世界最北端駅までの旅行を恋人の女性にドタキャンされた女子大生が仕方なく一人で寝台列車に乗り込んだらデリカシー能力値ゼロの男と同室になって(最悪じゃん…)と思ったら実際普通に最悪で、最悪なんだけど、そうなんだけど、いつしかその旅が2人それぞれ特別な時間になっていく映画を上映します。
『エンドロールのつづき』は2月中旬上映予定です。どうぞお楽しみに。
ニューシネマパラダイスさながらですが、これは実話を基にした物語。つまりそう、その男の子が成長して撮った映画が、この映画です。全編に渡って溢れる映画への愛、郷愁溢れる監督自身の故郷グジャラート州の風景、映写技師おじさんとの心温まる友情、そして自ら餌付けされにいくおじさんが見どころ。
お父さんが厳しいせいで映画館に行ったことのなかったチャイ売りの男の子が生まれて初めて観た"映画"に恋して、料理上手なお母さんのお弁当で映写技師のおじさんを餌付けして映写室に入り浸っているうちに自分で映画を作ろうと思い立つ映画を上映します。ダメですよ、当館の映写技師に同じことしちゃ。
監督コンビの伝説のデビュー作『スイス・アーミー・マン』も上映します。一方の半券提示でもう一方の当日料金割引あり。オナラで海を渡りマルチバースで確定申告しよう! twitter.com/Sarnathhall/st…
別の可能性と今の現実を同時に祝福し、自分自身や他者や家族への愛や受容を荒唐無稽で騒々しくてスクリューボールな照れ隠しでコーティングした謎感動映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は3/3(金)公開です。ミシェル・ヨーもキー・ホイ・クァンも◎
意味わかんないと思うでしょうがちゃんとこっちも意味わかんないです。とにかくあなたはMCUより遥かにマルチバースなこの映画で呆れと感動と涙と笑いとドン引きと熱中を、あらゆる感情を、多元宇宙的に【同時に】抱くことになります。10の別ジャンルの映画を同時に脳に流し込まれるような体験をします
一般中年女性が税務署を訪れたら突如マルチバースの扉が開いて料理とかカンフーとか看板回しとかの多元宇宙に無数に存在する「今と違う人生を歩んだ別の自分の特技」を駆使してマルチバースの敵と戦うはめになりそれが家族の愛と再生とギャグと感動の物語に無限発展しつつ確定申告する映画を上映します
スイスアーミーナイフ並みに多機能な死体スイスアーミーマンを駆使して無人島を脱出するベストフレンドフォーエバーな映画『スイス・アーミー・マン』は3/17(fri)から上映です。今のはメラゾーマではない。屁だ。
ところで2016年の映画を2023年3月に上映するのはなぜか。一般中年女性におもむろにマルチバースの扉が開いちゃう大注目作『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の監督コンビのデビュー作だからです。当館ではエブエブとスイスアーミーマン【両方】上映します。ご期待ください。
無人島に漂着したポール・ダノが先に漂着した死んでたダニエル・ラドクリフの死後硬直した腕で丸太割って口から洩れる濾過水で飢えをしのいで死体の尻から出る腐敗ガスでジェットスキーしてサバイバルしながら気づけばダニエル・ラドクリフの死体と史上最高の友情で結ばれていく感動映画を上映します。
250匹をどうにか引越しさせようとする映画も上映します。 twitter.com/Sarnathhall/st…
7000人を少しでも救おうとする映画の前に、1100万人を残らず殺そうとする映画を上映します。 twitter.com/Sarnathhall/st…
アカデミー賞作品賞『スポットライト 世紀のスクープ』製作陣と主演マイケル・キートンという完璧な布陣で、完璧にはなり得ない不条理なこの世界の希望と光を描き出す『ワース 命の値段』は3/3(fri)から上映です。
独自に考案した計算式で「正しい」補償金額を算出しても、心や体に傷を負い、大切な人を失った7000人には何の説得力もない。7000等分が正解なのか。そもそも人の命に値段などつけられるのか。ベストを尽くしてなお足りず、恨まれ、憎まれ、それでも更なるベストを尽くすしかない。さあ、決断の時だ…
比喩ではなく文字通りの意味で命に値段をつける映画を上映します。"その日その場所"にいたのは稼ぐ者と貧しい者、若い者と老いた者、養う者と違う者。全員が、被害者。これは「限られた補償金を9.11テロ被害者遺族7000人にどう分配するか」という、絶対に正解のない敗者のゲームに挑んだ弁護士の実話。
『荒野の用心棒』に『ニュー・シネマ・パラダイス』に『海の上のピアニスト』に『ヘイトフル・エイト』に…忘れがたいメロディの誕生秘話と共に人生観や芸術館が語られる『モリコーネ 映画が恋した音楽家』。弟子であり友人のジュゼッペ・トルナトーレ監督が最期の5年に密着して完成させた作品です。
かつて、映画音楽というものが芸術として「下」として見られていた頃からずっと、数々の比類なきスコアで、タクトで、人の心に永遠に残る音楽を生み出し続け、音楽芸術の定義を書き換えたマエストロのドキュメンタリー映画を上映します。2020年に没したエンニオ・モリコーネ。多面に輝く人生と芸術。
ストップと言うまでイクラを掛け続けてくれるタイプのイクラ丼で179分にわたって誰一人ストップと言わなかった感じの映画『RRR』は3/10(fri)より上映です。上映時間179分ですが、恐ろしいことにこの映画、180分後におかわりしたくなる。
昨日のゴールデン・グローブ賞でも2部門ノミネート。NY映画批評家協会賞では監督賞を受賞しているので、アカデミー賞ノミネートくらいあってももう全然不思議じゃない感じですね。 全ての回とはお約束できませんが、当館1Fホールでの上映を予定しています。『RRR』浴びてください。
いまさらあれこれ説明するのも野暮ですよね。映画の"全部"が盛り込まれた映画を上映します。 RRR!!!!!!!!!! 時期はあえての3/10(fri)から。2022年度締めの一本としてどうぞ。ちなみに上映期間中の3/13にはアカデミー賞授賞式があります。ノミネート発表もまだなんですけどね、一応、ね。
「あなたがどんな詩を書いたって、日本は戦争に負ける」 萩原朔太郎の娘である萩原葉子の同名小説映画化『天上の花』は1/20(fri)より上映です。レーティングはPG12ですが女性への暴力描写がありますのでご注意ください。
萩原朔太郎の妹との実らなかった恋は時を経ても詩人の三好達治の中で消えず、戦争賛美詩で国民詩人に押し上げられてのち、朔太郎の没後に家庭を捨てて彼女と暮らし始め、その頃には彼が抱く"それ"はもう、愛と呼ぶにはおぞましく、嫉妬と呼ぶには倒錯した"ナニカ"へと変質している映画を上映します。
引退した元刑事をクリスチャン・ベール、エドガー・アラン・ポーをハリー・メリングが演じる『ほの蒼き瞳』は1/6(fri)より上映です。お楽しみに。
1830年の冬の日に陸軍士官学校で心臓がくり抜かれた変死体が発見されて、醜聞を恐れた学校幹部から内密捜査を依頼された引退刑事がひとりの士官候補生を助手に真相解明に挑む映画を上映します。この、今はまだ無名の士官候補生らしからぬ性格をした士官候補生、名をエドガー・アラン・ポーといいます。