小野ほりでい(@onoholiday)さんの人気ツイート(新しい順)

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精神的な問題が「これで改善した」というのは、普遍化することの難しい問題にその人なりに向き合った成果なので、たとえそれが疑わしいもの(宗教や自己啓発、スピリチュアルでさえ)であっても外部からは「それは良かったですね」で済ませないと、どこかで暴力的な啓蒙に踏み入ってしまうんですよね
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休業を要請しておきながら保障はしない、みたいなのは社会に責任があることで、社会に批判が行くべきだけど、そうでなくて疫病で行動が制限されること自体の責任を社会に求めてるのは社会を偉大視しすぎだと思う
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「『お母さん食堂』のどこが問題なのか」という6000字くらいの文章を書きました。家事労働が「対価の発生しない/社会に貢献しない卑しい労働」という前提が無自覚のうちに踏まれていることがある、という内容です。少しの間、全文公開しています。 note.com/onoholiday/n/n…
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2020年の間に生まれた、 (新型コロナウイルス)にまつわる「ただの風邪だ」「フェイクニュースだ」といった言説や、「まじめに働いている人」を避けて「遊んでいる人」を襲うという「公平なウイルス」像はどのようにして生まれたのか考察する記事を書きました。しばらく無料。 note.com/onoholiday/n/n…
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問題のある言動などで「失望」された人や組織がもはや改善を望めないものとして唾棄される「キャンセル・カルチャー」は有効なのか、倫理観を善と悪の二元論で管理することの是非を絡めて文章にまとめました。 ”一発アウト”の文化 キャンセル・カルチャーに未来はあるか note.com/onoholiday/n/n…
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これは最近の数度の炎上にも関わっているのですが、センシティブな内容に対して「正しく表現しろ」という攻撃的なムードが高まると、発信者にはかえって「センシティブな問題に触れるな」という見えない抑圧がかけられます。それはむしろセンシティブな問題の議論を停滞させてしまう、ということです。
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「政治の話をやめて、猫や犬の画像でも見ましょう 」という過激思想についての記事を書きました。「ポリティカル」な話題には「コレクト」に言及せよ、という法の厳罰化が「意見を言う人」と「言わない人」を分断するという内容です。しばらく無料公開しておきます。 note.com/onoholiday/n/n…
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差別を悪として象徴化すると無意識的な差別への否認が働くなど、ポリコレに「全体重を預ける」のは実はリスクが高いという記事を書きました。ものすごく長いけど読んでみてください。→ ポリコレが抱える6つの脆弱性 note.com/onoholiday/n/n…
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こないだなんかの本を読んでたら、「仏教の世界では涅槃に達すると因果応報の根拠となる善悪の所業の痕跡(カルマ)が残されなくなるので、これを逆手に取ると悟ったものは冷酷な殺戮マシーンと化すこともできる」とライフハックみたいに書いてあって、悪用されたらどうするんだと思った
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これは「思想をやめてください」という全体化から自分のイデオロギーを省くことで「あなたの言ってることは思想で、私は無思想なのであなただけが黙ってください」を恣意的に可能にする論法が作れるということで、これが「無思想」というイデオロギーを纏うことの強さなのだろうな、と思います。
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たとえば「コロナ禍なので政治思想やジェンダー論は控えて犬や猫のかわいさを語りましょう」と呼びかけは、自明にこの呼びかけ自体はなんの思想も含んでいないということになっていて、かつジェンダー論は思想なので控えてください、という差異が生まれてます。
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お気持ち表明という言葉が揶揄や皮肉のために使われてる現場を見過ぎて本来の使われ方をしてる皇族関連のニュースがめちゃくちゃ煽られてるように見える
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ネット上のいいね数やフォロワーのような「人気の定量化」によって「ニッチ」と「不人気」の区別がつかなくなったり、人や文化の背景にある文脈が省略されるようになったのではないかという記事を書きました。しばらく無料。 サブカルはどこへ消えたか note.com/onoholiday/n/n…
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「どうしてインターネットの人は喧嘩ばかりするの?」ネット上の集団は事実認識や意見ではなく共感ベースで構成されており、相手の集団の「拙い意見」を優先的に取り上げるので不毛化しやすいのではないか、という超長い記事を書きました。しばらく無料で公開しておきます。 note.com/onoholiday/n/n…
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HSP(敏感な人)という用語がブームを起こすことがなぜ危惧されているのかという記事を書きました。自分の感覚を”個性”として受け容れてしまうことのリスクがあるかもしれない、という話です。 HSPブームと”カジュアル”心理学 note.com/onoholiday/n/n…
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ネット上で「傷ついた人」の存在を認めず叩いたり茶化したりする人は、自分は強く図太い人間だという前提を作るけど実際は傷ついていたり繊細な人であることが多いという記事を書きました。しばらく無料公開しておきます。 繊細な人を叩くのはだいたい繊細な人 note.com/onoholiday/n/n…
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DV被害の相談が「大袈裟もウソも信用を失う」と突き返されたやつ、自分が「ポジティブな人」に対して感じる断絶を具現化したような話だ(ネガティブな現実の存在が認めてもらえない)
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「蔑視による優越感は自己加害的な意識の温床になり、結果的に自分を苦しめるが、その頃にはただの”感覚”になっているので自覚できない」みたいな記事を書きました。しばらく無料公開しているので読んでみてください。→ 憎悪は自分を苦しめますねって話 note.com/onoholiday/n/n…
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ヒプノシスマイク見てると、元気を出してとか言われるより謎に元気な人間を見せつけられる方が直接的に元気出るな…と思う
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これはちょっと前に書いた無思想の記事(note.com/onoholiday/n/n…)に繋がるんだけど、ものすごい自己否定感情を持っている人がそのことを自覚していないと、自分を否定しているのは他人なので他人に自分を否定することをやめてほしい、と感情が他人に委ねられた状態になってしまう
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自己肯定感は他人から貰うことはできず(もらえるのは承認なので)、貰うというよりトレーニングしてもらう、魚を持ってるのではなく魚の取り方を知っている、に近いのだけど、この話は「誰にも魚をもらえない私の気持ちが分かるのか」となって行き違うっぽい
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自己肯定感って読んで字のごとく自分を自分が肯定する能力の話なので、誰かの承認を得られるから自分は立派だということではないんだけど、承認ベースで考える人は自分の価値が無化しているので自分の肯定は無意味(たとえば自分で発行したお金のような無意味さ)という反論が出てくるんですよね
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自分で自分を肯定できないと生きることは厳しい(誰かに肯定され続けないといけないなんて…)、でもその自分で自分を肯定する能力は経済とか学力に匹敵する恐ろしい格差がある、というのが今のところの見解です。でもすごい格差があるからといって一生埋められないものではないと私は思ってます!
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加藤智大の「彼女さえいれば」もそうなんだけど、「自分が不幸で悲惨なのは彼女がいないせいだ」というのは本人が彼女がいないことに由来する悲惨だと考えているけど「女性の承認を得なければ自己肯定できない」という前提条件はそれ以上に不幸で悲惨ではないか、という視点を持てないでしょうか。
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あと、「愛は生活を豊かにしてくれる」と「愛のない生活は悲惨」というのは雲泥の差があって、前者はまず成立してる自我があってそこに他者が加わる、後者は不完全な自我を他人で補完している、なので自分が不全感を感じたら愛情対象の責任になるということが起こります。大変なことになると思います。