコン」と言ってるデータの一つは、パーソル総合研究所が「調査モニター」1000名に各国で行った調査で、日本全体を語るようなデータではない…例えば中国、マレーシア、ベトナム、インドは「管理職の割合が5割以上」と偏りがあるし。
「なぜ自分より詳しい人に聞かないか」は、私がそうだったからよく分かるけど、人ってすぐ相手をバカにしたり、不機嫌になったり、無視したりするからなんですよね。それを「怖い」と思う人は、誰かに気軽に何かを聞くことを避ける。その課題を解いてくれそうなとこが、私がいまAIに感じてる大きな可能… twitter.com/i/web/status/1…
予想つくのは、男性にもロールモデルが必要だとか言って、仕事と育児を完璧に両立しながら成果も出してます、みたいな人がメディアに取り上げられるようになっていく。で、悩みながら育児と仕事に奮闘している人の心を折っていく。うまく両立できてない俺ダメだな、と…
MITのOCWって心理学だけでなく、コンピューターサイエンス、数学、物理学、工学、人文科学、ファイナンスなどなどものすごいボリュームで、全て無料で「実際の講義」をYouTubeで見れるんですね。。すごい時代だし、ほんと素晴らしい試み。 youtube.com/@mitocw
ホワイトカラーの仕事って煎じ詰めると「情報を収集・分析・加工して意思決定する」の果てしない繰り返しだけど、ChatGPT的なAIが仕事に入り込んでくると、この「収集・分析・加工」の部分をかなり任せられるので、人は「決めること」と「責任を引き受けること」が仕事の主体になりそう。
ノーベル賞受賞者の白川氏が、アジアでなぜ日本がノーベル賞受賞者が多いのかと聞かれて、「日本人は日本語で書かれた教科書を使い、日本語で学んでいるからではないか」と答えたのが印象に残ってる。母国語で学べて思考できるメリットはやはり大きいと私も思う。
任天堂の「開発者に訊きました」はどの記事も最高で全はたらく人に勧めたいのですが、「やわらかあたま塾」も最高だった。「親子で楽しめるゲームを作る」ということに、これだけ徹底してこだわってゲーム開発してるの、ほんといいなと思う。 nintendo.co.jp/interview/azls…
あと、ChatGPTはどんなアウトプット見せても、バカにしたり、嫌がったりしないのが実は最も画期的な気がする。将来の子どもたちは「人間に勉強見られるのイヤだ」と言う可能性高そう…ビジネスの現場もそうなるかも。「人間の上司は気分屋だしムラがありすぎて嫌です」ってみんな言いそう。
経産省パワポの、「内容」でなく「デザイン」で論争が起きてるの見ると、「パワポ禁止」して、ワードでの資料作成を命じたジョブスの言っていることは確かに的を得ているなと思う。パワポは直感的な理解を助けてくれるがゆえに、本質的な部分からみんなの目を逸らしてしまいがちなところある。… twitter.com/i/web/status/1…
たしかに「私の履歴書」の定番になってる「私は仕事ばかりで、子育ては全て妻に任せっきりだった。妻には感謝している」がいつか変わるといいですね。今の若い男性は育児にも積極的な人が増えてるし、私も楽しみにしていよう。
「イクメン」という私が大嫌いな言葉からは遠く離れた現実がここにあるんですよね。「パピートラック」を納得して受け入れられる男性はどれくらいいるのか、また、女性も含めて社会は未だに「仕事ができる男性」に高い価値と評価を与え続けているのではないのか、という。
AIの進化で「1億総マネージャー時代」が来るのは間違いなく、役職関係なく「指示を出すこと」「意思決定すること」について、意識的に訓練を積む必要が出てくると思う。ただ、これらは座学では身につかなくて、経験を積まないと勘所がつかめないのが悩ましいところで、今後の育成の論点になりそう。
その流れで何かにつけてMBA批判してますよね… “「経営陣にMBA取得者が増えすぎたのではないか」とマスク氏は指摘。「取締役会議や財務に時間を費やすよりも、製品やサービスそのものにもっと集中すべきだ」と述べた。” テスラCEO、米企業の「MBA化」を批判 jp.wsj.com/amp/articles/S…