コロナにかかった内科医(@tvnet88)さんの人気ツイート(リツイート順)

コロナ重症=人工呼吸管理(±エクモ)=全身麻酔かけてノドにチューブ突っ込んで数日ないし2週間原則は本人の回復力を待つお祈り治療です。 呼吸器のチューブや強制換気は痛くて苦しいのでぐっすり寝てもらいます。 眠りからさめてもらうのは肺炎が良くなった時のみです。 つづく
「現場がなぜコロナを恐れるのか」 ・従来のウイルスでは稀であった急性経過での呼吸不全を目の前で幾度も体感しているから ・血管炎による後遺症リスクが不明だから ・このようなウイルスである以上感染防御と隔離を徹底せざるを得ないから ・それを徹底すると他の疾患の診療に多大な影響が出るから
コロナ入院みてる医者の多くは5類にしろと言わんのに、そうじゃない医者の多くが5類にしろと言う矛盾と無知。
寝ている=痰を自分で吐けないので頻回の痰吸引処置や身体の向きをかえたりしてあげないといけません。 そもそもチューブという異物が別の細菌の感染源となりうるので、長期管理はせず通例的に多くの施設では2週間ほどを目安に気管切開(ノド切り)に切り替えて人工呼吸管理を続けます。
抗菌薬等が有効な通常の細菌性肺炎とは異なりコロナに関しては基本的には回復を待つ治療なので高齢者の成績は良くありません。また運良く回復できたとしても寝たきりが少なくとも数日間、長ければ数週間続くので筋力や認知機能低下を伴います。
感染して重症化する人も多くはタイムラグがあり、すぐ入院が必要になるわけではない。 死者数はそれ以上にずっと先に出てくる。 入院患者はすぐよくなるわけではない=ベッドが埋まりだしたら止まらない。 2年経ってもこういうことがわからない輩に限って、数字を見ましょう、とか言う。
感染経路不明、感染経路不明ていつまでこんなこと言ってるんだろう。 満員電車で広がらないって言う専門家は満員電車に乗ったことがあるのかと言いたい。 あんな換気の悪い箱で関東なら1時間通勤が当たり前、顔と顔が触れそうな距離で広がらないわけない。
普段延命は…という本人やご家族でも、コロナは何とか助けてください…という人が多い気がする。最初は比較的元気、しかも入院中面会もできない、という所が大きいんだろうなと思っています。
匿名だから言えることですが ・医師でも実際コロナ対応している医師はだいたい2,3割、他は未だに他人事で素人とかわらない知識 ・そもそも風邪をしっかり診れていた医師も同じくらいしかいない 冬でもロキソニンボルタレンフロモックス祭り こんな状況なので院内ルールをかえるだけでも物凄い労力
エビデンスはないけど診療していて感じた事: 風邪症状の中で肺炎(隠れ中等症)を示唆する一番の所見は発熱期間。7日以上はだいたい両側に肺炎あり。 風邪症状+嗅覚味覚症状はほぼコロナ陽性。ただし嗅覚味覚出るころには波は過ぎ去っていることが多い(発症から1-2週間以上経過してることが多い)↓続く
挿管の鎮静鎮痛に全身麻酔、という表現は実際あまり使いませんが、イメージしやすい表現にしてみました
これもまあ2年前から言ってるけど、普通の人にとって入院しなきゃ死ぬ状況ってのは重症なんだから、中等症Ⅱなんて言わず重症って言えばよかったんですよ。 肺炎が減った今で言えば、 要酸素投与、要カテコラミン、要緊急手術/処置なコロナ陽性発熱患者はみんな重症でいい。 分かりづらすぎる。
何が腹立つって、 医療が何かの犠牲のために優先順位を落とされるのは受け入れるとしても、「経済とのバランス」とか言うて実際本当の経済のためになってないこと。 しかも教育や保育は放ったらかし。 しっかり医療にテコ入れすればバランスも何も考えずに済むかもしれないのに。
コロナ対応が過剰なのではなく元々日本の医療が過剰。 80代90代の認知症患者に人工呼吸器繋ぎながらCVポートや胃瘻、一部の生活保護がタクシー代わりに救急車を使い、無料だからとどんな高額治療も躊躇せず選択できたり。 一方で夜間の救急は当直の名の下に40時間以上ぶっ続けで勤務医が対応してたり。
コロナじゃなさそうで実はコロナな人をどう院内に入れず見つけていくのかを病院は最も気にしているのに、 明らかにコロナっぽい人や濃厚接触者、ただの軽い鼻水や咳だけの人が各病院の外来に押し寄せてしまっている。 医療従事者の感染も現実にかなり聞こえてきています。 診療機能停止は時間の問題。
ろくに救急もコロナもみてないくせに一丁前にコロナ風邪だ過剰だとか言うてた(言うてる)医療従事者はそろそろ本場での肉体雑務係として奉公願いたい。 某元医官とか。 ドクターヘリ使わんでもそいつら掻き集めればゴミ掃除とバイタル測定と体位変換と問診と喀痰吸引くらいはできるだろうし助かります。
また1つ、また1つ、救急受入や発熱外来が閉じていく。 発熱しようが夜勤当直をこなさないと回らなかった医療現場は常に逼迫していたということ。 医療従事者が入院すればシステムそのままで回るわけがない。 公衆衛生って何のためにどんなデータとってるんだろう。 今の統計では出口なさそう。泥沼。
世間とのギャップで良く出てくるのが、「5類でどこの病院でも診れるように」ってやつだけど、 必要な「診る」というのは「入院治療ができる」ことであって「外来で処方で済む」ではない。 後者は治療しなくても勝手に治る。 で、発熱救急の入院対応ができる病院なんてのは既にほぼ受け入れしてる。
お腹の症状も要注意。特に下痢。何故か女性に多い印象。食思低下を伴っていても肺炎像はないことも多い。 CTの肺炎の影の治りといい、影の派手さといい、やっぱり年齢が一番相関。40半ば〜50代以上は健康な人でも症状長引くときは要注意。 やはり急変は発症5日後前後が多い実感。
これが大阪の現実。 30代の重症例ももはや珍しくなくなってきた。 違う病気として対策するか医療の中での優先順位を明確に宣言してくれないと待てる治療はおろか安全に出産すらできなくなってしまうのでは。   news.yahoo.co.jp/articles/0c7a3…
ツイッターでよくみかけるエボラを引き合いに出す医者のほとんどは細菌性肺炎の入院患者すら普段まともに診ていない。 だからコロナ肺炎が救急医療に与える影響と実際なんて想像できる由もない。 都合のよい拾いもののデータは大好きだけど平時から現場に出てる医者たちの発信は決して読まない。
公的な発熱外来を体育館なりを突貫工事で改造して作る、現場への手当はケチらず、各病院および医師会にもしっかり周知する。 精査や入院が必要と思われる患者は速やかに受診できるよう、公立病院を拠点に動線分けの突貫工事、そこにも医療従事者の応援要請、手当はケチらない。
煽るようですが、今回のは別の病気、まさにそんな感じです。 ワクチンが日本人にとってはリスクのほうが…とか吹聴してる医師はいつのお話だろう。 悪くなる人が10-20歳若返った印象。 救急病院の病床には限りがある、普段から別の病気で満床近いのだから新しい建物の準備はやはり必要だったのでは。
超高齢者か経済か、みたいな議論ばかりだけど、今1番逼迫してるのは小児産婦救急なんでは、とこっちは当事者ではないけど外野からみてて思うしこれって経済にとっても大事なんじゃないかと。
同じ致死率だとしても、インフルエンザは高齢者でも大体外来で帰せたけどコロナは一定割合で肺炎を起こすから中年以下でさえある程度入院管理(少なくとも酸素投与とモニタリング)が必要。これが一番の違い。 インフルエンザだってコロナと同じくらい入院が必要だったらクラスターで医療は崩壊する。