ここ10年ほど、年間約2300億円からほとんど増えていない科研費の十数年分ですね… 「実際の開催費用は3兆円を軽く超すことが予想され」 #基礎研究の危機 news.yahoo.co.jp/articles/cacaa…
自然科学の論文の数に加え、引用回数ベースの質でも中国が世界トップに。 読売新聞「千人計画」特集では「レベルの低い中国が科学技術の進んだ日本から人材を引き抜いている」という姿勢で繰り返し報道していますが、これが現実です。 #基礎研究の危機 に対し、幅広い支援を。www3.nhk.or.jp/news/html/2021…
論文数ランキングで中国が米国を質量で抜いたことが大きなニュースになっていますが、注目すべきは「日本だけ論文数が増えていない」「選択と集中にも関わらず、『質』ランキングでの低下が特に著しい」という日本の一人負け状況でしょう。選択と集中等の政策の影響を直視しなければ。 #基礎研究の危機
理学部と医学部両方経験して思うのは、医学研究には独創性が必要だが、医療には独創性は害だということ。 勝手な思い込みやひらめきでオリジナルの治療する医師は危ない。「オレ様」診断基準を持つ病理医も。もちろん思考停止のマニュアル化はいけないのだが、オリジナリティは研究で発揮し頂けたら。
日本発の論文数や質の低下が話題ですが、 “プリンタ印刷代と研究室の電気代だけで校費が消える” “消耗品代が捻出できず、卒業研究をまともに行うことができない” という大学の現状では当然です。交付金削減や極端な「選択と集中」政策の見直しは急務です。#基礎研究の危機 bunshun.jp/articles/-/402…
文科省が半導体研究のため9億円予算要求とのニュースをみましたが、中国は今後5年間で合計169兆円投資… 読売新聞の千人計画本では、日本が半導体のプロセス技術の先進国ということになっていましたが、現実には、台湾、韓国、米国が先行しており、日本は中国よりも下位です。ashu-chinastatistics.com/news/708876-39…
日本発の論文の量と質の低下や世界ランキングの凋落が度々ニュースになる中、「そろそろ大学への運営交付金の削減や選択と集中路線の見直しの話も出てくるかな?」と思っていたら、逆に「まだまだ改革が足りない!」と…。このロジックが繰り返される…。 #基礎研究の危機 jiji.com/sp/article?k=2…
「大学改革」が足りないのではなく、繰り返した結果、今の日本の #基礎研究の危機 がある、という認識を政治や財務省に持たせるにはどうしたら…。 “プリンタ印刷代と研究室の電気代だけで校費が消える” “消耗品代が捻出できず、卒業研究をまともに行うことができない” bunshun.jp/articles/-/402…
「稼げる大学」、記事の見出しのミスリードとばかり言えなくて、元資料を見ても #基礎研究の危機 悪化の懸念が。天文学のような「稼げない」研究は…。 “予算要求のときに必ず聞かれることがあるんですよ。『何の役に立つんだ?』って。もっとひどいのはいくらもうかる?” news24.jp/sp/articles/20…
“「中国に千人計画で技術を狙われている」と日本が警戒する中、実際に中国に流出する人材の多くが、天文学をはじめ「儲からない研究」として日本で見捨てられつつある基礎分野の研究者というのは、この上なく皮肉な状況だ” #基礎研究の危機 に対し、幅広い研究分野の支援を。news.yahoo.co.jp/byline/enokiei…
「THE」世界大学ランキング2022発表。日本は東大(36→35位)以外の大学が順位を下げ、東大への「選択と集中」の露骨な効果。全体としてはアジアの中で地盤沈下進行。 新設の10兆円ファンドもごく一部の大学への「選択と集中」の方針。 日本の研究から「厚み」消失…。 news.yahoo.co.jp/byline/kimuram…
これはビッグニュース!「光触媒」の発見者としてノーベル化学賞候補にもあがる藤嶋昭・東大特別栄誉教授(元東京理科大学長)が中国の上海理工大学へ専任移籍。 数十億円規模の巨額の予算支援かつ応用分野の有名研究者の「頭脳流出」ということで大きな話題になりそうです。mainichi.jp/articles/20210…
日本人研究者の海外流出、特に中国への異動に対し、読売新聞「千人計画」記事のように研究者個人へのバッシングを煽ることは人材流出の抑止にはならず、むしろ流出を加速させているという実態について、以前記事を書きました。#基礎研究の危機 news.yahoo.co.jp/byline/enokiei…
職ありません、職は自分で見つけなさい→中国に見つけた→売国奴→国内で頑張るか→内向き志向、けしからん(by黒川清氏)→研究やめるか→年功序列に合わない、博士は使えない… これが無理ゲーってやつか…。
ノーベル賞候補の藤嶋博士の中国移籍に続き、これもかなりインパクトのある話だと思います。中国移籍のパターンとしてよくあるのは、日本に職を得るのが難しい若手もしくは定年後のシニアですが、そのどちらでもなく、日本にポジションを持つ都立大の准教授の方が中国に…。 note.com/shigekomura/n/…
中国にいって大丈夫か?という反応がちょくちょくありますが、今のところ中国の日本人研究者の方々から「中国移籍のリスク」として聞こえてくるのは、中国政府からの強権的な指示などではなく、日本からの売国奴呼ばわりといったような中傷被害の話ばかりですね…。日本人に害を与える日本人…。 twitter.com/enodon/status/…
良記事。 ・交付金削減による大学の環境悪化 ・「選択と集中」政策の弊害 ・10兆円大学ファンドへの期待と懸念 ・海外への頭脳流出 と大学が抱える問題をほぼ網羅。こういう論調の記事が増えていくのは #基礎研究の危機 解決にとって追い風ですね。 president.jp/articles/-/500…
87歳凄い! “この日は最後のコースで学位を取得し、6回目の卒業。既に天文学分野で大学院修士課程も修了しており、「まだまだ学びたい」と博士課程進学へ意欲は盛んだ。” news.yahoo.co.jp/articles/0ce76…
こういう時だけ「日本人」にカウントすることに違和感が…。 バッシングされている中国の日本人研究者が中国籍を取得後にノーベル賞受賞した場合も急に日本人カウントするのでしょうか…。 “日本人がノーベル賞を受賞するのはアメリカ国籍を取得した人を含めて28人目” www3.nhk.or.jp/news/html/2021…
日本の科学の危機を長年報道している毎日科学部の記事はやはりしっかりしていますね。真鍋博士が米国籍であることや日本の研究環境悪化について見出しから言及。 mainichi.jp/articles/20211…
首相就任直後で水を差したくはないですが、真鍋博士のノーベル賞は大変喜ばしいことである一方、大学院卒業直後の27歳で渡米された方に「日本での研究もとに認められたことを誇りに思う」はかなり無理があるような…。 yomiuri.co.jp/politics/20211…
いまだ日本の研究機関で研究した外国出身の人がノーベル賞を受賞していないことが、日本の研究環境の問題を如実に表してますよね…。
日系アメリカ人真鍋博士のノーベル賞が話題ですが “プリンタ印刷代と研究室の電気代だけで校費が消える” “消耗品代が捻出できず、卒研をまともに行うことができない” という大学の現状では、日本国内の研究でノーベル賞は今後厳しいかも。安定的な研究費の配分が不可欠。 bunshun.jp/articles/amp/4…
元読売の知野さんの良記事。 “日本のノーベル賞ラッシュは、経済が豊かで国の研究費を元に研究者が興味に従って好きなように研究ができた「古き良き時代」の置き土産” “今、日本の多くの研究者は研究費不足や、短期で実用につながる成果を求められることに悩まされている” president.jp/articles/-/506…
自民党の甘利明幹事長の街頭演説。国立大学法人化後に交付金を削減し続けて以来、日本の大学ランキング低下が顕著ですが、残念ながら甘利幹事長にその認識はないようですね…。 “日本の大学のランクが落ちている。国の補助金を待っているだけの受け身の大学ばかりだからだ” news.yahoo.co.jp/articles/d478e…